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神戸製鋼所が求められるだろう損害賠償の金額は未だに確定していない。
そもそも不正の影響が大きすぎて把握できていないからだ。
大雑把な数字を出すと、即、債務超過となるので出せないのだろう。
それほど、神戸製鋼所のＪＩＳ規格の取り消しやデータ改ざん、強度不足の問題の影響は広すぎるぐらい広いのだ。
Ｙａｈｏｏ!より、
神鋼、中間配当見送り＝不正発覚で業績に不透明感
10/30(月) 12:24配信　時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00000045-jij-bus_all
記事より、
神戸製鋼所が、アルミ・銅製品などの性能データ改ざん問題を受け、2017年9月中間配当を見送る方針であることが30日、分かった。不正発覚により、業績の先行きをめぐる不透明感が高まったのが理由。
18年3月期の連結業績見通しについては「未定」とする方向・・・
同社はこれまで、18年3月期に350億円の連結純利益を計上し、3期ぶりに黒字転換すると予想。中間配当は10円を予定していた・・・
川崎重工はすでに損害賠償を求めることを決めている。
その額だけでも利益は吹っ飛ぶだろう。

ちなみに、
現代より、
傾斜マンション 住民を黙らせた三井不動産の400億円補償
2016年9月21日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190173
記事より、
横浜市都筑区のマンション「パークシティＬａＬａ横浜」・・・

マンション１団地４棟７０５戸で４００億円の補償だ。
これは杭というもののために、安全率は３倍も掛かっていて問題ないものだったが、マンションオーナーからは建築基準法違反だとされ、それを横浜市も認めたことから、建築基準違法マンションに資産価値はないとして建て替えを求めたもの。
泥沼になるのを恐れた三井不動産が全面建て替えで補償をしたものだ。
マンションの補償は金がかかるのが現実。
杭と同様に、鉄骨や鉄筋が柱などに使われていたら、解体、建て替えしかないだろう。
仮に、安全性が確認されても・・・だ。その可能性も杭という基礎ではなく構造躯体の場合はかなり怪しい。
　
神戸製鋼所の社員なら退職金制度が変更されないうちに辞めるのが正解だろう。