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2021年01月25日

アメリカ独立宣言全文 2021年1月24日[はろーふろーむロングビー](真相探求)[社会]


アメリカ独立宣言全文 2021年1月24日

[はろーふろーむロングビー](
による情報・分析・履歴

<真相探求ニュース>
[社会]


アメリカ独立宣言全文 2021年1月24日

2021/01/25


https://www.youtube.com/watch?v=b5tcsUfBA6Y


和訳はこちらを使わせていただきました。 
https://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2547/
この独立宣言を読んで、日本は植民地にならず本当に良かったと思いました。

◆米国の歴史と民主主義の基本文書

独立宣言(1776 年

1763 年にフレンチ・インディアン戦争が終結した後、 英国は北米における最大の勢力としての存在を確立した。 この勝利により英国は北米での存在を大きく拡大させた が、英国政府はこの戦争によって多大な負債を抱えること になった。英国は、フレンチ・インディアン戦争中に植民 地からの協力が不足していたとの不満を抱き、植民地が最 小限自らの政府と安全保障の費用を負担することを要求し た。

 英国は、植民地の議会を無視して各種の直接税や法律を 適用することによって植民地に対する支配を強化し始め た。これは植民地の多くの住民の反感を買った。1764 年 に英国議会が制定した砂糖法は、植民地からの税収増を具 体的な目標とする最初の法律であった。砂糖法に続いて、 植民地が独自の通貨を発行することを禁止した通貨法、植 民地が英国の軍隊に宿舎と物資を提供することを義務付け た宿営法、そしてすべての文書および荷物に税金が支払わ れたことを示す印紙を張ることを義務付けて植民地に直接課税をする印紙法が制定された。これらの法律 に違反した者に対しては、英国の任命した判事が、現地の陪審の同意を得ずに、厳しい判決を下すことが 多かった。

 こうした法律に対して、植民地の住民は組織的な抗議を行い、英国議会における適切な代表なしに課税 されることに反対した。彼らは、英国政府の制定した強硬な措置は、英国民としての彼らの権利を侵害す るものであると考えた。また彼らは、政府はその市民の日常生活に干渉すべきではないが、市民の自由と 財産を確保し保護するべきであると考えた。

1774 年9 月5 日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで第1 回大陸会議が開催され、13 の植民地のう ち12 の植民地の代議員が出席した。この会議で、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国の国王 ジョージ3 世に対する陳情書「権利宣言」が作成された。また、植民地の人々に英国製品を使わないよう 促す1774 年の連帯決議が採択された。この会議で代議員らは、英国が陳情に対して十分な対応をしなかっ た場合に備えて、1775 年5 月10 日に第2 回大陸会議を開催することを計画した。

第2 回大陸会議は1775 年5 月に開催され、激しい討論の末に、英国との和解は不可能であるとの結論 に達した。1776 年6 月7 日、バージニアの代議員リチャード・ヘンリー・リーが、独立の決議を提案し た。これを受けて大陸会議は、植民地の独立声明を起草するために、ジョン・アダムズ、ベンジャミン・ フランクリン、トマス・ジェファソン、ロバート・R・リビングストン、およびロジャー・シャーマンを指 名した。実際に文書を執筆する役割はジェファソンに与えられた。

独立宣言の執筆に当たり、ジェファソンは、自然権と個人の自由という理念を重視した。これらは、17 世紀の哲学者ジョン・ロックらによって広く提唱されていた理念であった。独立宣言の冒頭には、「すべて の人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不 可侵の権利を与えられている」と述べられている。さらにジェファソンは、英国に対する正式な苦情を列 記し、植民地が母国から完全に独立しようとする決断を正当化した。この文書は、1776 年7 月2 日、検 討・討論のため大陸会議に提出され、2 日後の1776 年7 月4 日、大陸会議は満場一致で独立宣言を採択し た。

独立宣言の署名者56 人のうち8 人は外国生まれであった。それは、バトン・グウィネット(英国)、フ ランシス・ルイス(ウェールズ)、ロバート・モリス(英国)、ジェームズ・スミス(アイルランド)、 ジョージ・テイラー(アイルランド)、マシュー・ソーントン(アイルランド)、ジェームズ・ウィルソン (スコットランド)、およびジョン・ウィザースプーン(スコットランド)の8 人であった。

◆独立宣言


1776 年7 月4 日第2 回大陸会議により採択
13 のアメリカ連合諸邦による全会一致の宣言



人類の歴史において、ある国民が、他の国民とを結び付けてきた政治的なきずなを断ち切り、世界の諸 国家の間で、自然の法と自然神の法によって与えられる独立平等の地位を占めることが必要となったとき、 全世界の人々の意見を真摯に尊重するならば、その国の人々は自分たちが分離せざるを得なくなった理由 について公に明言すべきであろう。

われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等で あり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているという こと。こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づい て正当な権力を得る。そして、いかなる形態の政府であれ、政府がこれらの目的に反するようになったと きには、人民には政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立し、人民の安全と幸福をもたらす可能性が 最も高いと思われる原理をその基盤とし、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる形の 権力を組織する権利を有するということ、である。もちろん、長年にわたり樹立されている政府を軽々し い一時的な理由で改造すべきではないことは思慮分別が示す通りである。従って、あらゆる経験が示すよ うに、人類は、慣れ親しんでいる形態を廃止することによって自らの状況を正すよりも、弊害が耐えられ るものである限りは、耐えようとする傾向がある。しかし、権力の乱用と権利の侵害が、常に同じ目標に 向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らかであるときには、その ような政府を捨て去り、自らの将来の安全のために新たな保障の組織を作ることが、人民の権利であり義 務である。これらの植民地が耐え忍んできた苦難は、まさにそうした事態であり、そして今、まさにその ような必要性によって、彼らはこれまでの政府を変えることを迫られているのである。現在の英国王の治世の歴史は、度重なる不正と権利侵害の歴史であり、そのすべてがこれらの諸邦に対する絶対専制の確立 を直接の目的としている。このことを例証するために、以下の事実をあえて公正に判断する世界の人々に 向けて提示することとする。

国王は、公共の利益にとって最も有益かつ必要である法律の承認を拒否してきた。

国王は、国王自らの承認が得られるまで執行を保留するとうたわれていない法律の場合は、緊急かつ切 迫した重要性を持つ法律であったとしても、植民地の総督に対し、そのような法律を通過させることを禁 止した。また、保留条項のある法律に関しては、まったく注意を払わず、放置した。

国王は、人民の英国議会における代表権を放棄しなければ、広大な地域の人民のためとなるその他の法 律を通過させることを拒否すると威嚇した。こうした権利は、人民にとって計り知れないほど貴重なもの であり、それを恐れるのは専制君主のみである。

国王は、立法府を疲弊させ、国王の政策に忍従させることを唯一の目的として、定例の会場とは違う不 便な場所、また議会の公文書の保管所から離れた場所で議会を召集した。

国王は、植民地の代議院が国王による人民の権利侵害に対し果敢に断固として反対したという理由で、 各代議院を何度も解散させた。

国王は、そのような解散を行った後、新たに各代議院を選出することを長期にわたって拒否してきた。 それにより、消滅させることのできない立法権の行使は、人民全体に戻されるところとなり、その間、諸 邦は外からの侵略および国内の動乱のあらゆる危険にさらされた。

国王は、諸邦への人口増加を防止しようと努めた。その目的のために外国人帰化法を妨げ、この地への 移住を奨励するその他の法律の通過を拒み、新たな土地取得の条件を厳しくした。

国王は、司法権を確立する法律を承認することを拒むことによって、司法の執行を妨げてきた。

国王は、判事の任期およびその給与の額と支払方法を、国王の一存で左右できるようにした。

国王は、おびただしい数の官職を新たに設け、この植民地の住民を困らせ、その財産を消耗させるため に、多数の役人を派遣してきた。

国王は、われわれの立法府の同意を得ることなく、平時においてもこの地に常備軍を駐留させている。

国王は、軍隊を、文民統制から独立させ、かつそれよりも優位にたたせるような措置をとってきた。

国王は、他者と共謀し、われわれの政体とは相容れない、またわれわれの法律によって認められていな い司法権にわれわれを従わせようとしてきた。そして、見せかけの立法行為による以下のような法律を承 認してきた――

われわれの間に大規模な軍隊を宿営させる法律。

その軍隊が諸邦の住民に対して殺人を犯すようなことがあった場合でも、見せかけばかりの裁判によっ て彼らを処罰から免れさせる法律。

われわれの世界各地との貿易を遮断する法律。

われわれの同意なしにわれわれに課税をする法律。

多くの裁判において、陪審による裁判の恩恵を奪う法律。

われわれを偽りの罪で裁くために海を越えて移送する法律。

隣接した王領植民地で英国法の自由な制度を廃止し、そこに専制的な政府を樹立し、しかもその境界を 拡張することによって、その政府を、われわれの植民地に同様の専制統治を導入するための先例とし、ま た格好の手段とする法律。

植民地の設立特許状を剥奪し、われわれの最も貴重な法律を廃止し、われわれの政府の形態を根本的に 変える法律。

植民地の立法機関を一時停止させ、いかなる事項においてもわれわれに代わって英国議会が立法を行う 権限を与えられていると宣言する法律。

国王は、われわれを国王による保護の対象外であると宣言し、われわれに対し戦争を仕掛けることに よって、植民地での統治権を放棄した。

国王は、われわれの領海で略奪行為を行い、沿岸地域を蹂躙し、町を焼き払い、人民の命を奪った。

国王は、最も野蛮な時代にもほとんど例を見ない、およそ文明国家の長として全くふさわしくない残忍 さと背信行為の数々で、すでに始められている死と荒廃と専制の事業を完遂するために、現に外国人傭兵 の大軍を輸送している。

