2015年11月13日
カビや菌をばらまく!?加湿器フィルター掃除の仕方
前回、加湿器使用の危険性と加湿器掃除の必要性と頻度のお話ししました。
まだ見ていないというあなたは先にこちらを読んでださい。おそらくゾッとする内容を紹介しています。
≫カビや菌をばらまく!?加湿器フィルターの掃除の必要性と頻度とは?≪
では実際にどのように掃除をしたらいいのでしょうか?その具体的な方法を紹介します。
ここでまたまた登場!スーパー洗剤クエン酸です!前にクエン酸のお話をさせていただきました。
こちらもまだ読んでいないというあなたは先にこちらを読んでくださいね。
≫クエン酸で掃除はいいの?汚れが落ちる原理とは?≪
ここでサラっとおさらいをします。
クエン酸が得意な汚れとは?のお話をさせていただきました。
その中でクエン酸は水垢と湯あかが得意です。と言いました。
まさに今回の加湿器の汚れは白く残った残留物、つまり、水垢が中心の汚れですので、
クエン酸が一番掃除に適しているということになります。
加湿器の水垢、湯あかの原因は水の成分が蒸発して白く残った成分でアルカリ性の性質を持っています。
クエン酸は弱酸性ですのでお互いの反発する性質が作用し、中和することで白い汚れが落ちていくわけです。
では具体的に説明していきます。
●大きめのバケツ(加湿器のフィルターが入るくらいの)
●クエン酸
●エタノール(消毒用アルコール)
●清潔なタオル
を用意してください。
先ほど水垢中心の汚れといいましたが、
その他にもカビ菌や雑菌が繁殖している可能性がありますので、掃除では除菌も同時に行います。
クエン酸、エタノール(消毒用アルコール)は薬局で購入することができます。
もし薬局で購入ができないならばこちらにもリンクを載せておきます。
最初にフィルター、トレイ、部品の浸ける置き掃除をしていきます。
バケツに水2リットルを入れ、クエン酸を大さじ1杯入れます。
フィルターをバケツの中に浸し、30分〜2時間くらい浸け置きします。
その後、クエン酸が残らないようにしっかりと水ですすぎ洗いをして、水気を切ります。
細かい部分は歯ブラシなどでこするとよいです。
ぬるま湯(40℃以下)3リットルを用意し、その中にクエン酸20グラムを溶かします。
本体のタンクに溶かしたクエン酸のお湯を入れ一晩放置します。
その後、クエン酸が残らないようにしっかりと水ですすぎ洗いをします。
もう一つ方法があります。
同じようにタンクにクエン酸を溶かしたお湯をタンクに入れ1時間ほど通常運転します。
その後、中のお湯を全て捨て、水でしっかりとすすぎ洗いをします。
メーカーや機種によってはクエン酸洗浄モードというのがあります。
本体外側にフィルターがある場合は掃除機でホコリを吸います。
その他は固く絞った清潔なタオルで拭いていきましょう。カビが発生していた場合はエタノール(消毒用アルコール)で拭き掃除をします。
それでも取れないときは塩素系のカビ取り剤を使用します。
しかし、材質によっては変形したり、色落ちしたりしますのでエタノールやカビ取り剤を使うときは必ず説明書を確認してからにしましょう。
もし、説明書がないときはネット検索で「○○(型式)+取扱説明書」と検索すると電子取扱説明書がありますので活用してみてください。
掃除(お手入れ)をしてキレイになった加湿器ですがカビや雑菌の防止対策を紹介します。
お手入れはできたら週1回が望ましいです。
しかし、スチーム式など種類によってお手入れ頻度(サイクル)がちがいますので取扱説明書などで確してください。
タンクの水は基本的に継ぎ足し禁止です。
必ず毎日交換してください。
使わないときは、菌が繁殖しやすい状態になりますのでタンクを空にして十分乾燥させてください。
上記以外にカビや雑菌対策として間違いやすい使いかたがあります。それは、
「浄水器の水やミネラルウォーターを使うことです」
不純物も少ないキレイな水を使用するとよりクリーンなイメージですよね?
