公務員であれば定年まで働くのが当たり前のはずだが、国家公務員でもI種というキャリア官僚は定年前に辞める人が多かったということだ。
なぜなら批判の多かった天下りが減ったこと。年金の支払いが65歳からになったため、天下り先での就職期間が延びたことが原因。
天下りがなくなり、普通の公務員になっただけ。
そして若者が減っているという。
これでは国の行政も停滞するだろう。
Yahoo!より、
キャリア官僚、出世望めなくても…「定年まで勤務」急増
11/4(日) 5:09配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000007-asahi-pol
記事より、
・定年退職する国家公務員の割合が増えている。内閣人事局の退職手当のデータなどを元に朝日新聞が集計すると、最新の2016年度は全退職者の58%と、07年度より約20ポイント増えた。天下り禁止などで再就職しづらくなった影響とみられ、人員構成の高齢化につながっている
・16年度には、任期制の自衛官などの特殊ケースを除いた退職者約2万1千人の58%に当たる約1万2400人が定年で退職した。07年度では、退職者約3万3千人のうち定年退職は37%の約1万2千人
・勧奨退職は急減。同期より昇進が遅れてポストがなくなったキャリア官僚らが外郭団体に天下るときなどに使われ、従来10%以上を占めていたが、09年9月に天下りあっせんが本格禁止されたため
・結果、国家公務員の人員構成は高齢層にシフトしている。一般的な行政職員のうち50歳代は16年度、4万4448人と10年前の1・25倍に。一方、人件費削減などを目的とした採用抑制で、25〜34歳の若手はほぼ半減
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