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posted by fanblog

2012年01月29日

ヒアルロン酸はエライ。

ヒアルロン酸、という成分をご存知でしょうか?

よく膝や美容のサプリメントとして売ってるし、ドラッグストアの化粧品コーナーに行けば「ヒアルロン酸配合」と書かれた化粧品が置いてあるし、ご存知の方も多いのではと思います。

ヒアルロン酸というのは、体中のいろんなところに存在する成分で、主な役目は水分保持。

いくら哺乳類が海から出て陸で暮らせるようになったからって、水がなくては生きていけない。
その水分を保持するという、大変崇高なお役目を、ヒアルロン酸は担っておられるのでございます。

肌では、ヒアルロン酸は細胞と細胞の隙間に存在します。

ところでアナタは不思議に思ったことがありませんか?
血管を流れる血液が、酸素や栄養を臓器などに与えて、かつ、二酸化炭素や老廃物を受け取ってくる。
あれ?じゃあ、血管がないところはどーしてるの??

肌にも細胞はいますので、酸素や栄養を必要としているはずです。
でも、皮膚に血管はない。
では、どうしているかというと、このヒアルロン酸のような細胞と細胞の間にある成分が細胞に栄養を送って、細胞から老廃物を引き受けているのです。
まー厳密に言えばその役割を果たしているのがヒアルロン酸だけじゃないはずだけど、そのへんは割愛。

さらに前述しました、水を保持するという役割。
ヒアルロン酸は、1gで6リットルの水を保持できるそうです。
500mlのペットボトルなら12本ということか…。
なんかよく分からんけどもすごい気がする。

このヒアルロン酸が水分を保持してくれている間は、お肌はしっとり、ハリ弾力でぷるるん、なわけですが、年齢とともにヒアルロン酸は減っていくので、水分の保持率もヒアルロン酸の減少とともに右肩下がりになり、お肌はがさがさ、たるみとシワでとほほん、なことになっていくのだそうです。

ところでですね、よく「ヒアルロン酸原液」って書かれているやつが売っているじゃないですか。
あれね…、実は原液といっても、ヒアルロン酸100%ではないんです。
何故かと言うと、ヒアルロン酸100%の状態というのは、液体ではなくて粉末なんですね。
粉末のままじゃ…肌に塗れません。

昔、ヒアルロン酸の粉末をちょっとばかし手にする機会がありまして。
好奇心から舐めてみたんです。その保水力とやらを体感してやろうじゃないか!と。
健康食品にも使われてるし、舐めても大丈夫だろうと思って。

…いやー、口ん中の水分がヒアルロン酸に吸い取られて、ヒアルロン酸がマウスピースみたいになって口の中に貼りついて大変でした(笑)。必死に水飲んで薄めました。

そんなシロモノなので、粉末のまま顔にのせたらエライことになります(笑)。

そもそもヒアルロン酸の役割は水分保持。水分を持たないヒアルロン酸はただの粉末。
ヒアルロン酸は水分を与えてこそヒアルロン酸として輝くのです!
…と誰かがドヤ顔で言ったかどうかは知りませんが、そういうわけで、水で薄められたものがヒアルロン酸原液として販売されているのです。
そもそも、化粧品メーカーが仕入れているヒアルロン酸という原料そのものが、水で溶かされた状態のものなのだそうです。
なので、ヒアルロン酸原液というのは、「原液(成分+水)換算として100%」というのがホントのところなんでしょう。

とはいえ、ヒアルロン酸100%だと水分がない故に水分を奪われてしまうし、なにせ1gで6リットルという驚異の保水力なので、少量でも十分ではあります。

そして、ヒアルロン酸といっても色々な種類があります。
私が知っているだけでも「バイオヒアルロン酸」「天然ヒアルロン酸」「高分子ヒアルロン酸」「低分子ヒアルロン酸」、成分名としては「ヒアルロン酸Na」「スーパーヒアルロン酸」「アセチルヒアルロン酸Na」「加水分解ヒアルロン酸」…。
なんのこっちゃ、って感じですね。

以下、説明です。

「天然ヒアルロン酸」
…文字通り。人工ではなく、天然のものからとったヒアルロン酸です。ニワトリのトサカなどにヒアルロン酸が含まれるのですが、それら動物から抽出したものになります。

「バイオヒアルロン酸」

…人工でつくりだしたヒアルロン酸です。乳酸菌や溶血性連鎖球菌、ゾウリムシ、アメーバー、ミドリムシなどからつくられるそうです。
「え?ヒアルロン酸の中に菌がいるの!?」と思ってしまうかもしれませんが、そうではなくて、菌がつくりだしたヒアルロン酸を抽出…のはず。

「高分子ヒアルロン酸」…高分子というのは、分子量が大きい分子。分子がたくさんつながっているもの。分かりやすく言うと「でかい」。大きいので、肌の奥までは浸透しにくいですが、肌表面で水分を保持して乾燥から守ってくれます。
成分名では、アセチルヒアルロン酸Naなど。

「低分子ヒアルロン酸」
…低分子というのは、分子量が小さい分子。分かりやすく言うと「小さくて細かい」。小さいので、肌に浸透しやすいと考えられています。肌の内部で水分を保持してくれます。
成分名では、スーパーヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸)、加水分解ヒアルロン酸など。


どれが良いか悪いかは、一概に言えない気がします。
「あれは良いけどこっちはダメ」「これはダメだけどあっちは良い」系の情報が飛び交っていますが、じゃーどれがいいのかって、正直、さっぱり分かりません(笑)。
ん〜、使ってみて、自分がいいなと思うものが1番いいんじゃないでしょうか。
大変他人任せな意見で申し訳ないですが…。

特に化粧品に関しては、完全純粋原液でない限り、ヒアルロン酸と水以外に美容成分やらそれ以外やらたくさん入ってますしね。

でもって、何故にヒアルロン酸についてこれほど語ったかといいますと、私のお気に入りのヒアルロン酸入り化粧品を紹介したかったからなのです。

あー、長かった(笑)。

というわけで、次回に続きます。








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posted by みあ at 22:08| 美容・健康

2012年01月28日

BUMPとVoyagerとflyby

BUMPの曲、特にアルバム「orbital period」を聴く上で、知っておいたほうが曲を聴くときに世界が広がるのかな、と思われるワードが、「Voyager」。
yahoo辞書で調べましたら、

「1 ((文))航海者,航行者;旅行者;(特に昔の)海の探検者.
 2 ((V-))ボイジャー:米国の無人宇宙探査機.
 3 ((米俗))LSD使用者.」

とのこと。

「orbital period」に収録されている「Voyager」は、2の米国の無人宇宙探査機です。
ボイジャーの任務は主に、外惑星の調査(地球より太陽側にある惑星を内惑星、外側にある惑星を外惑星と言います)。
ボイジャーには1号と2号とあるのですが、両方ともに1977年に打ち上げられ、1979年に木星を通過しています。
なんでボイジャーが1977年に打ち上げられたかというと、ちょうど外惑星が同じ方向に並んだからだそうです。
向かう方向が一緒なら、木星探査のついでに土星、天王星、海王星にも行けるかもしれないし、何よりスイングバイ飛行が出来るからだそうで。
ちなみに、この時を逃すと、あと175年ほど待たないといけなかったらしい。…どんだけやねん。

さて。スイングバイ飛行。フライバイ、とも言うそうです。
完全文系の私には、力学的なことはさっぱり分からないのですが、惑星の重力の力を借りて加速する飛行法のことだそうです。
私たちがいる太陽系は、基本的に太陽の重力にひかれて惑星が太陽の周りを回っています。
太陽系にいる限り、太陽の巨大な重力には逆らえません。
ボイジャー1号が太陽系を出るためには42.1 km/sの速さが必要だったらしいのですが、木星に向かったときの速度では太陽系を出ることは不可能で、木星あたりまでしか行けなかったらしいです。
それを木星でスイングバイ(フライバイ)したため、加速。
今では太陽系を抜け、地球から1番遠いところにいる人工物です。

