今度は東北電力の鉄塔だ。
宮城・東北電力の社員が鉄塔工事で数値改ざん促す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00010005-khbv-l04
記事より、
東北電力の社員が鉄塔の新設工事の際、土台の長さが基準を超えていたにもかかわらず基準内に収まるように施工会社に数値の改ざんを促していたことが分かりました。
東北電力によりますと、去年7月から8月にかけて、岩手県で行われた鉄塔の新設工事の際、土台の長さが基準を超えていたにもかかわらず、社員が基準内に収まるよう施工会社に数値の改ざんを促していた・・・
東北電力は問題発覚後、調査し、鉄塔の安全性に問題はないということです・・・
ということで、ろくに確認もしないまま安全宣言!
原因も分かっていないのだから、実際にどのような施工がされていたのか補償の限りではないだろう。
建築基準法違反か?と思うかもしれないが、これは建築基準法の対象からは除かれている電気事業法に基づき基準などが定められているもの。
今回のような鉄塔の偽装は電気事業法違反となる。
建築基準法の対象となる工作物には、
・15mを超える鉄筋コンクリート造の柱、鉄柱、木柱など
があるが、ただし、
旗ざおならびに架空電線路用ならびに電気事業者及び卸供給事業者の保安通
信設備用のものは除かれる。アマチュア無線用のアンテナ塔は含まれる。
参考)https://www.city.tsuyama.lg.jp/index.cfm/24,25543,c,html/25543/20150106-151120.pdf
それにしても、データの改ざんやごまかしという報道が連日されており、とどまる気配はない。
日本のものづくりの現場も低賃金なためによる技術者不人気、レベルの低下が著しいということだろう。
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