国王は、公海で捕虜となったわれわれの同胞に、祖国に対して武器を取らせ、友人・兄弟に対する処刑 人になるよう、あるいは自らの手で自ら命を落とすよう、強要してきた。

国王は、われわれの間に内乱を引き起こそうと扇動し、また、年齢・性別・身分を問わない無差別の破 壊を戦いの規則とすることで知られる、情け容赦のない野蛮なインディアンを、辺境地帯の住人に対して けしかけようとした。

こうした弾圧のあらゆる段階で、われわれは最も謙虚な言辞で是正を嘆願してきた。われわれの度重なる 嘆願に対しては、度重なる権利侵害で応えたに過ぎない。このように、専制君主の定義となり得る行為を 特徴とする人格を持つ君主は、自由な人民の統治者として不適任である。

またわれわれは英国の同胞たちに対しても注意を怠ってきたわけではない。われわれは、彼らの議会が われわれに対してまで不当な権限を押し広げようとする企てについて、折に触れて彼らに注意を促してき た。また、われわれがこの地へ移住し入植した状況を、彼らに改めて思い起こさせてきた。彼らの生来の 遵法精神と寛大さに訴えるとともに、相互の結びつきと親交が必ずや断ち切られることとなるこうした国 王の権利の侵害を認めないよう、われわれの血縁的なきずなをとおして訴えてきた。しかし彼ら英国の同 胞も、正義の声と血縁の訴えに耳を貸そうとしてはいない。従ってわれわれは、分離を宣言する必要性を 認めざるを得ず、彼らに対して、他のすべての人々と同様、戦時においては敵、平和時においては友とみ なさざるを得ない。

従ってわれわれアメリカ連合諸邦の代表は、大陸会議に参集し、われわれの意図が公正であることを、 世界の最高の審判者に対して訴え、これらの植民地の善良な人民の名において、そしてその権威において、 以下のことを厳粛に公表し宣言する。すなわち―これらの連合した植民地は自由な独立した国家であり、 そうあるべき当然の権利を有する。これらの植民地は英国王に対するあらゆる忠誠の義務から完全に解放 され、これらの植民地と英国との政治的な関係はすべて解消され、また解消されるべきである。そして自 由で独立した国家として、戦争を始め、講和を締結し、同盟を結び、通商を確立し、その他独立国家が当 然の権利として実施できるすべての行為を実施する完全な権限を有する―と。そして、われわれは、この 宣言を支持するために、神の摂理による保護を強く信じ、われわれの生命、財産、および神聖な名誉をか けて相互に誓う。

連合会議の命令により、連合会議を代表して署名。
議長、ジョン・ハンコック

認証。
書記、チャールズ・トムソン

独立宣言署名人

ジョージア:
バトン・グウィネット
ライマン・ホール
ジョージ・ウォルトン

ノースカロライナ:
ウィリアム・フーパー
ジョゼフ・ヒューズ
ジョン・ペン

サウスカロライナ:
エドワード・ラトレッジ
トマス・ヘイワード・ジュニア
トマス・リンチ・ジュニア
アーサー・ミドルトン

マサチューセッツ:
サミュエル・アダムズ
ジョン・アダムズ
ロバート・トリート・ペイン
エルブリッジ・ゲリー
ジョン・ハンコック

メリーランド:
サミュエル・チェース
ウィリアム・パカ
トマス・ストーン
チャールズ・キャロル・オブ・キャロルトン

バージニア:
ジョージ・ワイス
リチャード・ヘンリー・リー
トマス・ジェファソン
ベンジャミン・ハリソン
トマス・ネルソン・ジュニア
フランシス・ライトフット・リー
カーター・ブラクストン

ペンシルべニア:
ロバート・モリス
ベンジャミン・ラッシュ
ベンジャミン・フランクリン
ジョン・モートン
ジョージ・クライマー
ジェームズ・スミス
ジョージ・テイラー
ジェームズ・ウィルソン
ジョージ・ロス

デラウェア:
シーザー・ロドニー
ジョージ・リード
トマス・マッキーン

ニューヨーク:
ウィリアム・フロイド
フィリップ・リビングストン
フランシス・ルイス
ルイス・モリス

ニュージャージー:
リチャード・ストックトン
ジョン・ウィザースプーン
フランシス・ホプキンソン
ジョン・ハート
エイブラハム・クラーク

ニューハンプシャー:
ジョサイア・バートレット
マシュー・ソーントン
ウィリアム・ホイップル

ロードアイランド:
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ウィリアム・エラリー

コネティカット:
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