驚いた市からの指摘で訂正をしたという東京電力だが、これは、単なるミスとは思えない。
東京電力基準からすれば,実際には「異常あり」なのだが、柏崎市などに伝達するレベルの異常ではない、という認識だろう。
二枚舌が緊急時に混乱をしてしまい、市に思わず内部のペーパーを送ってしまったということだとしか考えられない。
Yahoo!より、
「柏崎刈羽の原子炉設備に異常」 東電、自治体に誤連絡
6/19(水) 13:59配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000055-asahi-soci
記事より、
・東京電力が18日夜、山形県沖地震の発生直後に柏崎刈羽原発(新潟県)の状況について地元自治体にファクスで速報した際、原子炉全7基の一部設備で「異常あり」と誤記していた
・地元・柏崎市長によると、事態に驚いた市の問い合わせで東電は誤りに気づき、訂正した
・市長は「あまりにお粗末」と19日午後、東電に抗議
・誤りがあったのは、東電が立地自治体の同市や刈羽村、新潟県などに対し、18日午後10時52分に送ったファクス。使用済み燃料プールを冷却する電源の状況を伝える項目に、全7基とも「異常あり」を示す「有」の欄に「○」がついていた。同原発は全7基が停止しており、現状では燃料プールの事故リスクが最も高い。
・桜井市長によると、このファクスを受け取った市長が驚き、市の担当課を通じて電話で問い合わせたところ、東電が誤記に気づき、15分後に「無」の欄に「○」を記入したファクスを送り直したという。
お粗末なのではなく、東京電力は柏崎原発の点検のルールについて隠ぺいをしていると考えるのが適切だろう。
そう考えなければ、このようなことが起こるはずもないからだ。
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