2018年02月18日
ドイツの輪・・・
バウムクーヘンもらったんで
どうもクラゲです。
バームクーヘンですよ!バウムクーヘンでもいいです。バウムクウヘンはくどいかな?
ドイツ語でバウム(木)とクーヘン(ケーキ)という意味です。まさしく年輪!
〜〜〜製法〜〜〜
職人が専用のオーブンで、回転している芯に生地を塗りながら直火で焼いていくと、
焦げ目が幾層に重なって、年輪のように焼きあがるわけです。
ドイツでは「バームクーヘン焼きは長生きしない」と言われています。
手間暇かかる作業とオーブンの直火の熱を正面に受けるために大きな負担になるってことでしょうね。
原料は「バター」、「鶏卵」、「砂糖」、「バニラ」、「ラム酒」で、
あと「マジパン」ってあるけど、何?
〜「マジパン」〜
ケーキに上に載ってる人形とかね〜!
最後に表面にフォンダン(糖衣)やチョコレートを塗ります。
乾燥防止のためですが、見た目も美しくなりますね。
〜〜〜バウムクーヘンの歴史〜〜〜
紀元前のギリシャで作られていた「オベリアス」のようです。
木に生地を巻き付けて回転させながら焼いたパンです。
ポーランド・リトアニア連合の「シャコティス(センカチュ)」というケーキが起源の説もありますが、
それもギリシャ由来ではないでしょうか?
日本での発祥は第一次大戦で捕虜になっていたドイツ人「カール・ユーハイム」が伝えました。
1919年3月4日に広島県(海あり)の「広島物産陳列館」で開催された、
「似島収容所浮虜製作品展覧会」でユーハイムが焼いたバウムクーヘンが販売されたのが最初です。
それにちなんで3月4日はバウムクーヘンの日だそうです。
ちなみに「広島物産陳列館」は後の「原爆ドーム」です。
ユーハイムは1920年に解放され、青島(チンタオ)にいた家族を呼び寄せて、
横浜で店を開きバウムクーヘンをはじめ洋菓子を販売し、繁盛します。
バウムクーヘンの販売当初の名前は「ピラミッドケーキ」ですって!
しかし、1923年に関東大震災で店は全焼してしまいます。
ほとんど無一文でたどり着いたのが神戸でした。
そこで多額の借金をして新たにお店を出店します。
神戸はもともと外国人が多かったため、本格的な洋菓子が買えるとあって、開店初日から大繁盛で、
2日で材料を使い切る程でした。
その後、第二次大戦が勃発して、1945年、終戦前にユーハイムは亡くなります。
終戦後、妻のエリーゼもドイツに強制送還されます。
しかし、戦争から戻ってきた職人たちが新たにお店を再開させます。
1953年、エリーゼも日本に戻りユーハイムの理念を継いでお店を大きくしていきます。
そして、1971年、エリーゼが亡くなります。
1976年には、エリーゼの悲願だった本国ドイツに出店させました。
〜〜〜総括〜〜〜
日本ではかなりポピュラーになってますよね。
ドイツの方はそもそも珍しいらしいようで、
マイスターにより、伝統的な製法が今も守られているのだそうです。
ユーハイムも伝統と信念を貫いたんですね。
日本の素材を生かした日本生まれのバウムクーヘン!
TV雑誌で話題の濃厚しっとり黄金バウムクーへンのお店ラ・ファミーユ
レモンにハズレはありません!モンドセレクション2014銀賞受賞!
モンドセレクション2013銅賞受賞!
TV雑誌で話題。有名人もお取り寄せするまっ黒チーズケーキのお店
3つセットなんて反則!!!
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7334090
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック