それからとうとう朝まで寝られないまま、4時半に起きて、5時前に朝ご飯を食べて、5時半前、お便所のポリバケツのゴミを片付けていたら、またしても、この間と全く同じ裏口ドアからジロタンに脱走されてしまった。今回はちゃんと閉めたつもりだが、また軽く閉めただけだったようで、ジロタンに体当たりされ突破されてしまった。
まだ外は真っ暗で外に出ても何も面白くもなかろうに、ともかく闇夜に消えたジロタンを追いかけることはできず、ただ戻ってくるのを待つしかなかった。実はジロタンがなぜ2時半から活動が活発化したのかと言えば、単純に外に出たかったからだ。特に天気の良い朝から午前中に、あっちやこっちへ行っては、家の中でうるさく鳴いて回っているのだが、どこか外へ出られるルート見つからないと、いつまでも大声で鳴いている。特に今朝方は変に暖かかったせいか、真っ暗でも外に出たかったようだ。
6時頃、外も少し明るくなった頃、縁側前のコンクリートの上でジロタンがちんまりしていた。こんなに朝早く外に出てはみたものの特に面白くないし足の肉球も冷たいしで、じーっとしていたようなので、サッシを開け名前を呼んで中へ入れようとしたら、プイとまたどっかへ行ってしまった。まだ中に入りたくないようだった。
その1時間後、猫トイレの掃除に外から縁側前に行ってみたらば、ジロタンが縁側前にいて、ワイの顔を見て鳴き出した。それに逃げる様子もなく、これはもう自分を「捕まえて」という、家の中に戻りたいサインだなと思って、ジロタンをご希望どおり捕まえてあげようとした途端、また縁の下に逃げ込もうとしたので、片足だけは何とか掴めたので、そのまま引っ張り出して縁側から家の中に入れた。
今日は珍しく早々と家に戻って来たけれど、やっぱりもう冬に近いので、外にいても何もいないし寒いだけで、あんまり面白くなかったのだろう。リサイタル会場探しもしてみたけれど、それよりも早く家の中に帰りたいという気持ちの方が一杯だったようだ。
猫日記より(2020.11.29)
最近、朝5時の仮りの朝ご飯で、容器にバラバラと音を立ててカリカリを撒いていると、一斉に三匹の子猫が寄ってくるのに、ミネちゃんのみ遠くで見ていることに気づいた。但し、様子は普通で、その後も問題ないので、きっと夜中に余り物を一人で食べているのかもと思っている。布団にはミネちゃんだけ毎晩、未明から入ってきては、ワイの腕や肩口にアゴや前足を乗せて、ワイの欠陥を圧迫しているので、朝の血圧測定をやめたほど。
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