あれもこれも興味ありますねん！

すでに何度も報道されている通り、日本代表のワールドカップ登録メンバーが発表されました。

報道ステーションでは、大層なタイトルでコーナーを設けていたので、

どんな事をやってくれるのかと、普段ではみない番組を見たのに、

あまりにレベルの低い内容に、ガッカリしてしまいました。


さて、サッカーが好きな人ならば、岡田監督の選出に関して、

「このメンバーはどうなの？」

「この人を選ぶ理由が分からない」

なんて、それぞれの意見はあるものだと思います。

それで良いんです。それがこのスポーツの楽しみの１つでもあるんですから。


私にも私自身の意見がありますが、

そんな事をブログで書き連ねても、読んでくださる方は面白くないと思うので、

それは控えておきます。

一部の選手の誹謗中傷になりかねませんしね＾＾；；


さて、このところ、色々とバッシングの多いのは岡田監督自身ですね。

ここ最近の試合結果からすれば仕方のない事ですが、

少なくとも私にとっては、「戦術に関する考え方」の理解しやすいタイプの監督です。

だから、他の監督を起用したり、また更に、この土壇場でよく分からない

監督を呼んでくるよりは、よっぽど安心の出来る人物なのです。

だから、私は監督を変えて欲しいと思った事はないですね。


そんな話はさておき、、、

選出された２３名から、ある程度見えてくる事があると思います。

先日も書いた通りですが、選出されたメンバーからも、

予想されるスタメンはこの様になると思います。

　　　　　　岡崎
　　　　　　　　本田
松井　　　　　　　　　　中村俊

　　　遠藤　　　長谷部
長友　　　　　　　　　　　内田
　　　　闘莉王　中澤

　　　　　　　楢崎

つまり、岡田監督は、アジア予選と同様に中盤を核として、

ポゼッションサッカーで、ワールドカップに挑もうとしている訳です。


アジア予選と、ワールドカップ本番では、対する相手のレベルは格段に違いますので、

岡田監督もいろいろと迷いがあったところだと思いますが、

最終的にポゼッションを第一にチームを機能させる方針を選択したのには、

次の２つの理由が大きく起因していると思われます。

１）昨年のオランダとの親善試合で、ポゼッションを奪えるシーンがあり、
　　その時間帯では、うまくチームを機能させる事が出来た。

２）MF本田が急成長し、新たなる攻撃のオプションに目処が立った。


これらの理由から、フォーメーション的にもガチンコ勝負で２位以上での突破が可能だと

最終判断をしたのだと思います。

いや、「今のところ、それが可能なんじゃないかと考えている」と言うのが

より正確なところなのでしょう。

本番までに残された３試合の韓国戦、イングランド戦、コートジボワール戦で

シュミレーションし、本当に最後の判断をするのでしょう。


実のところ、私自身はかなり上記のフォーメーションで得点する事が出来るのか、

非常に懐疑的ではあるのですが、少なくとも本番までは３試合あるので、

試してみるしかないと思います。


その時に問題なのは、本当にポゼッションを奪えているのかどうか？と言う事ですね。


大変厳しい言い方になるのですが、

もし私が、オランダやデンマークの様な実力のあるチームの監督ならば、

今の日本の様にフィニッシュに致命的な問題を抱えている格下のチームと対戦するならば、

それほど積極的にポゼッションと言う形で、試合のイニシアティブを取らなくとも、

十分にゲームをコントロール出来ると考えるからです。


後半の１０分頃まで好きに攻撃させて消耗させて、

それからシンプルな攻撃をしかけるだけで十分に仕留められると考えるでしょう。

そう考えると、ポゼッションを奪えるかどうかだけではなく、

決定的なフィニッシュの状態にまで持ち込めるかどうかまでを含めて判断しないと、

妙な幻を見て、自分達がやらねばならない事を見誤る可能性があると思います。


さて、、、

もしポゼッションサッカーが不可能だとなった場合にどうするのか？

と言うオプションが、FW矢野なんでしょうかね？？

このあたりは、正直私には分かりません。

矢野でカウンター攻撃は成立するんでしょうか？

私個人的には、迫力不足だと思うのですが、選出されたFWの中でスピードがあるのは、

矢野と玉田で、矢野の方は身長もありますから、

おそらくそういう事も考えての事なんじゃないかと思ったりしています。

もちろん流れの中でスピードが活かせる攻撃が出来れば一番なのでしょうが、、、、


さて、個人的に一番気になるのは、DFだったりします。

今のままでは、９０分中８０分ゲームをコントロールしたとしても、

たった１本のロングボールで失点する状態は解決されていません。

そして、そのボールの受け手にはエトーやロッベンなど、１ｖｓ１では本当に厳しい選手達が

ぞろぞろといる訳です。


いやー本当に楽しみです。

何て言うんでしょうか？　正直言って、どこまで勝ち進めるのか？って言うワクワクの

楽しみとは違いますね。

凄く怖いと評判のお化け屋敷に入っていく楽しみの方に近い感覚で楽しみですね＾＾；；