ちなみに、BUMPのアルバム、「jupiter」のアルバムジャケット写真は、ボイジャー2号が撮ったものです(…と思ったんですが、改めて2つの写真をよく見てみると違う気がする…。嘘ついてる可能性高いです、すみません)。
ボイジャー1号も木星の写真を撮ってます。
土星のチャームポイントである大赤班のどアップという、苦手な人が見たらトラウマになりそうなのを(笑)

雑誌のインタビューで、藤原さんが、自分が生まれた1979年に、ボイジャーが自分の好きな木星を通過したことに感動して(さらに藤原さんの生まれた曜日が木曜日だったこともあり)、「Voyager」と「flyby」という曲をつくったと言っていた記憶があります。

でもってボイジャーには、ゴールデンレコードなるものが搭載されています。
(おそらく、「COSMONATE」のディスクデザインは、このゴールデンレコードをイメージしたものではないかと)

このゴールデンレコードはまだ見ぬ地球外生命体へ向けてのメッセージとして搭載されたもので、様々な自然の音や動物の鳴き声、音楽、55種類の言語でのあいさつ、画像が収録されているそうです。

ただ、宇宙は広い。想像できないほど、途方もなく広い。
ボイジャーが太陽以外の1番近い恒星(太陽みたいに燃えて光り輝いている星のことです)に辿り着くのに4万年かかるそうなので…。
運良くボイジャーがどこかの惑星の知的生命体に発見されても、きっとその頃には人類は滅亡してるでしょう。

それでも、人類がいたことを誰かに知ってもらうための小さな希望と、生命体がいる星は地球だけではないはずだという望みをのせて、ボイジャーは今も静寂の宇宙空間を飛んでいます。

1号は2020年以降、2号は2030年以降に稼動が完全に停止してしまうそうですが、太陽の束縛からも逃れたボイジャーは、ただひたすら宇宙を航海するのでしょう。

藤原さんは雑誌のインタビューで、ボイジャーに感情移入してしまったらしく(笑)、

フライバイ(ここでの意味は最接近通過)したってことは、木星には着陸しなかったってことなんですよ
そこに木星があるのに、近くまで来たのに、そのまま通過したんですよ

と、ボイジャーの哀しみを力説していた記憶があるのですが(うろ覚えです、スミマセン)、その藤原さんのインタビューを読んで、月に近づいていながら月面に降り立つことが出来なかったアポロ13号を思い出しました。

それから数年経って、アポロ11号の乗組員の1人、コリンズの言葉をどこかで見て、感動しましたです。
ボイジャーは、この人だったのかもしれない、と。

コリンズはアポロ11号の他のメンバー(アームストロング、オルドリン)の月面着陸を見届け、自分は船内に残り、2人を見守り続け、無事に回収、地球への帰還を果たしました。
メンバーが月面に降り立っている中、コリンズはただ一人、月の裏側を飛行していたそうです。
月の裏側は、常に地球と反対方向を向いているため、地球を見ることもできません。
そして、地球との全ての通信が一時遮断されたそうです。

以下、コリンズの言葉。

「特に月の裏側にいるときは格別な感情を味わった。
 私は本当に一人だ。
 全太陽系の中で、自分の生まれた惑星すら見ることの出来ない、たった一人の人間」


「 私はいまひとり、まったくのひとりだ。
 すべての既知の生命から絶対的に隔離されている。
 数をかぞえるとするなら、月の向こう側には30億人+二人、
 こちら側には一人+ それ以外の人数は神のみぞ知る。
 私はいまその隔絶を、恐怖や孤独としてではなく、意識、予感、満足、自信、
 そして歓喜にちかいものとして、ひしひしと感じている。
 その感覚が気に入っている」


コリンズの孤独の背後に、地球以外の生命体を感じるすげえ言葉だと思います。
既知の生命からの絶対的な隔離と、未知の生命との感覚としての接近。

そしておそらく、ボイジャーも同じ気持ちなんじゃないかと。
ボイジャーは木星に着陸することよりも、その先を望んだんじゃないかと。
何故ならボイジャーには、彼らをつくった人たちの思いが宿っていると思うから。

最後に、もう一度コリンズの言葉。

「われわれを喜んで親しく迎えてくれそうな場所とはとても思えなかった。
 その領土を、われわれは侵そうとしているのではなかろうか。
 そんな不安な気持ちを抱かせる月だった」


この言葉を発したコリンズの心情はさておき、だからこそ人間は、宇宙に憧れるのかもしれないです。
自分たち以外の生命体が、宇宙のどこかにいるのではないかと。
生命が宿る星は、地球だけではないのだと。
自分たちを喜んで優しく迎えてくれる星が、地球以外にもきっとあるのだと。

思わずつっこみ「月、分譲中。」(https://fanblogs.jp/miaessen/archive/13/0)にも書きましたが、実は、生命は宇宙に歓迎されてないんじゃないかと、宇宙に浮かぶ月を見ていると思ってしまうのです。少数派かもしれませんが。

そうじゃないんだよ、って言って欲しい。
あなたたち生命は、地球にも宇宙にも愛されているんだよ、と言って欲しい。
この広い宇宙のどこかに、あなたたちと心を通わせることが出来る生命体がいるんだよ、と言って欲しい。

そうでないと生命は、あまりにも孤独だから。
地球の生命体を認めてくれる地球外生命体を、人間はどこかで探し続けているのかもしれません。

だからこそボイジャーのゴールデンレコードは、まだ見ぬ、そしてきっと永劫会うことはないであろう、どこかの星の宇宙飛行士への手紙でもあるのかも。


2018.10.20追記
ボイジャーが出たのは「太陽系」ではなく、「太陽圏」のようです。
BUMP「話がしたいよ」とボイジャーと太陽と←詳しくはコチラ
スミマセン…




posted by みあ at 00:04| BUMP・用語編

2012年01月27日

ひとりごと

雪かきして、雪を捨てようと用水に向かったら、カラスと思わしき足跡を発見!



足跡はウチの敷地の雪あけしたのに雪が降ってまた軽く積もったところからちょんちょんと続いて、道路を渡って用水近くのガードレール下まで続いてました。
雪かきの手を止めて、思わずパシャリ。



ここから先は用水、および雪かきした雪が積みあがっているので、きっと行き詰って飛び去ったんだろうな(笑)。

このよちよち具合の足跡から見るに、えっちらおっちら歩いたに違いない(笑)。

元々気になる鳥ではあったけど、なんで最近、こんなにカラス萌えなのか自分でも不明。







posted by みあ at 23:44| 日常

BUMPに関して新しいカテゴリつくりました

ブログを始めて1週間以上経ちました。

ブログに無料のアクセス解析をつけていて、それをチェックしているのですが、BUMP関連のキーワードを検索してやってくる方が多いのです。
というか、キーワード検索は99%がBUMP関連という結果になっています、現在(笑)。

BUMPに関して語ろうと思ったら、自己満足な話題も全て含めて、1曲1曲アホみたいに語れる自信はある。
書く時間と気力があれば、シングル曲だけでなく、アルバム曲からカップリング曲まで、自分の思いを語れる自信はある。

語れる自信はあるけれど、それを伝えられる自信はない。

何故かというと、自分の思いを語ろうとすると長くなるからです。
でもって、私自身の体験とか知ってることとかとリンクするからです。

例えば、私がBUMPの曲の「天体観測」について感想を語ろうと思うと、まず自分の体験としての「天体観測」が思い出されて、それがBUMPの「天体観測」とミックスされて、
「ここは私の感じたのと同じ気がする。だからこうだと思う。ここは違う気がする。けど分かる気がする」
という感想になるのですね。
そのへんをすぱっと削除しちゃって短くしてしまうのもアリなのですが、それじゃ私的に面白くない。

BUMPの曲には、宇宙関係のワードもあったりして、私はそこがすごく好きなんですが、「BUMPは好きだけど宇宙に関してはよく分からない」という方もいるのかなー、と思いました。
ネット検索していたら、「スーパーノヴァ」とか、「カルマ」(←これは宇宙用語じゃないですが)とか、何のこと?という質問も見かけたしな〜。