すぐ飲んだりする分はいいのですが、実はこれ間違った使いかたなんです!
昔、私は水処理関係の会社で働いていました。
水道水の水は独特なカルキ臭がするのですが、これは、水が消毒されている証拠なんです。
カルキ臭の正体は簡単にいうとプールなどで使う塩素です。
正確には「次亜塩素酸ナトリウム(じあえんそさん・なとりうむ)」といいます。
体に悪いイメージですけど安心してください。
水道水に入っている量は人体に害がない量です。
逆にカルキが入っていないと雑菌が繁殖しやすい環境になりますので、必ず水道水を使ってください。
余談になりますが、ご家庭の製氷機でも同じことが言えます。
加湿をしすぎると湿度が上がり、カビが発生しやすくなります。
壁が濡れていた場合は加湿しすぎのサインです。
室内に洗濯物を干す場合は加湿器の使用を控えることも大切です。
お部屋の快適な湿度は40〜60%を基準としてください。
湿度計がないときは100円ショップでも購入できます。
設置場所は、出口付近に置くと加湿した空気が逃げますので、部屋の中央寄りがいいです。
冷たい床に設置するとうまく加湿できないので、
高さは70cm〜1mくらいがいいです。
また、センサーが誤作動を起こす可能性がありますのでエアコンの温風が当たる場所は避けたほうがよさそうです
今回は加湿器の掃除方法(お手入れ方法)から使いかた、設置場所のお話をさせていただきました。
加湿器は季節家電の中でも一番注意が必要な家電の一つだと感じますと同時に、
乾燥した冬には必要不可欠なものであると思います。
いかがでしたか?この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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まだ見ていないというあなたは先にこちらを読んでださい。おそらくゾッとする内容を紹介しています。
≫カビや菌をばらまく!?加湿器フィルターの掃除の必要性と頻度とは?≪
では実際にどのように掃除をしたらいいのでしょうか?その具体的な方法を紹介します。
簡単にできる!クエン酸を使った加湿器フィルターの掃除方法
ここでまたまた登場!スーパー洗剤クエン酸です!前にクエン酸のお話をさせていただきました。
こちらもまだ読んでいないというあなたは先にこちらを読んでくださいね。
≫クエン酸で掃除はいいの?汚れが落ちる原理とは?≪
ここでサラっとおさらいをします。
クエン酸が得意な汚れとは?のお話をさせていただきました。
その中でクエン酸は水垢と湯あかが得意です。と言いました。
まさに今回の加湿器の汚れは白く残った残留物、つまり、水垢が中心の汚れですので、
クエン酸が一番掃除に適しているということになります。
加湿器の水垢、湯あかの原因は水の成分が蒸発して白く残った成分でアルカリ性の性質を持っています。
クエン酸は弱酸性ですのでお互いの反発する性質が作用し、中和することで白い汚れが落ちていくわけです。
では具体的に説明していきます。
用意する道具
●大きめのバケツ(加湿器のフィルターが入るくらいの)
●クエン酸
●エタノール(消毒用アルコール)
●清潔なタオル
を用意してください。
先ほど水垢中心の汚れといいましたが、
その他にもカビ菌や雑菌が繁殖している可能性がありますので、掃除では除菌も同時に行います。
クエン酸、エタノール(消毒用アルコール)は薬局で購入することができます。
もし薬局で購入ができないならばこちらにもリンクを載せておきます。
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フィルター、トレイ、部品の掃除
最初にフィルター、トレイ、部品の浸ける置き掃除をしていきます。
バケツに水2リットルを入れ、クエン酸を大さじ1杯入れます。
フィルターをバケツの中に浸し、30分〜2時間くらい浸け置きします。
その後、クエン酸が残らないようにしっかりと水ですすぎ洗いをして、水気を切ります。
細かい部分は歯ブラシなどでこするとよいです。
