アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2020年06月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
月別アーカイブ
写真ギャラリー
タグクラウド
最新コメント

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年04月25日

ウチの所有する山の祠

先日婆ちゃんが体調を崩して入院したんだ。 親は共働きなので付き添いのため急遽自分が帰省したんだが、 ボケが急激に進行して幼児のようになった姿はショックで見てられんかった。 久々に帰った実家は家中ほこりだらけ… 掃除や仏壇・神棚に手を合わすのはもっぱら婆ちゃんだけだったので、足腰弱ってからは放りっぱなしになっていたようだ。 自分が居れるうちにと思い立ち、家中拭いたり掃いたり、数年ぶりだろう御供え物をして手を合わせたある日。 その晩、おかんが突然寝ている俺のところにやってきて世間話を始めたかと思うと、 「そういえばおばあちゃん、ボケる前に山の祠をおまつりせんと言うてしきりに気にしとったわー」 …この家で生まれ育ったが、そんな祠があることは初耳。 詳しく聞くと、なんでもウチの所有する山の奥に小さな祠?のようなものがあって、15年以上前に死んだ祖父の代で祭祀はしてないとのこと。 俺の掃除に気付いてもおらず神仏に全く興味の無いおかんが、なぜ突然そんな話をしたのか訝しみつつ就寝。 が、それだけでは終わらなかった。 明け方。 寝静まって誰もいるはずもない階下の仏間から、 チーンンン…チーンンン…と言う音ともに、掃除の際どこを探しても無かった線香の匂い。 空耳…?と思ってたら突如腰に衝撃、今まで感じたことの無い激痛。まじかよ! そのとき脳裏を掠めたのは、そういやうちの人間いつから墓参りしてねーのかということ。 朝になって場所のわからん山の祠のあるとおぼしき方角(勝手にきめた)に米と水と酒を置いて手を合わせ、 老人のような格好で棒を杖がわりに痛む腰を引きずって墓参りをしたところ、 その場でいきなりおさまる腰痛。ありえねえ。 さらにありえないことに、次の日病院の婆ちゃんの意識レベルが嘘のようにはっきり。なんだこれ。 …とにかくその後婆ちゃんはスピード退院し、お役御免になった俺は実家から急いで逃げ帰ってきた。 祟りにしろご加護にしろ、しばらく実家には近づきたくない俺ガイル。 <感想> 逃げても最終的にはあとを継ぐことになりそう。 マスク緊急手配★ウィルス感染予防にも花粉症対策にも最適♪
【このカテゴリーの最新記事】

2020年04月24日

中身を知ると…「怖い絵」

絵が怖いというよりは…。 中身を知ると…「怖い絵」

違うよな?

厨房時代、自転車で塾から帰る途中。(夜の10時頃) 近所に山口なんとか言う偉い人の記念公園があるんだけど、そこの前を通ったらこんな時間なのに誰かいる。 砂場のところで変なおじさん(30過ぎくらいで、ワイシャツにネクタイというサラリーマン風)が、 向こう向いてうずくまってた。 何か気になって、誰かに襲われでもして怪我でもしたのかと思い、(約10年前でオヤジ狩り全盛期だったから) 近づいて声を掛けようとしたら、 「違うんだ違うんだこれじゃないんだ・・・」 って呟きながら、変なボロボロの布みたいな物に一心不乱にカッターナイフ何回もザクザクザク・・・と。 うわっ、危ない人だ、と思って逃げようとしたら呼び止められて、 「なあ・・・これじゃないよな?違うよな?」って訊かれた。 そこでおじさんの顔を初めて正面から見たけど、どう見ても危ない人。 眼鏡の右のレンズが『人』って字みたいにひび入ってて、 その向こうの目は何というか、落ち窪んでるって言い方がぴったりな感じの、隈がパンダみたいに目の回り全体に広がってて、 瞳孔も開いて見えた。 しかも、目は凶悪そうなのに、口にはにやにやした笑いが浮かんでいる。 「わ、解りません!」って叫んで逃げた。 次の日、学校の帰りに公園に行ってみると、 小学生らしい女の子が、ブランコの近くの地面に穴掘って何かを埋めてた。 「どうしたの?」って訊くと、「猫が死んじゃってたからお墓作ったの」って。 あの時おじさんがザクザクしたの、猫だったらしい。 逃げなかったら私も切り刻まれてたかもとぞっとした。 あと、何が『違った』んだろう・・・ <感想> その後、事件を起こしたりしなかったんだろうか? マスク緊急手配★ウィルス感染予防にも花粉症対策にも最適♪

