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2021年02月01日

手の内公開の危険度

18:30
アタレさんの占いどおり、日経平均の短期的な調整は1500円の下げで終わり、週開けの月曜日は一転430円の急反発で引けた。但し、アタレさんによれば、これから29000円の最高値の壁を超えて行かなければ、自ずと23000円まで6千円下げる可能性が出てくるそうだ。

昨日は、アタレさんが6月に23200円で日経平均が止まると占った通りになったことを書いた。実は、アタレさんとしては少なくとも21000円まで調整下げするだろうと思っていたらしいのだが、アタレさんがいくら23000円辺りで売っても、ちっとも下がらずにヨコヨコで推移するではないか。これは市中に日銀が無制限にお金をばら撒いているせいで、いくらアタレさんが全財産で売っても売っても下がらないわけだ。上値だけはアタレさん一人でも死守するつもりでいたのだが、自前の印刷機があるわけじゃなし、売るためのお金もそのうち尽きてきて、ジリジリと上げていた日経平均が、ついにアタレさんの防衛ラインを突破されたことで、一転売りから買いに転じることに方向転換した。

但し、相当数の売り玉を持っていたので、これを一気に買い戻せば、自分の買戻しで爆上げして大損するのは必定で、少しずつ気付かれないように下がっては、こっそり買戻しを繰り返して、徐々に相場がそれにより緩やかな上昇をしてる間に、全部買い玉に転換してしまった。これは大方の機関投資家もこの手で売り玉を買い玉に入れ替えたはずに違いないが、いつ吹き上がるかとアタレさんですら冷や汗ものだったというが、それが大口でほぼ入れ替えが終了した途端、急に上昇し始めたわけだ。

アタレさんは自分の手の内を、こんな訪問者が少ないブログを良いことに公開してくれたけど、以前もポンド円が131円台前半まで下がると公開していたのに、そこまで下がり切らずに途中で先食いされ、買い戻し予定の50銭手前で何者かに買い戻されて反転し、それ以降上昇に転じたことがあった。今回も、もしやアタレさんの大量の売りポジションが狙われた可能性も否定できない。

先週、米国でヘッジファンドなどに空売りされていた中古ゲーム販売業の「ゲームストップ」という安値株がSNSを通じて結集したロビンフッド勢(新個人投資家集団)らにより、その大量の売り玉を狙って大量の買いを仕掛けて爆謄し、ヘッジファンドらが大損害を出したというニュースがあった。もし、アタレさんの大量に仕込んだ売りポジションが同じように新手の個人投資家らの標的にされたら、今回使った手のような、ゆるゆると少量づつ買い玉に密かに交換を繰り返すというような手を使えず、大炎上の火柱がアタレさんにも立ったであろうことは間違いない。もし自分がそんな目に遭っていたらと思うと、アタレさんは自身の世間の目を軽視した情報公開も油断ならないと語る。米国個人投資家は侮れず。

但し、これら去年辺りから政府からの給付金などを元手に株投資を始めたロビンフッダ―たちは、米国株の上昇局面しか知らないので、いずれ来るであろう下落局面でヘッジファンド勢の倍返しの餌食になるであろうことは間違いない。







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