加湿器本体の掃除
ぬるま湯(40℃以下)3リットルを用意し、その中にクエン酸20グラムを溶かします。
本体のタンクに溶かしたクエン酸のお湯を入れ一晩放置します。
その後、クエン酸が残らないようにしっかりと水ですすぎ洗いをします。
もう一つ方法があります。
同じようにタンクにクエン酸を溶かしたお湯をタンクに入れ1時間ほど通常運転します。
その後、中のお湯を全て捨て、水でしっかりとすすぎ洗いをします。
メーカーや機種によってはクエン酸洗浄モードというのがあります。
本体外側にフィルターがある場合は掃除機でホコリを吸います。
その他は固く絞った清潔なタオルで拭いていきましょう。カビが発生していた場合はエタノール(消毒用アルコール)で拭き掃除をします。
それでも取れないときは塩素系のカビ取り剤を使用します。
しかし、材質によっては変形したり、色落ちしたりしますのでエタノールやカビ取り剤を使うときは必ず説明書を確認してからにしましょう。
もし、説明書がないときはネット検索で「○○(型式)+取扱説明書」と検索すると電子取扱説明書がありますので活用してみてください。
加湿器のカビや菌の防止対策は?
掃除(お手入れ)をしてキレイになった加湿器ですがカビや雑菌の防止対策を紹介します。
お手入れをこまめにする
タンクの水は毎日交換すること
使わないときはタンクを空にする
お手入れはできたら週1回が望ましいです。
しかし、スチーム式など種類によってお手入れ頻度(サイクル)がちがいますので取扱説明書などで確してください。
タンクの水は基本的に継ぎ足し禁止です。
必ず毎日交換してください。
使わないときは、菌が繁殖しやすい状態になりますのでタンクを空にして十分乾燥させてください。
以外に知らない間違った使いかた
上記以外にカビや雑菌対策として間違いやすい使いかたがあります。それは、
「浄水器の水やミネラルウォーターを使うことです」
不純物も少ないキレイな水を使用するとよりクリーンなイメージですよね?
すぐ飲んだりする分はいいのですが、実はこれ間違った使いかたなんです!
昔、私は水処理関係の会社で働いていました。
水道水の水は独特なカルキ臭がするのですが、これは、水が消毒されている証拠なんです。
カルキ臭の正体は簡単にいうとプールなどで使う塩素です。
正確には「次亜塩素酸ナトリウム(じあえんそさん・なとりうむ)」といいます。
体に悪いイメージですけど安心してください。
水道水に入っている量は人体に害がない量です。
逆にカルキが入っていないと雑菌が繁殖しやすい環境になりますので、必ず水道水を使ってください。
余談になりますが、ご家庭の製氷機でも同じことが言えます。
加湿しすぎに注意!適度な加湿とは?加湿器の設置場所とは?
加湿をしすぎると湿度が上がり、カビが発生しやすくなります。
壁が濡れていた場合は加湿しすぎのサインです。
室内に洗濯物を干す場合は加湿器の使用を控えることも大切です。
お部屋の快適な湿度は40〜60%を基準としてください。
湿度計がないときは100円ショップでも購入できます。
設置場所は、出口付近に置くと加湿した空気が逃げますので、部屋の中央寄りがいいです。
冷たい床に設置するとうまく加湿できないので、
高さは70cm〜1mくらいがいいです。
また、センサーが誤作動を起こす可能性がありますのでエアコンの温風が当たる場所は避けたほうがよさそうです
最後に
今回は加湿器の掃除方法(お手入れ方法)から使いかた、設置場所のお話をさせていただきました。
加湿器は季節家電の中でも一番注意が必要な家電の一つだと感じますと同時に、
乾燥した冬には必要不可欠なものであると思います。
いかがでしたか?この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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タグ:加湿器掃除
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