今朝、北朝鮮のロケットが沖縄上空を通過するかもしれないとの緊急ニュースにより、またしても朝ドラ「らんまん」が飛んだ。前にも同じようなことがあった時、お昼の再放送で観たのだったのだろうか、何だか内容は忘れたけれど、その放送分で拾ったネタがいろいろあって、あれこれ書いた記憶がある。今日もその影響で朝の放送が飛んだので、吉田類さんの「大岳山」の登山を観てから、そのまま台所に居残り、お昼の再放送を観た。
白梅堂に雇われている菓子職人さんが、「あっしはそろそろ・・」と、頭に被っていた手拭いを取りながら、雇い主であるおかみさん(牧瀬里穂)にペコリと頭を下げていた。このように、自分より上の立場の人には、帽子などを取って挨拶するのが常識だ。この間、山の神社などで参拝する時に、吉田類さんは拝む前にちゃんと帽子を取っているのに、その横で帽子も取らないで拝んでいる若い女性ゲストさんがいたと書いたけれど、まさにそれと同じこと。
幕末に上野のお山で彰義隊の一人だったらしい、万太郎らと同じ長屋に住んでる背中に刀傷の残る倉木を、東京の地理に詳しいことから植物採集の案内人として雇い、夜が明ける前から出掛けた万太郎らが、すっかり暗くなってから長屋に戻ってきた。まずは、背中の荷物を降ろそうと立ヒザをついた倉木の背中を見て万太郎が言った。
「倉木さん、背中にヤブジラミがついとります」。それを聞くなり「お前もだよ」と倉木が言いながら、万太郎の服のヤブジラミを取ってやろうとした。すると万太郎が「叩いても取れませんき」と笑いながら言い返した。この二人のやりとりは、NHKプラスで動画でちゃんと確認しているので間違いない。
昨日のブログで、ジロタンのアゴ下に付いていたダニをまた見つけたことを書いた流れから、平井の新聞店の寮に常駐化していた南京虫ことトコジラミについて昨日書いたばかりではないか。またかと思った。ワイのブログを読んで、急きょ脚本を追加で書いて貰い、わざわざあのシーンを追加したのだろう、と一瞬思った。この手のワイに都合良過ぎる話が余りに多いのだ。昨日のブログでは、あえて逃げ恥を掻くけど、トコジラミのネタを急きょ付け加えて良かった。
おそらく、ジロタンと同じように二人も藪の中に入り込み、ジロタンがアゴしたにダニをくっつけて戻ったように、倉木と万太郎も植物採集後、いろいろな物をくっつけて藪から出てきたのだろう。それで布団カバーのトコジラミのように、二人の衣服にもヤブジラミがくっついていたのだろう。きっと、このヤブジラミというのもトコジラミのように血を吸う虫なのだろうと、全国視聴者と同じよう思って観ていた。
きっと、この通称ヤブジラミとは吸血虫に違いあるまいとは思ったが、念のためネット調べしたところ、これが正式名らしく、しかも虫ではなく、秋などに特にセーターなどの衣服にくっつく、あの「ひっつき虫」だったのだ。確か、去年の秋だったか、うちの猫らが脱走から戻ると、体に一杯ネバネバの草の種をくっつけて戻ってきたときにも書いたけれれど、ワイが小さい頃は名前がヤブジラミとは知らずに仲間内で「バカ」と呼んでいたものだ。
集団登校の途中にこのバカを見つけると一瞬集団から外れて集め、他人の背中に投げつけたりするなど面白がり大好きな「玩具」だった。アノラックには全然くっつかないので面白くないが、セーターにはよくくっつく。ネットでよく見ると、丸い果実全体にトゲトゲが散りばめてあって、確かに見た目が血を吸うシラミみたいに見えなくもなく、それでヤブジラミと呼ばれるようになったのかもしれない。一応セリ科の植物だそうだ。
猫日記より(2021.5.31)
昨日ジロタンが吐いたので、慎重になって少しづつ餌をやるようになった。
2023年05月31日
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