マイクロスプーンで楽しむ休日

某ブログにおいて、道北の地においてもイトウの産卵が終了したようだとのことでしたので、
春のイトウ釣行にこの週末出かけました。昨年よりも2週間早い釣行となりましたが、逆に
雪解けも早い年でしたので、川も落ち着いているかと思いきや・・・
道北への道中、川の様子を見ると、どこの川もまだまだ雪代が多く、ほとんどの川で濁流が
流れていました。
これは朱鞠内湖オンリーの釣行になるかと思いつつ、目的の川に到着すると、意外にも水量は
落ち着いており、ほぼベストではないか？？？と思われる状態でした。
早くもイトウ大漁の予感？！がするスタートとなりました。

さて、今回は日帰り強行となりましたので、朝イチから本気モードで行きます。
タックルは
・ロッド：ビームスブランシェラ5.2UL
・リール：ダイワアルファスエア　ストリームカスタム
・ルアー：ダイワクルセイダーブルピンヤマメ4g
とルアー以外はシーズンイン前に調達した新しいものです。
特にリールについては、直近で購入したもので、とても面白いリールなので、後日詳細を
載せたいと思います。

天気は晴れ。早速川に下りてみると、天気が良すぎて、かつ水量が思ったよりも多くなく、
川底が見えるくらいです。ちょっと天気が良すぎるかな〜と思いつつ、入釣した橋桁回りに
早速第一投をすると、いきなり

ガツン！

というアタリ。突然のアクションに上手くアワセられず、フッキングしませんでした。
しかしながら、開始早々のアクションに好釣果を期待しつつ、橋桁回りをさらに攻めますが、
その後はアタリはなくなってしまいました。一旦、ポイントは落ち着かせることにして、
まずは上流から攻めることにしました。

昨年よりも水量が少ない川の中で、岸際のブッシュ、大石回りを攻めていきますが・・・
アタリはなし。いれば喰ってくるはずですが、ノーバイト。あまり上流に行っても森のくまさん
が怖いので、下流に向けてポイントを変更することに。


さて、下流にやってきました。上流に比べ、深みや澱みが多いポイント。昨年は70オーバーが
出たポイントです。丹念に探っていきますが、チェイスやバイトもなし。最下流部の橋下も攻めますが
ここもノーリアクション。

どうしちゃったのかな〜と考えたところ、昨年秋の釣行を思い出しました。

「くりいむグロー」です。

一昨年のイトウ、そして昨年晩秋のイトウもくりいむグローでした。

そこで、そのくりいむグローにチェンジです。サイズは4gのまま。



これは一昨年から使い古しているので、ボロボロですが、新品だとこうです。

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やはり濁り系にはチャートですね。これはバスも一緒。そしてイトウは激しいフィッシュイーター
なので、ポイントはバスにそっくり。

ということで、ルアーをチェンジし、同じこれまで探ったポイントをくりいむグローで流していきます。

すると・・・

カンカン照りの川のセンターを流したとき、

「ゴンゴン！」というアタリ！

すかさずアワセると、ドボンドボンと暴れます。そう大きくはありませんが、イトウです。



一発でした。サイズは40cmちょっと。まずはイトウのボーズは逃れました。

状況として効果的なのはくりいむグローです。さらにそのまま上の橋を越えて、上流の
岸際澱みへキャストすると、さらに強烈なアタリ。先ほどとは違ってなかなか上がりません。

しかしながら、ビームスのロッド。すんなり寄ってきます。一時ブッシュに逃げ込まれそうでしたが、
ロッドの反発力でブッシュと逆の方向に寝かすと、まもなく出てきました。すばらしいロッドです。

その後も暴れながらも、なんとかキャッチ。



もう少し大きいかな〜と思いましたが、60cmちょい越えでした。
太く、パワーのあるイトウでした。
若干出血してしまったので、早々にリリースしました。

さて、釣れるルアーも分かったところで、ここで一段落して、次は今年の目標である、クルセイダー
以外の大きいルアーでのイトウ狙いです。具体的にはラパラCD-Jでの大型イトウ狙いです。

そこで、ロッドはワールドシャウラ2650FF2、リールはPE1.2号を巻いたモアザン2508R-PEにチェンジし、
ルアーはラパラCD-J　グリーン系です。

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CD-Jなので、深みを攻めます。まずは最初のアタリがあった橋桁から。
ノーリアクションです。

次に下流の深み＆澱みです。
ここも残念ながらノーリアクション。

最後に最下流部のブッシュ際。
なんとここでもノーリアクションです。

う〜んとまた悩んでしまうと同時に、釣れない面白くなさを感じていました。

そこで、ロッドとリールはそのままで、ルアーをくりいむグローにチェンジ！

そのまま再度上流に上がります。そして初めに入釣した橋桁を攻め、ピックアップ寸前に
ヒラを打ったイトウがチェイス！さらにアクションを加えた瞬間にバイト！

そこまで大きくはないですが、ランディングしたイトウがこちらです。



サイズ的にはネットにすっぽり入ってします、50cm弱のイトウでしたが、最初のポイントで
釣れたこと、そして何よりも、このワールドシャウラで初めてまともなターゲットを獲得した
ことが、良かったなあと思ったところです。

これまでワールドシャウラ＆モアザンではウグイしか釣ったことはありません。

ようやく満足のいく結果になり、所有者としても良かったと感じました。


そのころ、川に若干の変化を感じます。水量が増えています。

あきらかに先ほど渡れたポイントの島はすでに岸から孤立しています。
日中の雪解けが進んだのかどうなのか分かりませんが、日中になると増えています。

タックルはベイトに戻しました。数投したところ、またしてもヒット！！！！



サイズは50cmでしたが、増水後の大石まわりでヒットしました。

その後アタリはなくなったので、朱鞠内湖へ向かいました。

しばらく走ってようやく到着。相変わらずの晴天です。





ここでも定番のポイントから攻めます。ルアーはブルピンヤマメに変更。
早速アタリはありますが、乗らない。チェイスしたサカナをよく見ると、
ヤマメですね。ここではサクラマスと呼んでいますは、まだ斑点のある幼魚です。
チェイスはするが、食いつけない。
しかたないですね。

ということで、なんと朱鞠内湖はノーバイトでした。


↑↑↑ノーバイトな朱鞠内湖

ただ、朱鞠内湖ブログ情報によるとワカサギはかなり岸よりしているとのことで、
確かにワカサギの群れが無数にありました。ただ、それを補食しているのは、サクラマスか
アメマスで、イトウのチェイスはなしでした。前浜へのイトウの岸寄りはこれからかも
知れません。

ということで、朱鞠内湖のイトウはお預けになりましたが、イトウ4本の好調な2019イトウ
初釣行となりました。