ので、「BUMP・宇宙編」なるカテゴリを追加して、BUMPの曲にある宇宙ワードなどを紹介していこうと思います。
まあ、私の知ってることや調べたことがそのまんまBUMPが意識しているわけはないですが、BUMPの曲をより深く感じていただくためのエッセンスになればな、と。

BUMPファンで検索かけてこのページに来た人は宇宙について(私の偏った愛に満ちているけど)知ることができ、宇宙ワードで検索かけてこのページに来た人はBUMP(同じく私の偏った解釈に満ちているけど)のことに興味を持つかもしれない。

そうなったら世界がちょっと広がるかもしれないではないですか。
私の書いたことでその人の世界がちょっとでも広がったなら、仮にも自称物書き、冥利に尽きるというやつです。





無料アクセス解析はこちらのを使ってます。
無料アクセス解析サービスなんて、たくさんありますし、私自身使いこなせてるわけではないので、どこも同じのように思えるし、他のアクセス解析サービスとの比較は出来ませんが…。
私自身は使ってて、けっこう使いやすいなと思います。
よかったらご参考までにどうぞ。
posted by みあ at 00:08| BUMP

2012年01月26日

思わずつっこみ「月、分譲中。」

なんかネタになりそうな、おもしろそうなモノはないかな〜、と探しておりましたら、こんなものが。

月の土地を売ってるそーです。




1エーカー(約1200坪)の「月の土地」が2700円。
サッカーグラウンド1つ分くらいの大きさだそうです。
確かに何年か前、月の土地を売っているとかいう話を聞いたことがあります。そのときは「行けもしない月の土地なんか買ってもなあ…」と思っていましたが、サイトを見たらなんか欲しくなってきました。

いや、だって、想像以上にバカだったんですよ(笑)。




ホームページに書かれてるのを読むと、宇宙条約によると、国家が月を保有してはならない、とされているそうです。でも、個人が保有してはならない、とは書かれていない。
これってどうなの??ってことで、「国家が保有してはならないと条約にはあるけど、個人が保有してはならないとは書かれてないよ、だから月の所有権をオイラにちょーだい」とアメリカ人のデニス・ホープさんがサンフランシスコの行政機関に申し立てたら、それが通ったと。
で、ホープさんは月の権利宣言書をつくって、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦に提出したところ、特に反論はなかったと(というか、あまりに馬鹿馬鹿しくて相手にされなかっただけじゃ・笑)。
なので、ホープさんは、「じゃあオイラは会社つくって月の土地を皆に売るぞ〜!」ってことでルナ・エンバシー社を設立した、と。

ホントですか?
バカだわ(笑)。すごいわ(笑)。

まあ、ホームページのQ&Aを読むと、販売している月の土地は、私たちの日常生活の中の土地所有や土地売買の延長で考えないで欲しい。遠い将来的、この権利に対して世界的なコンセンサスが得られるかどうかの保証はない、とのことなので、土地そのものに関しては期待しちゃダメそうです。
将来、月に移住なりすることになって、権利がちゃんと認められたら、そん時はラッキーです、大当たり!って感じで。

基本的には、夢を買うというか、夜、月を見たときに、「ああ、あのあたりに自分の土地があるんだな」と思いを馳せるためのものということでしょう。

で、商品の中身は、というと、2700円の場合は以下の通り。


<商品内容>
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図
・月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・オリジナル封筒

権利書と憲法までついてくるんかい(笑)。
なんという手の込みよう。
フレームに入れて飾っておくと、ちょっとしたインテリアになりそうです。

まあ、デニス・ホープさんの奇抜な奇想天外なアイデアへの「アンタ、バカだわ(笑)」の賛美料金と、ちょっと宇宙通にもなれたような気がする紙3枚とオリジナル封筒等のデザイン代で2700円。おまけで月の土地がついてくるかもしれない、と考えれば良いのかも。
前に流行った(?)道端で「あなたに言葉を色紙に書いてお渡しします」に2700円払うのと似たような感じでしょうか。
権利書には自分の名前と日付が入るそうなので、唯一無二といえば、唯一無二です。

現在、第三期分譲地を販売中
場所はリフェウス山脈の近く、湿りの海の上部分です。私の手元の百科事典によると、ガッサンディなるクレーターが海の近くに(といっても車で何分かかるやら)あります。
アポロ11号の乗組員がつけた足跡部分の土地は販売していない模様。まあ、当然だよね。
おそらくその足跡は、遠い将来、月に行けるようになったときには、「月博物館」みたいな建物が建って、「人類が初めて月に降り立ったときの足跡」として残されるんじゃなかろーか。あるいは、「人類宇宙移住計画反対!人間は地球だけでなく、月や火星までもを汚染させる気か!」と過激派がそこを爆発させちゃうかもしれない。
ちなみに、月の裏面も分譲予定はないそうです。「宇宙旅行者の入り江」とか、月・地球間のシャトル発着ステーション建てる妄想したら面白そうなのに。

個人的に気になったのが月の地図。
子供の頃、百科事典で月面図見てから、欲しかったんです、月の地図!

月は大気がないので、風が吹かないし、雨も降りません。
ので、基本的に地表が変化、風化しないので、隕石が衝突した跡がずーっと残るのです。
かの、人類史上初で月面着陸したアポロ11号の乗組員達の足跡も、何かがそこに起こらない限りは、ずーっと残ってるのです。

望遠鏡で見た月は、無機質で冷たくて、太陽に照らされながら静寂と暗黒の宇宙に、沈黙しながらぽっかり浮かんでいました。
優しいのか冷たいのか、宇宙の中でも異質な地球を見守っているのかあざけ笑っているのか、はたまた興味すらないのか、よく分からない顔で浮かんでいました。
宇宙空間に宇宙服なしで放り出されたが最後、人間はほぼ即死でしょう。
あの、何も恐ろしいものなんかないみたいに毅然と浮かぶ月を見ていると、実は宇宙にとって生命なんて歓迎されてないんじゃなかろうかと思ってみたり。

月に詳しい方なら知っていると思いますが、地球から見て黒い部分(女の人の横顔に見えるとか、蟹にみえるとか、兎の餅つきに見えるとか言われてる部分)は「海」と呼ばれています。実際に水があるわけではないんですが。
で、その「海」には名前がつけられてるんです。つけたのはもちろん人間ですが、名前がすごい。

「静かの海」「晴れの海」「豊かの海」「嵐の大洋」「雨の海」「神酒の海」などなど。
さらに海以外の部分にも名前がつけられていて、「虹の入り江」「酷熱の入り江」「アルタイ山脈」などなど。

望遠鏡で月を見たり、月の表面写真を見ると分かりますが、月の表面はでこぼこした穴だらけです。
あの穴は何かというと、隕石がぶつかった跡です。
地球にも何度も隕石はぶつかってますが、地球には大気があるので、風や雨や、そういったものが地表を変化させるので、穴が開いてもだんだん風化していってよく分からなくなるんですね。
まあ、隕石が落ちたところが湖になったり、風化するにも限界があって、巨大なクレーターの痕跡が残ってるところもありますが。

子供の頃、クレーターを都市に見立てて、月地図をつくって、ファンタジーな世界だったり、遠未来の話だったりを想像してました。
が、何せ手書きだと、しょぼいのです…。
かといって、百科事典のコピーだとあまりに現実味がありすぎて、なんかロマンに欠ける。
それを考えると、紙質は不明だけど、英語で書かれててかっこいい月面地図を2700円で買っちゃえばいいんじゃなかろか。
いやまて、ここには月球儀も売ってる。ふつーのは高いけど、ミニなら買えなくもない。月球儀は日本語表記だし、こっちのがいいのでは?
でもでも、月球儀じゃ紙じゃないから、コピーをとって書き込みとか出来ないぞ?

