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2021年02月07日

大地震の一年前

18:30
これも大震災の予兆行動と言えるのだろうか。大震災の1年前、2010年1月から突然、それまで全く興味のなかった動画撮影機材を集め出した。主にヤフオクで1980年以降の8ミリビデオやVHS-Cなどのガラクタ集めを開始。評価が残る分だけでも300回近く購入し、金額では最低でも50万は使ったように思う。今でも怖くて集計できない。当時でも古くは25年以上前からの殆どジャンク品を、当時も誰の関心も持たないジャンルだったので予想外に安く買えたので、熱が覚める3月までの2か月間集めに集めた。今でもほぼ無価値のまま、それらガラクタで部屋が埋め尽くされている。

当時でも自分が若い頃、CMや新聞広告などでSONYのパスポートサイズのハンディカムなどの8ミリビデオはかろうじて知ってたけれど、ビクターやパナソニック陣営が中心となったVHS-Cなどという規格は全然知らずにいたことに気付かされた。VHS-CはVHSビデオカセットをビデオ撮影用に小型化した録画用カセットだった。昔はVHSのあの大きなカセットで録画していたので機材もデカかったのだが、その初期辺りまでは知ってたけど、当時でも30万以上してたので、自分には全然無関係の世界だったから、その後は全く知らなかった。
そんな当時手が出ない高嶺の花が、今や数千円で売られているのだから手を出したくもなろうと言うもの。

8ミリビデオ陣営のシャープのザウルスなどは大きな液晶画面が付いていて、すぐ再生して見れた。それ以前は録画する時に覗くファインダーが再生モニターを兼ねていて小さな液晶があったように記憶している。これらが千円台から売られていたが、それでも買い手が余りいなかった。当時は既にテープ録画からデジタルのデータ録画に移行していた頃で、自分にはテープ録画でも初めて知った世界で十分新鮮だったけど、世間ではもう時代遅れの古い産物になって、余り見向きもされなかったようだ。

その僅か2カ月間で熱が冷める間に全国から掻き集めたガラクタで、いろいろ初めての動画を撮った。もう初めて自分で撮ってモニターで見る動画に感動ばかりしていた。それまでの自分は絵が動かない写真だけだったから、それは想像を超えたカルチャーショックだった。家の周りの風景など、屋根にカラスが止まっただけで絵になり、ビデオテープにあれこれと記録に残した。

こうした経緯があったものだから、あの大震災のときも大揺れしてる家の様子もビデオテープに撮影し残してある。地震後の家の中がメチャメチャに物が散乱した様子も何もかも、ある。これも無駄に散財して古いビデオカメラを集めたお陰だ。80年代は撮影機材も大きかったが、VHS-Cに小型化されても、ファインダーから覗く数インチの液晶モニターは白黒のままだった。もちろん、ビデオテープにはカラーで録画されているのだけれど。

もし仮に大地震が予兆できたとして、もし自分が海沿いに住んでいたとするなら、大地震による津波で町の殆どが流され景色が一変する前の風景を記録に残しておきたいと思っただろう。当時はまだ動画と言わずに「録画」と言っていたように記憶しているが、当方の撮影熱は大地震の翌年にはすっかり冷め、ここ数年のユーチューブブームにより再度、今度はスマホで動画撮影をするようになった。






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