とにかく1歳なるまでの、あんなことこんなことの苦労ときたら、何も知らない人は単純に猫がカワイイというけれど、本当は裏では相当の世話の苦労があることを全然知らない。カワイイだけで子猫を貰ってきたら、とんでもない猛獣と気づき、とても飼えないと投げ出す人もいそうだ。
昔は室内飼いではなかったので、そんなに猫の飼育の苦労は感じなかったけれど、今は室内飼いが普通なので、本当にあれこれ世話が掛かって大変。基本的に昔はトイレも外で勝手にやってくれてたので、その分の世話が今は余計にかかる。去年から母猫とも知らずにノラ猫を飼いだしてから、初めて猫の糞を見たり嗅いだりしたくらいだ。
子猫は決まった猫トイレじゃなく、やたら人の目につきにくい隠れた場所で糞をしたがるもので、コタツの中でも暗いので、子猫がついウンコをしたくなったりするので、その予定外の掃除がこれまた大変で泣きたくなる毎日だった。
おしっこも布団の上で何回もして、ただ布団にきちんと座っただけで、これがトイレのポーズと一緒なので、慌ててどかしたり本当に毎日苦労が絶えなかった。それでも間に合わず何回布団を洗ったことか。それに懲りて布団の上に防水シーツを掛けてずっと寝ていたものだ。
電車の手すりを触れないとか、極端な神経質できれい好きな人も無理。自分の糞や尿に砂を掛けた足で家の中を歩き回るのだから、よく猫が来る自分の机の上などは本当はバイ菌だらけなのに、だんだん慣れてきて何とも思わなくなる、ある程度寛容な人でないと無理。
本当に猫を飼いたい人がいたら、世話の掛からない最低でも1歳以上の方が断然お勧め。ある程度の躾もできているので、飼い主としては大分楽だと思う。譲渡したい飼い主も下手に手元に置いておくと、情が移ってしまい中々里子に出せなくなるのもある。手元に置いておくほど、何も知らない譲渡希望者からの「市場価値」も下がるのだし、早めに里子に出すのが正解と分かった。
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