ちなみに、月の地図には、自分が購入した土地の部分に赤いしるしが入っているそうです。
ここまで真面目にバカやられると、もー2700円ぐらいいいかな、って気になってしまいます。

ネット検索をしていたら、「何の保障もない月の土地を売るなんて、これは詐欺じゃないのか」という声もありますが、人によりけりですね。
私は、まあ、2700円で月の地図と、自分の名前が入った書類タイプの小さな絵を買ったと思えばそんなもんかなという気がします。
2700円という金額が、「ま、夢を買ったと思えばいいか」と納得できるものなのがうまいな〜、というか、ちょっとあざとさを感じますが(笑)。
でも、これ以上の金額だったら買う方も買わないし、「ちょっと夢を買ってみましょう」レベルじゃなくなりますもんね。
発想勝ちというか、やった者勝ちというか、色んな商売がありますね。

「月の土地を買って、将来的に大儲けしよう」という不動産的考えでいくなら詐欺だと感じると思いますが。
まさか「月の土地を今から買っておけば、将来大儲けできる」と思って買った人はいないと思ってたのですが、検索かけたら、投資目的で買った人もいるみたいです。
まー、ハリウッドスターとか日本の有名人も買ったとか言われてるから話がでかくなってしまって、「詐欺じゃないか!」の声も大きくなっちゃったのかな、という気もします。

というか、それすらもネタじゃないの?本気で投資とか言ってるの?
確かに岩石惑星(衛星だけど)だし、鉱石とか何らかの資源とか埋まってそうだけど。


サイト見たら、月のほかに火星も分譲してます(笑)。
金星も現在販売終了していますが分譲していたようです。

まあ、インテリアにもなりそうな月の権利書、憲法、地図が書かれた紙と、遠い将来手に入る「かも」しれない月の土地、それからこんなぶっ飛んだことを考えたデニス・ホープさんに2700円を払ってもよいと思うかどうかですね。



実用性でいくと、同サイトの商品一覧の「スペースペン」が気になります。
逆さでも水中でもOKで、乾燥しなくて100年以上の保管も可能。
バレンタインのプレゼントにはむしろこっちのがいいんじゃ?
雨ん中ゴルフのスコアつけたり、雨ん中書類書かないといけなかったり、上向いて記さないといけなかったり、ボールペン貰ったはいいけどずっとしまいっぱなしの人にはいいですよね。
ほかに天体望遠鏡ホームスター(プラネタリウム)や宇宙食大学いもや宇宙食たこ焼きとかもあります(笑)



ホワイトデーの女性へのお返しには、レインボーメーカーが気になります。
部屋に虹をつくるそうですよ。



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posted by みあ at 18:23| 日常

2012年01月25日

雪が降れば雪をかく

どうもでございます。

日本海・北陸地方の我が県も、雪が降りました。
朝起きて、車の雪を下してから駐車場の雪かき。
とはいえ我が市、雪国と言われるわりには、平野部にはさほど積もりません。
(とはいえ、同じ量が東京に積もったら、おそらく大パニックになるだろう量ではあります。雪国のわりには、ってことです)

昔はすごい降ったんだけどな〜。
屋根から雪が落ちてきて、玄関のドアをふさいで出られなくなっちゃった、とか、いっそその雪を利用して子供用の滑り台やかまくらをつくっちゃえ、とかしてたのに。雪が積もった田んぼをよせばいいのに歩いて長靴がはまってしまって抜けなくなったり。
携帯電話もなかった頃なので、「すみません、用水に車落っこちかけてて、レッカー呼びたいんで電話貸してください」っていうにーちゃんとかいたなあ。
一面真っ白になるので、車道と車道以外のところの区別がつかなくなるのです。
路面がアイスバーン状態になると、滑るしね。

冬休み近くになると、先生からの伝達事項に、
「やねの下であそんではいけません」
「つららに気をつけましょう」
ってあったし(笑)。
いや、冗談じゃなく危険なんですけどね、たくさん雪が降るところでは。

雪がひどいところでは、屋根の雪を下さないと、雪の重みで家が潰れちゃうのです。
そこまではいかなくても、けっこうな量が勢いよく上から落ちてくるわけですから、その下にいたら、小さい子供(あとお年寄りも)なんか余裕で潰されて埋まってしまうわけです。
つららはつららで、固く凍っている上に、軒下から落ちてくる落下速度が加わって、車のボンネットを貫くこともあると小学生の頃聞きました。

今では、何度も何度も踏み固められて、白く凍ってしまった雪は、あまり見かけなくなった気がします。
「透明な氷」と「白い氷」があって、子供心ながらに厄介だったのが「白い氷」でした。
何故なら、透明な氷はアスファルトの上にできるので身構えられるけど、白い氷は雪の上にできるので、新雪かと思ってふつーに歩いたらその下が凍っていて滑る、ってことがよくあったからです。

まあ、歩くのに神経を使いまくることはあっても、子供にとって雪は特別です。冬ならではの遊び道具です。
子供にとっては、寒くても滑っても濡れても、いつもと違う遊びが出来るから楽しいわけですが、大人には地獄です(笑)。

朝早く起きて家の雪かき→道が渋滞するのでいつもより早く家を出る→会社の雪かき(雪で駐車場に入れないので)→仕事→会社の雪かき(雪で駐車場から出られないので)→車の運転に神経すり減らして家に帰る→家の雪かき(雪で家の駐車場に入れないので)

この、何の生産性もない、そのくせ体力だけは使う雪かきを、睡眠時間を削って延々と続けるわけです。しかも、大抵は寒い雪が降る中(笑)
せっかく車が出られるようにと雪かきしたのに、除雪車が通ると、雪のかたまりがでーん!と車の真ん前に置いていかれます(笑)
こいつがまた、重いわでかいわ固いわ、スコップで何度も何度も叩き壊してようやく運べるようになるのです。
「除雪車に罪はねえ、除雪車が通らなかったら、車が通れないんだ、車が通れなかったら、仕事行けないんだ、仕事に行けなかったら社会が回らないんだ」
と言い聞かせながらも、「くそう、せっかくきれいにしたのに!」と泣く泣く。
幸い、私の家は近くに用水があってそこに捨てることが出来ますが、村の中だと雪の捨て場所にも困ります。

雪かきが終わった頃には雪と汗まみれ。手と足の筋肉はぷるぷる震え、髪の毛は凍りつき、雪だか汗だか分からないもので服はびしょびしょ、寒さにガタガタ震え、当たり前だけど、そんな中でも学校と会社は普段通りです(笑)。
まあ、あんまりひどいと公共機関が大幅に遅れるので、高校だと1限目が自習、とかはあったけど。
小学校は歩きだし、中学校は「自転車乗れないなら歩いてこい!」なため、基本的には通常通りです(笑)。

平野部でこれなんだから、アホみたいに雪が降る山間部や本格的な豪雪地帯は、ものすごいんだろうな。

まあ、そんなこんなな雪ですが、雪かきをやっていると、ふと、我に返るというか、客観的になる瞬間があったりします。

「何やってんだろ」

って。

雪をどけてもどけても、雪は降り続き、せっかくきれいにしたところが、また白く積もっていくのです。
疲れて見上げれば、先の見えない暗い雪空か、どんより重い灰色の空。
自然は私たちのことなんかお構いなしですよ。
一体、私たちが何をしたってんですか。
雪が降る地方に住んでるだけですよ。
なのに、朝早く起きて、給料も貰えないのに体力すり減らして雪かきして、ふっつーに仕事して、また、誰かの役に立つでもない雪かきをするのですよ。
でも、ここに住むからには、それを受け入れて生きていかなきゃならんわけで。
ここに雪が降るのは、誰のせいでもないんだもの。

そう考えると、「まあ、いっかー」と思いつつ、ひたすら、でも抜けるとこは手を抜きつつ(笑)、雪かきを続けるのです。

P.S
この時期になると、よくニュースで
「〇〇市では、除雪車費用の予算がこのままでは底をつき…」とか
「屋根の雪かきをしていた〇〇さん(7×歳)が屋根から落ち…」とかあったりします。
「なかなか雪かき出来ない一人暮らしのお年寄りのために!」な募金があったら、1,000円くらいは出してもいい。と時々マジで思います。
1,000円程度で申し訳ないですが。
除雪車の費用って、どこから出てるんだろ?国?国が出して、足りない分は各県や市??


