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2012年01月26日

思わずつっこみ「月、分譲中。」

なんかネタになりそうな、おもしろそうなモノはないかな〜、と探しておりましたら、こんなものが。

月の土地を売ってるそーです。




1エーカー(約1200坪)の「月の土地」が2700円。
サッカーグラウンド1つ分くらいの大きさだそうです。
確かに何年か前、月の土地を売っているとかいう話を聞いたことがあります。そのときは「行けもしない月の土地なんか買ってもなあ…」と思っていましたが、サイトを見たらなんか欲しくなってきました。

いや、だって、想像以上にバカだったんですよ(笑)。




ホームページに書かれてるのを読むと、宇宙条約によると、国家が月を保有してはならない、とされているそうです。でも、個人が保有してはならない、とは書かれていない。
これってどうなの??ってことで、「国家が保有してはならないと条約にはあるけど、個人が保有してはならないとは書かれてないよ、だから月の所有権をオイラにちょーだい」とアメリカ人のデニス・ホープさんがサンフランシスコの行政機関に申し立てたら、それが通ったと。
で、ホープさんは月の権利宣言書をつくって、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦に提出したところ、特に反論はなかったと(というか、あまりに馬鹿馬鹿しくて相手にされなかっただけじゃ・笑)。
なので、ホープさんは、「じゃあオイラは会社つくって月の土地を皆に売るぞ〜!」ってことでルナ・エンバシー社を設立した、と。

ホントですか?
バカだわ(笑)。すごいわ(笑)。

まあ、ホームページのQ&Aを読むと、販売している月の土地は、私たちの日常生活の中の土地所有や土地売買の延長で考えないで欲しい。遠い将来的、この権利に対して世界的なコンセンサスが得られるかどうかの保証はない、とのことなので、土地そのものに関しては期待しちゃダメそうです。
将来、月に移住なりすることになって、権利がちゃんと認められたら、そん時はラッキーです、大当たり!って感じで。

基本的には、夢を買うというか、夜、月を見たときに、「ああ、あのあたりに自分の土地があるんだな」と思いを馳せるためのものということでしょう。

で、商品の中身は、というと、2700円の場合は以下の通り。


<商品内容>
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図
・月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・オリジナル封筒

権利書と憲法までついてくるんかい(笑)。
なんという手の込みよう。
フレームに入れて飾っておくと、ちょっとしたインテリアになりそうです。

まあ、デニス・ホープさんの奇抜な奇想天外なアイデアへの「アンタ、バカだわ(笑)」の賛美料金と、ちょっと宇宙通にもなれたような気がする紙3枚とオリジナル封筒等のデザイン代で2700円。おまけで月の土地がついてくるかもしれない、と考えれば良いのかも。
前に流行った(?)道端で「あなたに言葉を色紙に書いてお渡しします」に2700円払うのと似たような感じでしょうか。
権利書には自分の名前と日付が入るそうなので、唯一無二といえば、唯一無二です。

現在、第三期分譲地を販売中
場所はリフェウス山脈の近く、湿りの海の上部分です。私の手元の百科事典によると、ガッサンディなるクレーターが海の近くに(といっても車で何分かかるやら)あります。
アポロ11号の乗組員がつけた足跡部分の土地は販売していない模様。まあ、当然だよね。
おそらくその足跡は、遠い将来、月に行けるようになったときには、「月博物館」みたいな建物が建って、「人類が初めて月に降り立ったときの足跡」として残されるんじゃなかろーか。あるいは、「人類宇宙移住計画反対!人間は地球だけでなく、月や火星までもを汚染させる気か!」と過激派がそこを爆発させちゃうかもしれない。
ちなみに、月の裏面も分譲予定はないそうです。「宇宙旅行者の入り江」とか、月・地球間のシャトル発着ステーション建てる妄想したら面白そうなのに。

個人的に気になったのが月の地図。
子供の頃、百科事典で月面図見てから、欲しかったんです、月の地図!

月は大気がないので、風が吹かないし、雨も降りません。
ので、基本的に地表が変化、風化しないので、隕石が衝突した跡がずーっと残るのです。
かの、人類史上初で月面着陸したアポロ11号の乗組員達の足跡も、何かがそこに起こらない限りは、ずーっと残ってるのです。

望遠鏡で見た月は、無機質で冷たくて、太陽に照らされながら静寂と暗黒の宇宙に、沈黙しながらぽっかり浮かんでいました。
優しいのか冷たいのか、宇宙の中でも異質な地球を見守っているのかあざけ笑っているのか、はたまた興味すらないのか、よく分からない顔で浮かんでいました。
宇宙空間に宇宙服なしで放り出されたが最後、人間はほぼ即死でしょう。
あの、何も恐ろしいものなんかないみたいに毅然と浮かぶ月を見ていると、実は宇宙にとって生命なんて歓迎されてないんじゃなかろうかと思ってみたり。

月に詳しい方なら知っていると思いますが、地球から見て黒い部分(女の人の横顔に見えるとか、蟹にみえるとか、兎の餅つきに見えるとか言われてる部分)は「海」と呼ばれています。実際に水があるわけではないんですが。
で、その「海」には名前がつけられてるんです。つけたのはもちろん人間ですが、名前がすごい。

