本人はすでに亡くなっているので、何のメリットもない。
メリットがあるのは遺族。
主たる生計者には500万円、それ以外は250万円。
これは市町村が、災害関連死、と判断するだけで貰えるのだ。
もちろん、本心では災害関連死というよりは北海道電力が停電を起こして、そのために自ら発電機を回したということに過ぎないことは分かっている。
同じような話を北海道電力にはすでにして、ダメだという回答を北海道電力の弁護士から聞いたのだろう。
そこで、脇が甘い市町村に災害関連死で500万円をもらおうとしたということ。
今回の北海道胆振東部地震ではほとんど建物は壊れておらず、しかも、被害のなかった自宅で単に停電というだけの要素しかなかったわけで、これでは災害関連死とは言えない。
もし、災害関連死で遺族として金を取りたかったら、まず避難所に行かせるようにしなければいけなかった。
避難所に行って、体調が悪くなり、家に帰って亡くなったら災害関連死だ。
高齢で少しでも調子が悪いところがあれば、その家族は真っ先に避難所に行って数日は過ごすように促すこと。
そのことで災害関連死と認定される可能性が上がることは確実。
遺族となり災害関連死で500万円を得るための裏技なのだ。
Yahoo!より、
認められなかった「災害関連死」 発電機CO中毒 妹の無念 「停電なければ…」 北海道
10/13(土) 10:01配信 北海道ニュースUHB
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00010001-hokkaibunv-hok
記事より、
・屋内で、ガソリン式の発電機を使ったことによる一酸化炭素中毒でした。自営業だった兄は70歳
・一酸化炭素は、少量であっても血液に取り込まれると死に至ることがあり、非常に危険です。男性も室内で使うことの危険性は知っていた
・女性(CO中毒で死亡した男性の妹):「1週間も(電気が)来ないっていう報道があって、それじゃあ大変だって、どこかで情報仕入れなきゃって思ったんでしょうね。ほんの少ししか燃料は入れていなくて。短時間の間だったと思います…」
・生計を立てている人が災害で亡くなった場合、国や都道府県、市町村から計500万円の災害弔慰金が遺族に支払われます
・上富良野町 総務課基地調整・危機管理室 谷口裕二室長:「発電機を使われたのは、きっと、停電があって機械を使われたんだと思うんですけれども、ご本人の注意が少し足りなかったのかなと思われるところ。今回の災害に直接起因して亡くなられたということではない」
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