↓最近の雪かきの必殺アイテム。ちょっと降った程度の雪にもってこい。
 降りたての雪なら根こそぎいけます。完全な積雪には無理ですが…。
 凍る前にコレで雪かき!凍ってしまうと、下手するとシャベルも折れてしまうほどになるので…。

エンボスハンドラッセル 〜除雪、雪ハネはこの除雪スコップが活躍!雪が降ったら雪どけしましょ〜




↓車の雪下ろしの必需品。車の上に積もっている雪を下さないと、ブレーキを踏んだ瞬間、上から雪崩れてきた雪がフロントガラスを覆い、前が見えなくなります。ワイパーを動かせばいいって?いえいえ、下手するとワイパーが曲がります。

cretom [ クレトム ] [ 冬の便利アイテム ] FC58 スタンダード伸縮ブラシ [ 除雪の効率アップ ] [ CRETOM ] FC58


posted by みあ at 20:24| 日常

2012年01月24日

豆乳は腐るとどんな味がするのか?





私は、なんか珍しげなお菓子や食品に弱い。
特に、「おいしいの、コレ?」と思わず思ってしまうような組み合わせや味のものをお店で見かけると、ついつい買ってしまう。
いや、だってさ、まずすぐに生産中止になるじゃないですか、そーゆー味のやつって。
「期間限定」と書かれていなくても、結果として期間限定になるであろう雰囲気をプンプン漂わせている、あやしげ〜な商品。
目に入った今のうちに買っておかないと、もう二度と巡り合うことはないであろう商品。

そういった商品を開発した人たちは何を考えているのか?

「納豆味とか、いいんじゃね?日本人っつったら納豆でしょ」
「いやいや、日本人はやっぱたまごかけごはんでしょ。納豆は好き嫌い激しいじゃん」
「なんかさー、ビビッとこないんだよね〜。もっとこう、刺激的な、飲んだ瞬間スパークするようなモンが欲しいんだよね〜」
「えー、じゃあ、ドンパッチ入りのラムネとかいいんじゃね?」
「ばかやろう!俺が言ってんのは、そんな即物的なもんじゃねえんだよ!」
「……抹茶さくらたまごかけごはん味、というのはどうでしょう?」
「それだ!日本古代からの伝統の味と、庶民の味の融合!よし、それで開発進めるぞ!」

……以上は勝手な私の妄想ですが。
こんなノリでつくられてるんじゃないかと思うほど、よく分からん味が出てたりします。
そしてそれらの味の大半のパッケージが、なんというか、インパクト勝負だからか、懸命に虚勢を張ってアピールしているような感じで、それが余計、短命であろうその商品のことを考えると、美人薄命ならぬゲテモノ薄命。儚いというより、世の無常をうっすらと感じてしまいます。
それで思わず手が伸びて…。

と、もっともそうな理由を述べましたが、1番の理由は「ネタになりそうだから」なんですけどね(笑)。

そんな私ですが、1度、魔が差しまして、何を思ったか腐った豆乳を口にしたことがあります。

コトの発端は小学生の頃。

我がクラスでは給食で余った牛乳を棚に入れて溜め込んでいました。
まー、別に好きで溜め込んでいたわけではなくて、捨てるタイミングを逃して溜まっていただけなんでしょうけど。
それを、クラスのいたずら好きの男子がですね、ある日の給食時に、新しい牛乳と古い牛乳とを、いくつかこっそり入れ替えてしまったのです。

私はそれを目撃していたのですが、基本的に薄情な人間なものですから、いたずら好きの男子に「なにやってんのー」と言いつつも、先生には言わず黙っておりました。まー、自分はちゃっかり新しい牛乳を手にしてるわけですから、罪悪感がなかったと言えば嘘になりますが。

でもね、正直、ええ、正直申し上げますとね、腐った牛乳がどんな味するのか、興味があったとも言えます。

パックの牛乳って、日がたつと、膨らんでくるじゃないですか。
液体がどろどろした固体混じりになって、カッテージチーズっぽくなってくるじゃないですか。
どんな味するんだろう、やっぱり不味いんだろうか、でもちょっとチーズっぽかったりするんだろうか。
好奇心旺盛な小学生の頃ですもの、そんな疑問が生じてもおかしくはない!

で、全員で合掌、「おあがりください」「いただきます」が終わって、楽しい給食タイム。
確か6人1グループで、机を固めて食べてたと思うんですが。
私の隣(授業中は私の前の席になる)の男子が、牛乳にストローを差し込んで飲んだ瞬間。
彼は、「うっ!」と声を上げ、素早く席を立つと、教室から走って出ていきました。

そう、彼が飲んだ牛乳は、不幸なるかな、「アタリ」だったのです。
でもって、彼は、1番始めにアタリ牛乳を飲んでしまったのでした。

彼が走り去ったのち、教室内に「うわ、なんだコレ!」という声が響きました。
まー、アタリの被害者が2〜3人出た時点で、どうやら古い牛乳が混じっているらしいぞ、というのが判明したため、そこまで被害者は出なかったかと記憶しております。

隣の男子が、おそらく洗面所で牛乳を吐いてうがいをしてきたであろう後に、教室に戻ってきました。
彼は自分の牛乳の賞味期限がとうに過ぎていることを確認すると、

「誰よ、こんなんしたが!飲んだにかよ、きもちわりぃ!だらが〜!」
(※誰だよ、こんなことしたのは!飲んでしまったじゃないか、気持ち悪い!馬鹿が〜!)

と、吠えておりました。まー、隣で非情にも私が大ウケしておりましたら、

「お前知っとったんか!なんで言わんがよ〜!」
(※お前知ってたのか!なんで言わないんだよ〜!)

と怒られてしまいましたが、当たり前ですわね(笑)。

その男子は心が広いと言いますか、どこか飄々していると言いますか、人のことをからかうけど、よほど頭にくることがない限りは、人を無視したり、そーゆー感じのない男子でした。彼のことをよく知っているわけではないけど、「やっていいことと悪いこと」の区別がついていた子だったんじゃないかと勝手に思ってます。

まあ、そんな話しやすい人ではありましたので、さらに薄情な私は

「腐った牛乳の味、どんなんだった?」

と聞きましたです。彼の返事は、

「どんなんもくそもあるか!うげー」

みたいな感じだったと思うのですが(何せあまりにも昔のことなので覚えてません。どのセリフも脚色入ってます、あしからず)。
当然と言えば当然の答えですね。

でも、私は納得できなかったのです。
「どんなんもくそもあるか」な味って、どんなんだったんだろう。
とりあえず、腐った牛乳が不味いことは分かった。でも、どんな味だったんだろう?

