Yahoo!より、
「幸せじゃないから」というだけで離婚できる 英国で50年ぶり制度見直し
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト
4/9(火) 18:32
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20190409-00121694/
記事より、
・イングランドとウェールズの現行制度では裁判所で「婚姻の回復しがたい破綻」があったと認められた場合に限り、離婚が認められています(破綻主義)。
(1)不貞(2)同居を著しく困難にする行動(3)2年の遺棄(4)別居(合意がある場合は2年、ない場合は5年)――を離婚の成立条件にしています。
しかし(1)や(2)を裁判所で争うと離婚は非難合戦となり、泥沼化してしまいます。父親と母親が法廷で徹底的に争う姿を見せられた子供は心に大きな傷を負います。
このため英国は、米国と同じように配偶者に明らかな落ち度がなくても最短で申請から6カ月で離婚(無責離婚、無過失離婚)できるよう制度を変更しようとしています。
制度が改正された暁には、片一方の気持ちが離れてしまった場合、相手に明白な非がなくても簡単に離婚できるようになります
・きっかけは昨年7月の最高裁判所の判決でした。68歳のティニ・オーエンズさんは40年連れ添い、2人の子供をもうけた夫ヒューさん(80)との離婚を思い立ちました。理由は「幸せじゃない」からです。
ヒューさんは納得がいかず、離婚にも応じませんでした。最高裁は全会一致でティニさんの訴えを退けました。2015年から別居を始めたので、現行制度では離婚が成立するのに20年まで待たなければなりません。
新しい生活を始めることができないティニさんは強いショックを受けました。
・
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