きょうから店内は、ねこ喫茶に模様替えをした。
伊東祐親の地元、伊東市には「ねこ博物館」があるが、そこのブサかわいいことで人気猫のナッツくんに会いに行って、珍しく嫌われて帰ったとのことで、ネコ界では一躍有名になった静岡の放送局の相場アナが、地元秋田に戻って最近、田沢湖畔の赤い鳥居を小走りにくぐった途端、やっぱり滑って転びそうになった。
箱根大学駅伝で創価大学が、20年振りで10区でトップから逆転されたのも、学会員が復路をスタートしてすぐ箱根湖畔の大鳥居をくぐったからではないのか、とすぐに都市伝説化されていた。どうも学会員は日蓮宗徒なのだから神道の鳥居の下を通ってはいけない戒律があるらしい。でも、あそこはコースになってるので鳥居を避けては通れず、それで最後の最後に、異教徒駒沢大の石川選手に抜かれる番狂わせが起きたのだろうとのこと。
創価大の最後の最後まで手に汗握る展開には、海の向こうのネット中継で観戦していたであろうか、ハービーハンコックさんやウエインショーターさんらも、もしや巻き込んだのかもしれない。「初歩のラジオ」という雑誌が昔あって、1974年頃、石丸電気のレコードランキングが載っていたのだが、ジャズ部門では、ハービーハンコックさんの「ヘッドハンターズ」というLPがずっと1位だったことを覚えている。
ジャケットのイラストがウサギ人間みたいで、ざら紙に活版印刷だったので、あんな派手な真っ黄色のジャケットとは全然知らなかった。前にも書いたけど、「不思議の国のアリス」をモチーフにした「マッドハッター」という当時一番よく聴いた大好きなLPで、「マッドハッターラプソデイ」という代表曲では、キーボードのチックコリアさんと掛け合うようにピアノを演奏していたのがハービーハンコックさんだった。マッドハッターとは、あのアリスが追い掛ける、せかせかした懐中時計を懐に入れたイカれたウサギのことで、チックコリアさんがジャケット写真で仮装までしている。
チックコリアさんが2/9に79歳で亡くなったというのだけど、何しろ山奥に住んでるので情報が遅くて、やっときょう書けた。うちにもウサギみたいな短いしっぽの、一見ブサかわいいオスの子猫がいる。どうにも見た目が老顔で、明治大正の頃の猫のように見える。それがチャームポイントでもある。逆にもう一匹は現代風で、平成風の顔でよく言えばジャニーズ風でもある。是非当店に見にいらしてください。
チックコリアさんは70年代に京都に長期滞在し、確か「銀閣寺」という曲をLPに吹き込んでいたと思う。金閣寺でないところが、ジャズミュージシャンらしくもある。
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