私に腐った牛乳を飲む勇気はありませんでした。
それが気になったまま、いつしか気になっていることも忘れ、私は小学校を卒業し、中学校も卒業し、高校に入学したのです。

確か、あれは高校生の夏。…だったような気がする。そういうことにしておこう、うん。

冷蔵庫に入れてあった、賞味期限の切れた豆乳が、とうとうダメになったのを、私は豆乳をグラスに注いで気付いたのです。
腐った牛乳と同じように、固体が混じってしまってしまってたのですね。

「こりゃアカンわ〜」

と豆乳を捨てようとした私の脳裏に、小学校の頃の思い出がよみがえりました。
手にしているのは、牛乳ではなく豆乳ですが、固体混じりの状態は同じ。
「どんなんもくそもあるか」の味を知る、チャンスではなかろうか。

思えばあのとき、私は、新しい牛乳が腐った牛乳にすり替えられる、という悪事を知っていたにもかかわらず見過ごしてしまったのだ。
そして何の罪もない、あの隣の席の男子の心に、「腐った牛乳を口に含んでしまった」という傷をつくってしまったかもしれないのだ。
当の本人はそんなこと忘れている?いや、忘れていないかもしれない。
いじめられた子は、いじめられたことを忘れないというではないか。
まー、あれはいじめじゃなくていたずらだったけど、でもって当人もそのことを理解していて気にしてなかった気がするけど、いやいや、人の心の中なんて分からないものだ。
あの後、その男子は牛乳を飲むことにトラウマが出来てしまったかもしれない(彼はその後もずっとふつーに牛乳飲んでたけど)。

ああ、もしその男子の心に傷を負わせてしまったのだとしたら、私は間接的ではあるがいじめに加担したことになりはしないか?
いじめを見て見ぬふりする方にも、いじめた方と同じ罪があるのなら、私は罪を犯したのだ。
そうだ、この腐った豆乳を飲み、あのときの彼の心を知ろうではないか。それがせめてもの罪滅ぼしだ。

と、もっともな理由をグダグダ述べましたが、本音は「興味があったから」です。

ここでこの、腐った豆乳を飲まなかったら、ひょっとしたら死の間際、私は後悔するかもしれない。
ああ、自分はどうしてあの腐った豆乳を飲まなかったのだろうと後悔するかもしれない。
その後悔と、腐った豆乳をちょっと飲むことのリスクを考えたら、腐った豆乳をちょっと飲むのなんて、たいしたリスクにならないじゃないか。
おかしいと感じたら、すぐに吐き出せばいいんだし…。

そして私は覚悟を決め、何かあったらすぐに吐き出せるよう流しにスタンバイすると、おそるおそる腐った豆乳を口に含んだのです。

はい。長い前置きにお付き合いくださり、ありがとうございました。

問い:豆乳は腐るとどんな味がするのか?

答えのひとつ:どんなんもくそもあるか

えーとですね、詳細を述べますと、体が受け付けてくれませんでした(笑)。
体が、全力で腐った豆乳を飲むことを拒絶しました(笑)。

考えてみれば、人間だけといわず、生き物には防衛反応が備わっているわけです。
腐ったものを気軽にホイホイ口に入れて、消化不良だの食中毒だの病気だの起こされたら、体としては困るわけです。
だから、腐った食物などに対して、体は拒否反応を示すわけです。
「臭いがなんかオカシイ。気持ち悪い」「うわっ、食感がいつもと違う、これオカシイ」と。

豆乳を口に含み、それが舌に触れた瞬間、反射的に吐き出してました(笑)。

味わう隙もなかったです。
感じたのは、舌への刺激。
ボタンを押したら微電流が流れるようなびっくり仕掛けアイテムがありましたが、あれを舌にやられた感じでした。
ビリッと表現したらいいのか、ブルッと表現したらいいのか、低くくて強い刺激を舌に感じました。
酸味というより、苦み?

とてもじゃないけど無理。飲みこめません。
舌が全力で「それやばいよ!飲んじゃダメだよ!」と拒絶しているのが一瞬ですがよく分かりました。

良い子は真似しちゃだめです。悪い子でも真似しちゃだめです。普通の子ももちろん真似しちゃダメです。
当たり前ですが、自分以外の人に強制してもダメです。人以外の生き物でもダメです。
大人も真似しちゃダメですが、どうしてもという大人の方は自己責任で。あなたの身に何があっても私は知りません。


まあ、ええ、そういうわけで、歳月を経て、私は小学生の頃の男子の言葉を理解したわけです。

あー、こりゃあ確かに、「どんなんもくそもあるか」だわ……。

いや、別の意味で「刺激的な、飲んだ瞬間スパークするようなモン」だったけどさ(笑)。
まあ、商品化は絶対出来ないな〜。








posted by みあ at 22:01| 日常

2012年01月23日

BUMP グッドラック 感想補足

先日、弟が「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を観に行きました。

私は観ていないので詳しい感想は書けませんが、弟曰く、「面白かった!感動した!泣けた!」とのことでした。
「別れ・自立・門出」の物語のようですので、興味のある方はハンカチを持って映画館へれっつら・ごー!
泣くのはストレス解消になりますです。
だけど、まわりがすすり泣いている中、あなたがハンカチを使うことがなくても恥じることはありません。
泣くポイントはそれぞれ違っていて当然だもの。

弟は特にBUMPファンというわけではなく、「グッドラック」を聴いたとき、「たいしたことないな、俺はあんま好きじゃないな」との感想でした。
「でもどーせALWAYS観に行ったら、最後にBUMPの曲が歌詞つきで流れて、評価変わるんでしょ」
とそのとき私は言ってたんですが、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を観た弟がそれはそれは興奮して、
「『グッドラック』の意味が分かった!あれは別れの曲だ!」
……いや、だから最初から別れの曲だって言ったじゃん……。しかし、予想通りの反応をありがとう。
そしてやっぱり、最後に歌詞つきで流れたんだ、「グッドラック」(笑)。
「俺はお前より『グッドラック』を理解した!BUMPの藤原はALWAYSの脚本読んで『グッドラック』をつくっただろ!?今から俺がお前の理解度をチェックしてやる!」

ということで始まりました、「グッドラックの解釈、一問一答」。

弟:「君と寂しさは きっと一緒に現れた、はどういう意味だ?」
私:「『寂しい』って感情は自分ひとりじゃ出てこない、相手がいないと出てこない感情で、だから『君』と出会ったために『寂しい』という感情も生まれる、ってこと?」

弟:「……君がいる事を 寂しさから教えてもらった は?」
私:「君がいなくて寂しいと思うということは、君と出会ったからであり、それはつまり、君という存在がいるから」

弟:「……君がいない事を 温もりから教えてもらった は?」
私:「さっきと逆。温もりを知ったために、その温もりがなくなったときに、君がいない、ということに気付く」

弟:「……くれぐれも気を付けて 出来れば笑っていて
私:「どうか気をつけて、離ればなれになるけど君には出来れば笑っていて欲しい。君の幸せを祈っています。つまり、グッドラック」

弟:「……忘れたらそのままで 魂の望むほうへ
私:「僕のことを忘れてしまっても構わないから、君は君の望むように生きて欲しい」

弟:「僕もそうするからさ ちょっと時間かかりそうだけど は?」
私:「君と別れたことによる寂しさや悲しみは、すぐには乗り越えられないと思うし、まあ、君のことを忘れることはないと思うけど、万が一自分が君のことを忘れてしまっても、自分は自分が望むように生きることにするから」

弟:「……なんとなく合ってるな。じゃあ、泣く度に解るんだよ ちっともひとりじゃなかった は?」
私:「寂しいと思って泣くことがあっても、その涙は、君がいたことの証で、僕と君が一緒にいたという証で、その涙すらも君が僕にくれたもので、君の一部。だから、自分はひとりじゃない」

弟:「さよならした時 初めてちゃんと見つめ合った は?」
私:「今まで別れることが怖くて、それからずっと目をそらしてきたけど、別れることになった時に、ようやく君と別れとに向き合うことが出来た」

弟:「……君と寂しさは ずっと一緒にいてくれていた
私:「君がいないときは寂しさが僕の側にいて、寂しさがいないときは君が僕の側にいて、寂しいと思うときに君の存在を感じるわけだから、つまりは、君も寂しさも、ずっと自分と一緒だった」

弟:「弱かった僕が 見ようとしなかった所にいた
私:「えーと、君と別れたその先にある孤独が今まで怖かったけど……」
弟:「そこは俺とは違うな!」
私:(って、最後まで言わせてよ!(笑))
弟:「見ようとしなかったのは『別れ』だろ、それをまわりくどい言い方するから、お前はひねくれてるんだ!」

うん、まあ、ひねくれてるのは自覚してます(笑)。

そんなこんなで中途半端に終わりました、「グッドラックの解釈、一問一答」。
以下、「BUMPアンチは絶対許せない!」という方は、ちょっと読まないほうが良いかもです。

