一級建築士が依頼されて、住宅メーカーに指摘をしても、
改めて床下の独自検査をしたい
と言ってくる。
そして、実質的に塞がれている通気口を
わずかな光が差し込む隙間があり、そこから換気ができている
と主張する有様。
こうした建築士に面と向かって説明されるとメーカー側は従う。損害賠償についても再度念を押しまでしないとあやふやな解決でのらりくらり逃げてしまうのだ。
悪質なメーカーの手口というのは、指摘があっても上手く話をオーナーと付けてしまって何とかごまかす。
第三者の目で真実を突きつけられても、高齢者のオーナーなどは言いくるめられてしまってお終いということになりかねないのだ。
この構図は息子などが親の家の欠陥について工務店などに訴えても同様なふざけた対応しかしないという現実がある。
建築業界は全く闇だ。
ただし、日本のオーナーの欠陥住宅の定義は厳しすぎるという話が根っこにある。
木造住宅が良いと言いながら、木の家の弱さも知らないで欠陥と工務店を断罪するようなことが度々あるからだ。
参考)
ジョブチューン★『世の中の悪いやつらを許さない!取締りGメン密着S 毎日テレビ 2018-05-19 19:00:00
Yahoo!より、
日本人は、木が嫌い? 「木育」の背景を考える
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
2013/7/28(日) 11:56
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20130728-00026814/
記事より、
・住宅を求める人にアンケートを行うと、木の家がいい、できれば国産材の家がいい、という声は今も根強い
・大地震が起きると木造は弱いと敬遠される
・太い木材は、時とともに乾燥が進むと、繊維に沿って割れる。これは木材の特性であり強度に何の問題もないのだが、木造住宅を建ててから、家中に割れる音が響くと仰天し、施工者に欠陥住宅だとかみつく建築主が少なくない
・大壁構法は、洋風住宅に向いた建て方だが、最近では和室が一室もない家が増えている。また構造材が見えないのだから、木の柱である必要は少なく、たとえば鉄骨やコンクリートでもよい
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