アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2012年01月25日

雪が降れば雪をかく

どうもでございます。

日本海・北陸地方の我が県も、雪が降りました。
朝起きて、車の雪を下してから駐車場の雪かき。
とはいえ我が市、雪国と言われるわりには、平野部にはさほど積もりません。
(とはいえ、同じ量が東京に積もったら、おそらく大パニックになるだろう量ではあります。雪国のわりには、ってことです)

昔はすごい降ったんだけどな〜。
屋根から雪が落ちてきて、玄関のドアをふさいで出られなくなっちゃった、とか、いっそその雪を利用して子供用の滑り台やかまくらをつくっちゃえ、とかしてたのに。雪が積もった田んぼをよせばいいのに歩いて長靴がはまってしまって抜けなくなったり。
携帯電話もなかった頃なので、「すみません、用水に車落っこちかけてて、レッカー呼びたいんで電話貸してください」っていうにーちゃんとかいたなあ。
一面真っ白になるので、車道と車道以外のところの区別がつかなくなるのです。
路面がアイスバーン状態になると、滑るしね。

冬休み近くになると、先生からの伝達事項に、
「やねの下であそんではいけません」
「つららに気をつけましょう」
ってあったし(笑)。
いや、冗談じゃなく危険なんですけどね、たくさん雪が降るところでは。

雪がひどいところでは、屋根の雪を下さないと、雪の重みで家が潰れちゃうのです。
そこまではいかなくても、けっこうな量が勢いよく上から落ちてくるわけですから、その下にいたら、小さい子供(あとお年寄りも)なんか余裕で潰されて埋まってしまうわけです。
つららはつららで、固く凍っている上に、軒下から落ちてくる落下速度が加わって、車のボンネットを貫くこともあると小学生の頃聞きました。

今では、何度も何度も踏み固められて、白く凍ってしまった雪は、あまり見かけなくなった気がします。
「透明な氷」と「白い氷」があって、子供心ながらに厄介だったのが「白い氷」でした。
何故なら、透明な氷はアスファルトの上にできるので身構えられるけど、白い氷は雪の上にできるので、新雪かと思ってふつーに歩いたらその下が凍っていて滑る、ってことがよくあったからです。

まあ、歩くのに神経を使いまくることはあっても、子供にとって雪は特別です。冬ならではの遊び道具です。
子供にとっては、寒くても滑っても濡れても、いつもと違う遊びが出来るから楽しいわけですが、大人には地獄です(笑)。

朝早く起きて家の雪かき→道が渋滞するのでいつもより早く家を出る→会社の雪かき(雪で駐車場に入れないので)→仕事→会社の雪かき(雪で駐車場から出られないので)→車の運転に神経すり減らして家に帰る→家の雪かき(雪で家の駐車場に入れないので)

この、何の生産性もない、そのくせ体力だけは使う雪かきを、睡眠時間を削って延々と続けるわけです。しかも、大抵は寒い雪が降る中(笑)
せっかく車が出られるようにと雪かきしたのに、除雪車が通ると、雪のかたまりがでーん!と車の真ん前に置いていかれます(笑)
こいつがまた、重いわでかいわ固いわ、スコップで何度も何度も叩き壊してようやく運べるようになるのです。
「除雪車に罪はねえ、除雪車が通らなかったら、車が通れないんだ、車が通れなかったら、仕事行けないんだ、仕事に行けなかったら社会が回らないんだ」
と言い聞かせながらも、「くそう、せっかくきれいにしたのに!」と泣く泣く。
幸い、私の家は近くに用水があってそこに捨てることが出来ますが、村の中だと雪の捨て場所にも困ります。

雪かきが終わった頃には雪と汗まみれ。手と足の筋肉はぷるぷる震え、髪の毛は凍りつき、雪だか汗だか分からないもので服はびしょびしょ、寒さにガタガタ震え、当たり前だけど、そんな中でも学校と会社は普段通りです(笑)。
まあ、あんまりひどいと公共機関が大幅に遅れるので、高校だと1限目が自習、とかはあったけど。
小学校は歩きだし、中学校は「自転車乗れないなら歩いてこい!」なため、基本的には通常通りです(笑)。

平野部でこれなんだから、アホみたいに雪が降る山間部や本格的な豪雪地帯は、ものすごいんだろうな。

まあ、そんなこんなな雪ですが、雪かきをやっていると、ふと、我に返るというか、客観的になる瞬間があったりします。

「何やってんだろ」

って。

雪をどけてもどけても、雪は降り続き、せっかくきれいにしたところが、また白く積もっていくのです。
疲れて見上げれば、先の見えない暗い雪空か、どんより重い灰色の空。
自然は私たちのことなんかお構いなしですよ。
一体、私たちが何をしたってんですか。
雪が降る地方に住んでるだけですよ。
なのに、朝早く起きて、給料も貰えないのに体力すり減らして雪かきして、ふっつーに仕事して、また、誰かの役に立つでもない雪かきをするのですよ。
でも、ここに住むからには、それを受け入れて生きていかなきゃならんわけで。
ここに雪が降るのは、誰のせいでもないんだもの。

そう考えると、「まあ、いっかー」と思いつつ、ひたすら、でも抜けるとこは手を抜きつつ(笑)、雪かきを続けるのです。

P.S
この時期になると、よくニュースで
「〇〇市では、除雪車費用の予算がこのままでは底をつき…」とか
「屋根の雪かきをしていた〇〇さん(7×歳)が屋根から落ち…」とかあったりします。
「なかなか雪かき出来ない一人暮らしのお年寄りのために!」な募金があったら、1,000円くらいは出してもいい。と時々マジで思います。
1,000円程度で申し訳ないですが。
除雪車の費用って、どこから出てるんだろ?国?国が出して、足りない分は各県や市??


↓最近の雪かきの必殺アイテム。ちょっと降った程度の雪にもってこい。
 降りたての雪なら根こそぎいけます。完全な積雪には無理ですが…。
 凍る前にコレで雪かき!凍ってしまうと、下手するとシャベルも折れてしまうほどになるので…。

エンボスハンドラッセル 〜除雪、雪ハネはこの除雪スコップが活躍!雪が降ったら雪どけしましょ〜




↓車の雪下ろしの必需品。車の上に積もっている雪を下さないと、ブレーキを踏んだ瞬間、上から雪崩れてきた雪がフロントガラスを覆い、前が見えなくなります。ワイパーを動かせばいいって?いえいえ、下手するとワイパーが曲がります。

cretom [ クレトム ] [ 冬の便利アイテム ] FC58 スタンダード伸縮ブラシ [ 除雪の効率アップ ] [ CRETOM ] FC58


posted by みあ at 20:24| 日常
プロフィール
みあさんの画像
みあ
日々の中で感じたことを、個人的な偏見を交えて語りたいと思います。 本とか、音楽とか、映画とか、いろいろ。
プロフィール
<< 2019年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
検索
カテゴリアーカイブ
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。