さて、ミスチルの大ファンの弟が言いますには、

弟:「俺は分かった。BUMPの歌は、どっかで聞いたこと・見たことあるようなもんばっかだ。ALWAYS観たら、俺だってグッドラックと同じようなこと思ったぞ。思ったけど、表現出来ないだけで。それを表現する藤原の表現能力はすごい。ミスチルの桜井以上だ。それは俺も認めよう。でも、藤原は脚本とかマンガとかを読んでそこから感じたことを表現するのが上手いんであって、ミスチルの桜井のように無から生み出すことは出来ない!」

私:「いやいや、タイアップ曲つくるのに脚本読むのはふつーでしょうよ」

というか、俺も認めよう、って、なんでお前に認められなきゃならんのだ、弟よ(笑)でもって、全て断定かい(笑)。

弟:「グッドラックが映画を観ないと理解できないのは、脚本を読んで作ってるからで、すごいのは藤原じゃなくて脚本家だ!
藤原は、マンガとか映画とか、すごいものに影響受けて、それを歌にするヤツだろ。
だから、すごいものに出会わないと藤原は曲書けないんだ!だから歌出すの遅いんだ!藤原はあれだろ、桜井みたいに『あるある』じゃなくて、『わかるわかる』だろ」

私:「私、BUMPがどうやって曲つくってんのかは知らないけど、でも、確かに自分が体験したことじゃなくて、他人の経験でもマンガや映画でも、それを自分の経験のように表現できる共感力とか、感受性はあるような気がする。
てか、映画観ないとグッドラックが理解できなかったのは、アンタの読解力不足でもあるんじゃないの?」

弟:「BUMPのは感受性とは言わん」

私:「えー、でも、マンガとか映画とかから歌つくれるのは感受性があるからじゃないの?」

弟:「BUMPのはパクリだ!マンガとか映画がないと曲つくれんから、パクリだ!」

私:「それはパクリとは言わんでしょ。それに、BUMPも『あるある』系の曲あるよ、R.I.Pとか」

弟:「R.I.P.は好きじゃないから分からん。BUMPは多分、ミスチルにも影響受けてるって!
石ころを見て歌つくれるのが桜井、その歌を聴いてしか歌をつくれないのが藤原、だから桜井は天才で、藤原は凡人!」

私:「別に凡人でいいじゃん。凡人の何が悪いの。ってか、私、『藤原、天才!』なんて言ったこと、一回もないと思うけど」

弟:「いや、藤原の表現力だけは天才的だ。でも、BUMPはパクリ!タイアップでしか曲書けない!」

私:「タイアップの曲書けるならいいじゃん、それで。あとは時間かけて自分たちの曲つくればいいわけでしょ」

弟:「BUMPはずるい!あんないいふうにタイアップされててずるい!ALWAYS観た後だと、グッドラックがすごくいい曲に思えるからずるい!」

私:「あー、ミスチル、映画のタイアップに恵まれないもんね〜…。
何でミスチルのこの曲選んだんだろう、ってのが多いよね。同じミスチルにしても他にもっといい曲あるのに、って思うよね。
映画単品、ミスチル単品ではすごくいいのに、なんでエンディングをこの曲にしたんだろう、っての多いよね。
クラッシック扱った映画観た後に、ラウドパンクのエンディングテーマ流れたような違和感あるよね。
いやいや、確かにその曲、いい曲だけど、その映画に使うには間違ってるでしょ!ってつっこみたくなるようなやつ。
あれじゃ映画の価値もミスチルの価値も下がるから、やめてほしいよね」

弟:「大抵ミスチルは曲作った後にタイアップの依頼来るから。脚本読んで作ってるわけじゃないから。
脚本読んでつくった歌は、そのドラマに合ってて、ホントに感動した」

私:「同じミスチルのブランド力借りるにしても、もっとその映画にふさわしくて、いい曲、ミスチル作ってるのにね〜」

弟:「BUMPはずるい!『花の名』もそうだった!あんな感動するようなタイアップの仕方、ずるい!」

と、まあ、そんなこんなで、大変長くなりましたが、弟の話を勝手に要約しますと、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を観ると、「グッドラック」をもっと感動的に聴けるよ、ということなんでしょう(笑)。


そういえば、1作目は観たんだけど、2作目の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」、私、まだ観てなかったな……。






posted by みあ at 20:57| BUMP

2012年01月22日

アイ・アム・ナンバー4 感想 その2


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→その1より続き

モガドリアンの皆さん:
惑星ロリアンを襲い、ナンバー達の故郷である星を破壊した(?)宇宙人。
魚人吸血鬼っぽい顔。エラ呼吸。
地球に逃げたナンバー達を追い、地球にやって来た。
ナンバー達を1番目から順に殺していき、紋章の付いた石を奪っている。なんでナンバーの順に殺さないといけないのかは不明。石を9つ集めると、地球をカンタンに破壊出来るエネルギーがもらえるっぽい。
嗅覚が優れているようで、ナンバー4の残した衣服の切れ端などの匂いを嗅ぎ「あいつの匂いだ」みたいな変態っぷりを醸し出してくれるが、別にその匂いを元にナンバーを探し出しているというわけではないらしい。匂いが強烈という果物、ドリアンを鼻先にくっつけたらモガモガ悶絶してくださるのか試してみたいところだが、そんな描写は映画内には出てこない。
化け物を飼っており、その餌を律儀に人間に変装して、律儀に買い物をして与えている。買い物するお金は強盗して奪ったのかな、と思ったけど、「宇宙人はいる!.com」のメンバーに恵んでもらった可能性が高い気がしてきた。
メイン呼吸器であるっぽいエラをふさぐ人間変装はかなり息苦しかったらしく、駐車場に着くなり変装をやめてしまってるあたり、ツメが甘いというか、変装の意味があんまりない。
地球を支配!とか言っている割には、ふとっちょの子供を脅かすなど、やっていることはイマイチスケールが小さい。でもナンバーや大人には容赦がない模様。
というか、こんなのに星を滅ぼされたナンバー達が哀れ。ある意味、愛すべき典型的な悪者エイリアン。見慣れてくると、なかなか愛嬌ある顔をしていらっしゃいます。
ナンバー達が原始的な短剣?を武器に戦うのに対し、モガドリアンの皆さんの武器はレーザー銃。
おバカさんがオーバーテクノロジーを持つとろくなことにならないんだよ、という、よい例。

ナンバー6:
バイクに乗ったキレイでかっこいいねーちゃん。
昔にガーディアンを亡くしてしまい、以来ひとりで生きてきたっぽいアクロバットなねーちゃん。
ガーディアンが亡くなってしまったので、ガーディアンの短剣を自分で持っている。
ナンバー4より戦士らしい戦士。
証拠を隠滅させるためなのか何なのか、ナンバー4が去った後の家を爆破するなどやることがいちいち派手。まあ、マイケル・ベイ製作だしな…。
後半は一気にこのハデでクールホットなナンバー6に持っていかれてしまう。がんばれ主人公!

