桜も散り始め 娘も明日から始業式...
ちっとは静かになりそうですね...(笑)
今回は 僕の友達の車です
車両は ミツビシ パジェロ ミニ H53A
まあ よくご存じの方はいらっしゃると思いますが
この車両 エンジンもさる事ながら AT オートマチックが弱いんです...
弱いというか 10年もしくは10万キロあたりで手放した方が
経済的ではありますね〜...
まあ どうしても乗りたい!って方は エンジンとミッションは載せ替えましょう!
今回のトラブルも オートマチックのトラブル...
「全然走らないんです...坂も上らないし...」
とTELがあり 現場に急行!
エンジンはすんなりかかりました...
...が!...
オートマチックが逝っていました...
とりあえず 代車と入れ替えをし 何とか工場に帰り着くことができました...
帰っている途中 メーターパネル内の「N」レンジが点滅し始めました...
おそらく フェイルセーフに入り 3速固定になっていると思われます
★フェイルセーフとは★
センサーやスイッチやソレノイド等に異常が発生した場合
運転性をなるべく損なう事なく制御させる機能です
パソコンで言えば「セーフモード」みたいなものかな...)
なぜ 3速固定になっているとわかったかというと
ゆっくり回転を上げていくと 何とか40キロくらいまで加速する事ができるんですが
40キロまで上がるのに 変速しなかった事と シフトを「2」や「1」に落としても
切り替わらなかったので 3速に固定のままだとわかりました
この車両は 4ATなのでダイアグノシスがあります
ちなみに 3ATはOBD2がありません!
なので AT本体が悪いのか センサーが悪いのか ECUが悪いのか わかりません
一つ一つ調べていかないと いけないんですね〜...
んでは 早速 診断してみましょう!
エラーか〜〜い!
っまそりゃそうでしょうね〜...
Pコードの表示と消去だけの診断機じゃあね〜...
ならば これなら どうだ!
ちなみに うちの会社のものではありません...(笑)
まあ スゴイ診断機なんで あっさりと 診断できました
しかし 僕が思っていた診断結果ではありませんでした
というのも この車両ATが弱いのは当たり前なんですが
3速固定(たまに1速固定)になる場合 ソレノイド系が悪くなる事がほとんどです...
まあECUも結構悪くはなるんですが...
今回もソレノイドを交換すれば とりあえずはOKかなって思ってました...
しかし 診断結果はソレノイドではなく AT内部にあるパルス不良との結果!
単体点検を実施し 問題なければセンサーの不良ではないので パルスジェネレータの交換!
ソレノイドと思っていたので 集めた資料は意味がなく
もう一度 資料を集め直す事に...
AT側からの点検はとてもじゃないけど 難しいです...
本体をズラさないと無理なんじゃね〜のって感じです...
なので 車両側のハーネスから 抵抗を調べます!
とまあ 色々とやっては来たんですが 結局のところ
AT本体を交換と判断し 友達に伝えた所
「廃車します...」との事でした
車は機械なんで 永久的に使える部品は1つもありません
お金があれば 部品をどんどん交換すればいいんですが...
その前にお金があるんだったら 新車買ってるか〜
なんとかしたかったんですが こればっかりはどうしようもありませんでした...
まあ 高額修理ともなると こういう事もあります
でも仮に今回ATを載せ替えた所で また他の部品が逝ってしまう事もあるんで
よく メカニック(整備士)と相談して 修理するかしないか 判断してください!
2016年04月05日
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