kのKYBの話として、オイルダンパーの交換には2年余りかかるという見通しがわかったという。
2020年9月までかかるというのが今の見通しで、東京オリンピック2020は2020年7月24日から8月9日の間に開催。
もちろん、それに先立って行われるイベントも盛りだくさんであり、このことから小池百合子都知事がホスト役の東京オリンピック2020では耐震偽装物件があるなかでの開催ということが確実になった。
この段階の見込みなので、通常はもっと掛かるだろう。
例えば、マンションなどで住民が建て替えを望んだ場合にはより長期になる可能性が高い。
また、オリンピックの会場はオリンピック開催以前からプレイベントなどが盛りだくさんで使えなくなる可能性もある。
海外からの観光客も期待するなかで、耐震偽装物件がたくさんあるというのは日本のイメージダウンもいいところだ。
「東京アクアティクスセンター」など東京オリンピックの競技会場も耐震偽装物件であり、交換が間に合わないということであれば、代わりの会場を今から建設することになる。費用は莫大だが、その補償はKYBが負うことになるだろう。
こうした補償の話が約1000棟の物件の全てにあると考えたほうが良い。
仮に1棟について1000万円の損害賠償とすれば、100億円。単年度の利益が150億円前後のようで資本金は276億円だから払えなくはないかもしれない。
ただし、ちょっとした補償ではなく、売上、入場収入などの減や建て替えなどが出てくると桁が変わっていくるのは確実だ。
Yahoo!より、
免震データ偽装、ダンパー交換終了は再来年9月か
10/18(木) 12:02配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181018-00000021-jnn-bus_all
記事より、
・免震装置メーカーによる検査データの改ざん問題で、装置の交換が2020年9月までかかる見通し
・KYBとその子会社が免震装置などの検査データを改ざんし、全国の986件の建物に納入
・出荷した「免震ダンパー」のうち国の基準や顧客の性能基準を満たしていない疑いのあるものは、これまでに出荷した装置全体の7割を超えている
・「制振ダンパー」と「免震ダンパー」を合わせると、交換が必要な装置は1万本以上に膨らむ可能性があり、すべてを交換し終えるのは2020年9月ごろになる見通し
・KYBの装置は「東京アクアティクスセンター」など東京オリンピックの競技会場にも納入されていて、仮に問題の装置が使われていた場合には、再来年7月のオリンピックの開幕に間に合わない
ちなみに、免震建物とは一般に以下のようなイメージ。
建物を支えるアイソレーター
=積層ゴム
揺れを収めるダンパー
=オイルダンパー
という構成。
詳しくは、以外のページで。
日本免震構造協会
http://www.jssi.or.jp/menshin/m_kenchiku.html
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