「静かの海」「晴れの海」「豊かの海」「嵐の大洋」「雨の海」「神酒の海」などなど。
さらに海以外の部分にも名前がつけられていて、「虹の入り江」「酷熱の入り江」「アルタイ山脈」などなど。

望遠鏡で月を見たり、月の表面写真を見ると分かりますが、月の表面はでこぼこした穴だらけです。
あの穴は何かというと、隕石がぶつかった跡です。
地球にも何度も隕石はぶつかってますが、地球には大気があるので、風や雨や、そういったものが地表を変化させるので、穴が開いてもだんだん風化していってよく分からなくなるんですね。
まあ、隕石が落ちたところが湖になったり、風化するにも限界があって、巨大なクレーターの痕跡が残ってるところもありますが。

子供の頃、クレーターを都市に見立てて、月地図をつくって、ファンタジーな世界だったり、遠未来の話だったりを想像してました。
が、何せ手書きだと、しょぼいのです…。
かといって、百科事典のコピーだとあまりに現実味がありすぎて、なんかロマンに欠ける。
それを考えると、紙質は不明だけど、英語で書かれててかっこいい月面地図を2700円で買っちゃえばいいんじゃなかろか。
いやまて、ここには月球儀も売ってる。ふつーのは高いけど、ミニなら買えなくもない。月球儀は日本語表記だし、こっちのがいいのでは?
でもでも、月球儀じゃ紙じゃないから、コピーをとって書き込みとか出来ないぞ?

ちなみに、月の地図には、自分が購入した土地の部分に赤いしるしが入っているそうです。
ここまで真面目にバカやられると、もー2700円ぐらいいいかな、って気になってしまいます。

ネット検索をしていたら、「何の保障もない月の土地を売るなんて、これは詐欺じゃないのか」という声もありますが、人によりけりですね。
私は、まあ、2700円で月の地図と、自分の名前が入った書類タイプの小さな絵を買ったと思えばそんなもんかなという気がします。
2700円という金額が、「ま、夢を買ったと思えばいいか」と納得できるものなのがうまいな〜、というか、ちょっとあざとさを感じますが(笑)。
でも、これ以上の金額だったら買う方も買わないし、「ちょっと夢を買ってみましょう」レベルじゃなくなりますもんね。
発想勝ちというか、やった者勝ちというか、色んな商売がありますね。

「月の土地を買って、将来的に大儲けしよう」という不動産的考えでいくなら詐欺だと感じると思いますが。
まさか「月の土地を今から買っておけば、将来大儲けできる」と思って買った人はいないと思ってたのですが、検索かけたら、投資目的で買った人もいるみたいです。
まー、ハリウッドスターとか日本の有名人も買ったとか言われてるから話がでかくなってしまって、「詐欺じゃないか!」の声も大きくなっちゃったのかな、という気もします。

というか、それすらもネタじゃないの?本気で投資とか言ってるの?
確かに岩石惑星(衛星だけど)だし、鉱石とか何らかの資源とか埋まってそうだけど。


サイト見たら、月のほかに火星も分譲してます(笑)。
金星も現在販売終了していますが分譲していたようです。

まあ、インテリアにもなりそうな月の権利書、憲法、地図が書かれた紙と、遠い将来手に入る「かも」しれない月の土地、それからこんなぶっ飛んだことを考えたデニス・ホープさんに2700円を払ってもよいと思うかどうかですね。



実用性でいくと、同サイトの商品一覧の「スペースペン」が気になります。
逆さでも水中でもOKで、乾燥しなくて100年以上の保管も可能。
バレンタインのプレゼントにはむしろこっちのがいいんじゃ?
雨ん中ゴルフのスコアつけたり、雨ん中書類書かないといけなかったり、上向いて記さないといけなかったり、ボールペン貰ったはいいけどずっとしまいっぱなしの人にはいいですよね。
ほかに天体望遠鏡ホームスター(プラネタリウム)や宇宙食大学いもや宇宙食たこ焼きとかもあります(笑)



ホワイトデーの女性へのお返しには、レインボーメーカーが気になります。
部屋に虹をつくるそうですよ。



そーいやあ、このスペースペン、amazon.co.jpでも同じのあったりするんだろうか?と思って検索しましたら、デザインは違うけどスペースペンがヒットしました。
で、そのレビューに、飛行機内でボールペンを使うと壊れる、というコメントがありまして。

ええっ、そうなの?と思って検索してみたら、使えないことはないみたいです。
ただ、気圧の関係で壊れたり書けなくなったりする可能性は0ではないようです。

スペースペンならそんな心配はしなくていいよ、ってことですが、
「ボールペンが使えないならシャープペンで書けばいいじゃない」
というのにも頷けるので、地球で使う場合に魅力的なのは、水中でも書けるとこでしょうか。

あと、手汗すごくてもちゃんと書けそうなのが、個人的にはかなりツボです(笑)
posted by みあ at 18:23| 日常
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日々の中で感じたことを、個人的な偏見を交えて語りたいと思います。 本とか、音楽とか、映画とか、いろいろ。
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