特殊能力1:瞬間移動…移動できる距離は短距離と限られているようですが、ばしばし瞬間移動を使いながら戦う姿は、映像的に大変よろしい。
特殊能力2:ガード…特に炎に対して強い。多少の爆発であれば、炎の中でもへいちゃら。どこまでなら耐えられるかは不明。

ナンバー達:
よく分からんが、モガドリアンの皆さんに対抗し得る戦士たち。モガドリアン達から逃げたときはまだ小さかったので、ガーディアンに守られながら育っている。
ナンバー1、2はナンバー4が幼い頃にモガドリアンに殺されたらしい。
映画冒頭でナンバー3もモガドリアンに殺されてしまう。
大人になると「遺産(レガシー)」を受け継ぐらしい。ナンバー4にも受け継がれるべきもの(箱)があるようなんだが、あの中に何が入ってるんだろ。気になる。「はずれ」とか書かれてたらやだな。
どういう順序でナンバーをつけれらたのか不明。能力継承者の順番かと思いきや、ナンバー4覚醒前にナンバー6が覚醒しているので違うっぽい。
ナンバー4の両親は優れた戦士だったらしいので、ひょっとすると両親ががんばって能力のある9人の子供をつくって、生まれた順にナンバーをつけていったのか?とも思ったが、ナンバー3はナンバー4より年下っぽかったしな…。それともナンバー3は童顔だったのか。
集合していたら一気にモガドリアンに襲われる可能性があるから各地に散ったのだと思うけど、せめて2〜3ナンバーずつ暮らしていたら攻められてもそれなりに戦えたんじゃないかと思ってしまう。

犬:
名前忘れた。
トカゲ(?)から犬に変身した謎の生物。
まんまとナンバー4の同情をひき、飼われることに。
敵なのか味方なのか、正体が何なのかよく分からないまま話は進む。
大げさな伏線を張って、絶妙な具合で正体が明かされたが、最後は皆さんから存在を忘れられ、「置いていかれちゃタマラン!」と自力で立ち上がった健気な犬。
ごめんね、皆色々ありすぎて、きっとそれどころじゃなかったんだよ…。


そのほか、いじめっことか、いじめっこのお父さんであるおまわりさんとか出てきます。

モガドリアンVSナンバー4&6の戦いで廃墟となった学校、廃墟感のスケールはハンパなかったです(笑)

ラスト、ナンバー4の語りで終わるのですが、語りの内容が、某トランスフォーム映画の司令官とダブりました(笑)。

どう考えても続きあるよね、だって伏線全部は回収されてないよね、の終わり方です。

続きはつくられるのでしょーか。無理げな気もするので、期待せずに待っております。

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アイ・アム・ナンバー4 感想その1

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あらすじ

ロリアンと呼ばれる異星に侵入したモガドリアンによって、惑星を追われた9人のエイリアンたちが地球に産み落とされた。番号が割り当てられた彼らは大人になると「レガシー」と呼ばれる超能力が覚醒し、また彼らを守るため保護者と言う名目でガーディアンが派遣されていた。ロリアン星を破壊したモガドリアンは、生存者である9人を追って地球にやって来る。モガドリアンは番号順に彼らを殺し始め、3人がこれまでに暗殺されていた。

エイリアンの一人であるジョン・スミスは高校生としてオハイオ州で暮らしていた。友達のサラと何事もなく生活していたジョンだったが、ガーディアンのヘンリーから、自分が次に殺される4番目であることを聞かされる。

しかしそんな時、彼にレガシーの兆候が芽生え始める。能力が覚醒したジョンは、自分たちを暗殺するモガドリアン率いる謎の組織を打破すべく戦いを挑んでいく。

<Wikipediaより引用>

率直な感想を言いますと「期待せずに観たからか、そこそこ面白かった」

この作品、おそらく、きっと、細かいとこを気にしたらダメです(笑)

タイトル、「アイ・アム・ナンバー4(俺は4番目に殺される運命の男)」かと思ったら、まんま「アイ・アム・ナンバー4(俺は『4番目』)」でした。

つっこみどころ満載です。むしろつっこんで楽しみましょう。
小〜中学生(高校生あたりも?)には面白いかもです。単純に「カッコイイ!」だったり、情報が足りない部分を妄想したり、純粋に楽しめるかも。
よくあるパターンといえばよくあるパターンですが、こういう映画はこういう映画で良いと思う。
「ご都合主義」「総集編みたい」との感想もあったりしますが、そのへんは好み次第かな。


以下、ネタバレあり。

登場人物

ナンバー4(主人公):

地球に住んでいるエイリアンで、正体がばれそうになるたび移住するので、数々の偽名を持つ。今んとこ、ジョン。
ナンバー達が個々に持っているらしい紋章のついた石をペンダントにして肌身離さず持っている。
顎のラインがちょっとB'zの稲葉さんに似てなくもない、かっこいいにーちゃん。
モガドリアンに狙われてるっつーのに「犬飼いたい!」「学校行きたい!」「彼女に会いたい!」とガーディアンのヘンリーを困らせるなど、血気盛ん。
足に紋章のようなものが浮き出ている。どうやら他のナンバーが死んでしまうと出てくるらしい。ナンバー1〜3は死亡。ってことは、残りのナンバー4から8までも死んじゃったら、ナンバー9の足は大変なことに…。
彼らは、愛する人は生涯ひとりだけらしい。
ロマンチックと言えばロマンチックだが、子孫を残すにはかなり効率悪かないか…?
そこそこ短命種か、馬鹿みたいに数が多いか、逆になかなか死なないので子孫繁栄に躍起になる必要がなかったんだろか。

特殊能力1:
人間ホタル…主に掌から発光。LEDライト並みかそれ以上の明るさ。停電時や暗闇で大変役に立つ。映画館では大変迷惑なので、自制しましょう。
特殊能力2:
回復および攻撃力増幅…ただし同じ仲間であるナンバー内に限る?
特殊能力3:
怪力…石を投げて逆流れ星をつくれます。その前に石、爆発しちゃったけど。後半、この能力の影が薄くなったので、ナンバーなら誰もが持つ能力なのかも。

ヘンリー:

主人公の保護者(実の父親ではないけど)であり、主人公を守る守護者(ガーディアン)。
渋めのいぶし銀のようなおっちゃん。ガーディアンの証らしい、青い石のついた短剣(?)を持つ。この人、実は人間だったりするんだろうか。それとも、人間とほとんど変わらないエイリアン?本名がヘンリーなのかも謎。
ハッキング(?)、偽造身分証明づくりはお手のもの。
趣味はネット。
情報収集の他、ナンバー4があちこちで写真撮られたり動画撮られたりして、それをネットにアップされてしまうので、それらを探して消すのに忙しい。でもツール任せにしているからか、削除されてない動画もあったりする。
人間に拉致られたり、ホントに強いのかよく分からない。とはいえ、覚醒したナンバーより弱いことは確かなので、「ガーディアン」なんて言うとなんかカッコイイが、要はナンバーの面倒を見る人という意味なのかもしれない。
サムの父親と面識がある模様。
重要なことのほとんどを主人公に伝えないまま殉死、ご逝去なされた。

サラ:
主人公と同級生で、恋仲になる。
かわいくてキレイなおねーちゃん。
趣味はアナログカメラ。フィルムが必要なので、お金がかかります。
被写体の許可なしに、写真を実名付きでネットにアップする困った人。ネットにアップした写真はデジカメで撮ったやつなのか、フィルムカメラで撮ったやつを現像してスキャンしてアップしたのか、フィルムデジタル両用カメラだったのかは謎。
年頃の女の子らしく、「この町を出ていきたい」という思いを持つという、ハリウッド映画によくあるテンプレート十代ヒロイン。でも芯がけっこうしっかりしているようで、安心して観ていられる。

サム:

実の父親が失踪したため、継父の家で暮らしている。
実の父はエイリアンについて調べていたらしく、サム本人もエイリアンやUFOの存在を信じている。
学園中にUFOオタクとして認定されているらしい。
いじめられっこにマークされており、何かにつけいじめられるが、サム自身にはスルースキルが備わっているので、よほどの地雷を踏まれない限りはいじめっこに反抗しない。
どちらかといえばかわいらしめの少年。
シューティングゲームもよくやっているらしい。
悪い宇宙人相手に戦うぞ!とわくわくの笑顔で銃を片手にする末恐ろしい少年。
モガドリアン相手にびびるかと思いきや、なかなか肝が据わっているので、実は人間じゃないのかもしれない。
後半はアドレナリン放出しまくったためか、ナンバー6にテンションハイな自己紹介をしている。あれ、アンタそんなキャラだったっけ?
ナンバー4に頼まれて車運転したり、ナンバー4が「来るな」って言ってるのに現れて人質になったり、メッセンジャー的な役割を果たしたりと何かと忙しい。で、ナンバー4に「なんでここに!?」とつっこまれている。
某トランスフォームの映画に出てくるサムとは何の関係もない。たぶん。

字数が足りなくなったので、その2へ続く→

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