2017年11月30日
大和朝廷の謎(35)持統天皇 その4
持統天皇は、能力的には大変優れた女帝だったようです。
飛鳥浄御原令を完成(大宝律令の元)、庚寅年籍(戸籍)
により税制を完成、藤原京の造営・遷都を実施、中央集
権国家の完成を牽引しました。
西暦696年に貢献大だった高市皇子が亡くなり、翌年
には、第42代文武天皇が誕生しました。
高市皇子は、文武に秀でた大変優秀な方だったようで、
文武天皇も信頼を置き、慕っておられたようです。
個人的な見解で申し訳ありませんが、高松塚古墳は高市皇
子、すぐ近くのキトラ古墳には文武天皇が埋葬されている
のではないかと思っております。
この後、西暦703年には持統天皇が亡くなられました
(日本で初の火葬であったようです)。
また、それから間もない、西暦707年には、わずか24
歳で文武天皇も後を追うように亡くなられました。
その後は、天智天皇の第4皇女・阿閇皇女(草壁皇子のお
妃)が第43代元明天皇として即位され、西暦712年に
古事記が完成しました。
西暦715年に元明天皇の子供(文武天皇の姉)である
氷高皇女(ひたかのひめみこ)が第44代元正天皇とし
て即位され、西暦720年日本書紀が完成しました。
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