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2017年11月24日

大和朝廷の謎(15)安康天皇と眉輪王(悲劇の王子)

倭の五王の時代は、広開土王との争いも一段落し、倭国
が宋と連携を持ち、2正面作戦によって、朝鮮半島の情
勢も硬直状態となり、比較的に安定した時代だったので
しょう。

第15代安康天皇の時に、大事件が起こりました。
なんと妻の連れ子の眉輪王(マヨワノオオキミ)によっ
て、刺殺されてしまったのです。

この事件の背景には、とても悲しい事実がありました。
叔父の妹を弟の妻にしようとした安康天皇は、家臣の讒
言を信じ、叔父を殺してしまいます。

そして、叔父の妻を自分の妻にしてしまったのです。
この叔父の息子である眉輪王(連れ子)が父親の死の真
相を知り、父のカタキを討ったのです。

7歳の眉輪王は、追っ手から逃れるために葛城円(カツ
ラギノツブラ)の邸宅に駆け込みます。

葛城円はこれを庇いオオハツセ(後の雄略天皇)の軍に
対し、「自分はとても大王軍には勝つことができません
が最後まで戦います」と言って、ついに眉輪王共々殺さ
れてしまいます。

葛城氏は、武内宿禰の子孫で奈良盆地の南西部に強大な
権力を持ち居を構えていましたが、この事件により滅亡
してしまいます。

武内宿禰の子孫には、蘇我、巨瀬、平群などたくさんの
有力氏族がいますが、その代表格であった葛城氏の滅亡
により、勢力図は次第に塗り替えられて行きます。



posted by mydears at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 大和朝廷
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