猫泥棒

友人の話。 彼は幼年期を山中の実家で過ごしたが、その集落はやたらと猫が多かったらしい。 ある時、見慣れた猫の姿が次々と消えたことがあった。 彼の猫もいなくなってしまい、泣きながら暗くなるまで探した記憶があるそうだ。 結局見つからずに落ち込む彼を、祖母がこう言って慰めた。 「ここの山奥にはずっと昔から、猫泥棒ってのがいるんだよ。  時たま里から猫をかっぱらうけど、大抵一月もすればちゃんと里に帰すから。  だから、もうちょっと待ってみてごらん」 祖母の言った通り、しばらくして猫は家に帰ってきた。 大層喜んだのだが、同時にちょっと違和感を覚えたという。 猫がまるで、外見はそのままで中身だけが変わったかのような。 獣に似付かわしくない、理知的な雰囲気を醸し出すようになっていた― そう彼は言う。 「いや家の猫、本当に賢くなっていたんだ。  帰ってきてからのあいつ、時々人の言葉を喋ってたんだぜ」続きを読む...

松茸山

今ならオッケーっぽいんで、長野県の人から聞いた話を書きます。 実話だとは思いますが、確かめたわけではありません。 前に書き込んでいたコテの人みたいな上手い文章は書けませんが、その点はご容赦ください。 4年前に、ある村のAさんが松茸山の権利を買いました。 権利を買うと、その山で松茸が採り放題になります。 採ったマツタケは、自分で食べても売っても良いわけですが、 他人に採られてしまっては元も子もないので、権利を買った人は大抵、周囲にロープを張り巡らせ看板や張り紙で警告します。 それでも高価な松茸のことですから、警告を無視して盗みにくる人もいるので、シーズン中は警備の人が巡回しています。 Aさんも荒っぽい男を数人雇って警備に当たらせていました。 しばらくして、Aさんのところへ荒くれ男たちが揃って顔を出し、 「仕事を辞めさせてくれ」と言い出しました。 Aさんは「条件を良くするから」と引き止めましたが、男たちは「もう辞めさせてくれ」の一点張りです。 なぜ急に辞めると言い出したのか? Aさんが理由を問うと、最初は口ごもっていた男たちもやがて重い口を開いて、次のような事情を話しはじめました。続きを読む...

空気がおかしい

5月の頭に友人と渓流釣りに行った。 割と開けた風光明媚なポイントで、結構釣り客や観光客が来たりする場所なんだけど、 今日はいつもより上流まで行ってみよう、てなことになってエッチラオッチラ登ってった。 んで、小さな滝を登ったところに大きな岩盤がせり出してて、その下を水が流れてる場所に出たわけ。 いいねー、釣れそうだねー、なんて話ながら釣りを始めた。 小一時間くらいたった頃かな?友人が急に「なんかやばい、周りの空気がおかしい」とか言い出すわけ。 なーに言ってんだこいつは?とか思うッしょ? でも、「帰ろう!やばいって!」って本気になって言うわけ。 友人はヤマメも釣れたのに、俺はまだハヤくらいしか釣れてなかったから、正直、帰りたくなかった。 でも、友人の様子が尋常じゃない。俺もだんだん不安になってきた。 「わかったよ。帰るべ」っつって帰り支度始めた。 ら、なんとも、、言い難い臭い、、、、、動物園?洗ってない犬?Is this 獣臭? 滝を転がり落ちるように落ちて、さっきまで釣りしてた岩盤を振り返った。 出たね。熊。口の周りは血?で真っ赤。マジで小便漏らしたよ。あまりの迫力に。 脱兎のごとく逃げた。心の底から感謝した。友人のシックスセンスに。 <感想> マジで怖いやつじゃないですか。 マスク緊急手配★ウィルス感染予防にも花粉症対策にも最適♪
検索
最新記事
カテゴリーアーカイブ
アクセスカウンター
にほんブログ村 本ブログ ホラー・怪奇へ
にほんブログ村
にほんブログ村 動画紹介ブログ ホラー・怪奇動画へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
リンク集
プロフィール
みもんさんの画像
みもん
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。