昨夜は、この季節にしては異様な暖かさと雨のせいで、「うちのジャイアン」ことジロタンがまたも興奮していて、階段を上がったり下りたりを繰り返してせわしなく、ワイは9時過ぎに布団に入ったものの、辺り構わずどこでもうるさく鳴くのが気になって、とてもすぐに寝られるような状態ではなかった。
当初は水スプレーを枕元に置いて、その存在感だけで威嚇できたのだが、やはり水を噴射しないと、ただのハリボテと見抜かれてしまい、何度かジロタンに威嚇噴射をしたものの、いつまで続くやらで切りがなく、昨夜9時で15度もの暖かさを前に、まったくのお手上げ状態だった。
そこで、とうとう長座卓の下から埃まみれの「秘密兵器」蚊取り線香を引っ張りだした。この埃にまみれた感じから、どうやら去年は使うことなく、二年間埃にまみれていたらしい。とにかく、今年の初使用が11月下旬からとは、これまた異例だ。蚊取り線香の箱を開けてみると、まだビニールは未開封のまま長いことそこに置かれていたようだ。
うちの場合、蚊取り線香の使用目的は「蚊除け」というよりも「猫除け」だ。箱に備え付けのマッチで火を点け、空き缶に蚊取り線香を立てて縁側に置き、煙が階段を伝って二階のジロタンをいぶした。やはりこれは子猫の頃から効果てきめんで、あんなに暴れん坊将軍ジロタンも急に静かになった。
ところが、今度は縁側に置いた火元のことが気になってワイが寝られなくなった。急ごしらえだったので、そこら辺にあった空き缶に入れているだけなので、猫らが倒したりでもしたら大変だから、どちらにせよ、またまた寝られない夜になってしまった。騒いでいるのは主にジロタンだけで他二匹は静かだった。
猫は一匹だけだと静かでも、不良と同じで、相手がいるとつるんで暴れ出したりするものなのだが、ジロタンは単独でも平気だった。結局ワイまた11時まで寝られず。2年前の初めての夏は毎晩がこんなかんじだったのだから、よく考えれば今は本当に静かで平和だと思う。ちょっと一晩我慢すれば、どうせまた寒くなりジロタンも、リサイタル会場探しどころではなくなるたろうから。
ふと思ったのだが、今度ジロタンが夜中に騒ぎ出したら、お望みどおりに外へ出してやり、一晩中外にいて頭を冷やして貰うのが一番だろうと思った。暖かくて枕を高くして寝られる家の中の寝床のありがたみを分からせてやりたいと思ってしまうのだ。
猫日記より(2020.11.30)
シロタン去勢手術。9時出発前、シロタンが洗濯ネットに入るもジャンプして、ワイの左手甲にシロタンの爪が引っ掛かり出血。シロタンをケージごと病院に預ける。18時シロタン引き取り。手術代9千円をカード払い。
2022年11月30日
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