Yahoo!より、
英高層ビル60棟、安全点検で不合格に ロンドンの火災受け
6/26(月) 13:07配信 CNN.co.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-35103315-cnn-int
記事より、
ロンドン(CNN) 英ロンドン西部の高層住宅「グレンフェルタワー」の火災を受けて英全土で行われた高層ビルの安全点検で、少なくとも60棟が不合格と診断された。英政府が25日、CNNに明らかにした。・・・
600棟の調査を実施することとしており、最初の10棟について調査をしたところ、これらの10棟が安全点検の結果、全滅だったということだ。
さらに、
警察は23日、グレンフェルタワーの火災を事件として捜査し、過失致死罪の適用も検討していることを明らかにした。同タワーの断熱材や外壁材を調べた結果、安全基準違反があったことが判明。警察は火災が瞬く間に燃え広がった原因について、建設や改修にかかわった全ての組織を捜査・・・
ということであり、外壁材は安全基準違反があったということであり、これにより燃え上がったということが考えられている。捜査が進むことで明らかになるだろう。
なお、犠牲者は79人だが、なお捜索は進んでおり、さらに死者数が増える可能性があるという。
なお、同じ趣旨の記事が以下、
Yahoo!より、
【ロンドン火災】 60棟で外装材が防火検査に不合格 25行政区の公営高層住宅
6/26(月) 12:16配信 BBC News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-40401530-bbc-int
記事では多くの問題が発覚しているようだが、
北部カムデン区では「チャルコッツ団地」5棟の検査が指示され、そのうち4棟(650戸)の住民が避難。外装材が基準に満たなかっただけでなく、ほかにも防火扉やガス管などについて複数の防火基準違反があったという。北西部ブレント区では1棟の外装材が不合格だったが、スプリンクラーなど防火設備が設置されているため、ロンドン消防庁は住民の避難は不要だと判断・・・
この判断には疑問がある。
そもそも燃えないのが当たり前の外壁材が燃える、しかし、スプリンクラーで消せばいいというのは安直すぎる。燃えやすい外壁材であれば、下階から上階への火の広がりというのは恐ろしいスピードになる。
それがスプリンクラーで消せるとはとても思えないし、リスクを伴うことは明らかだ。
また、
このほかにも、サルフォードの公営高層住宅9棟で外装材を取り外すことに・・・
さらに、
チャルコッツ団地では2006年から2009年にかけて、大規模修繕が行われた。施工業者は、2015〜2016年のグレンフェル・タワー大規模修繕を担当したのと同じ、ライドン社だった・・・
ということであり、今回の公営住宅の火災には外壁材が大きな原因となっている。
ライドン社がかかわっている外壁材の改修工事については公営住宅のみならずあらゆるものについて、再度確認をすることが賢明。
こうした外壁が使われた公営住宅について外壁の交換工事のための一時退去を拒んでいる住人もいるという。
こうした交渉が困難なのは日本もイギリスも同じということだ。
なお、出火元は冷蔵庫と言われている。
Yahoo!より、
ロンドン火災 火元は冷蔵庫 刑事責任追及へ捜査
6/23(金) 21:02配信 産経新聞
記事より、
ロンドン西部の高層住宅火災で、ロンドン警視庁は23日、火元は米家電大手ワールプールのブランド「ホットポイント」の冷凍冷蔵庫だったと発表・・・
また外壁に使われていた断熱材やタイルも、火災後の耐火性テストで安全ではないとの結果が出ており、警視庁は過失致死容疑も視野・・・
ということで、火災の原因はワールプール冷凍冷蔵庫が火元で燃え広げたのは、見た目は良いが燃えやすい外壁に原因があるというところまで調査は進んでいる。
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