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血液型占いを信じる人part2

☆血液型占いを信じる心理



「血液型占いを信じる人」の続きで、自己確証バイアスを応用して他の現象を説明していきます。

自己確証バイアスとは自分の考え(仮説)に合うような情報のみを集める傾向のことである。

自己確証バイアスの考え方は、血液型占いを信じること以外の説明にも応用できます。



例をいくつかあげてみます。


●例1

「あの人は空気の読めない人だ」と考えている人は、その人の空気を読んでいない
行動や発言のみに注目し、空気を読んだ発言をしたときにはそれを軽視する傾向がある。

「私の彼氏は空気の読める人だ」と考えている人は、空気の読めない発言や行動を無視し
たりたまにはそういうこともあるよね、と考え、空気を読んだ発言や行動に注目して

「やっぱりあの人は空気が読める人だ」と、読めなかったときよりもよく記憶していたりします。


●例2

「あの人は仕事ができない人だ」と考えている人は、その人が失敗したことのみ注目した
り、成功したことととうまくやったことの両方を見ていても、失敗したことがよく記
憶に残ってしまう。


●例3

「私の部下は言い訳ばかりする」という仮説を持っている人は、その人が言い訳した時に
「この人はまた言い訳しているなぁ」と過敏に反応し、結果的に言い訳をしたという
ことが記憶に残ってしまう。


●例4

「自分は優秀だ」と考えている人は、学校での成績表を見て良い教科のみに注目したり、成績が悪かった教科は勉強していないところが出ただけだと考える


●例5

「黒人は暴力的だ」という仮説を持っている人は、黒人が暴力を振るっている場面を見る
と、「やっぱり!黒人は暴力的だ」と自分の考えに確証を持ちます。




このように自分の仮説に合う情報だけを注目したり集めたり、自分の仮説にあわない情報
を無視したり軽視する理由としては、「自分の考えは正しいんだ」と思いたい、
ということが考えられます。

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