今回は情報発信元の気象庁のページから、過去にどんな大きな台風があったのかを学んでみる。
公開情報なのだから、今の報道の奇妙さがすぐに分かる。
参考)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/ranking.html
これによると、
中心気圧のランキングは以下のとおり、
中心気圧が低い台風 (統計期間:1951年〜2019年第3号まで)
上陸時(直前)の中心気圧が低い台風
順位 台風番号 上陸時気圧(hPa) 上陸日時 上陸場所 *1
1 6118 *2 925 1961年9月16日09時過ぎ 高知県室戸岬の西
2 5915 *3 929 1959年9月26日18時頃 和歌山県潮岬の西
3 9313 930 1993年9月3日16時前 鹿児島県薩摩半島南部
4 5115 935 1951年10月14日19時頃 鹿児島県串木野市付近
5 9119 940 1991年9月27日16時過ぎ 長崎県佐世保市の南
7123 940 1971年8月29日23時半頃 鹿児島県大隅半島
6523 940 1965年9月10日08時頃 高知県安芸市付近
6420 940 1964年9月24日17時頃 鹿児島県佐多岬付近
5522 940 1955年9月29日22時頃 鹿児島県薩摩半島
5405 940 1954年8月18日02時頃 鹿児島県西部
ということが分かる。
中心気圧が低いのが問題なのだ。
ちなみに西日本豪雨に関係する平成30年の台風7号は、
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/typhoon/T1807.pdf
これは、
中心気圧 最大風速 暴風域半径 強さ
965 35 90 強い
というものだった。
台風第10号の今後の見通しについて(8月13日)
報道発表日
令和元年8月13日
https://www.jma.go.jp/jma/press/1908/13a/201908131400.html
https://www.jma.go.jp/jma/press/1908/13a/kaisetsu201908131400.pdf
超大型とか書いてある・・・
だが、台風の情報をみると、最大でも中心風速955hPa、最大風速35m なのだ。
過去の数字、940なんて程遠いということが分かる。
参考)世の中をあきらかに
https://blog.goo.ne.jp/akirakasan/e/85fdd902af2d1647cf72d4a180395d35
優しい台風12号、通過しました・・・気象庁の予報は大げさだ。オオカミ少年かあ。
2018-07-29 13:19:55 | コラム
台風12号が日本列島を東から西へと通過して、いままでのデータがないので、予測不能とかいって、
結局おおげさな予報を繰り返し、避難勧告指示を誘発した。
3年前の広島豪雨災害で、予測に反して大被害が起きたときから、気象庁はずっと大げさな予報を繰り返す。
このように、同じように感じている人は数多くいるだろう。
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