昨夜の「鎌倉殿の13人」を自室のブラウン管テレビで見始めたら、ミネコちゃんが上がってきてコタツ台の下に入った。ちょうど20:05頃で、源頼朝の嫡男万寿さんが、富士山裾野で行われた「巻狩り」に初参加して、野兎に弓で矢を放ったら、それてしまい全員気まずいムードになるというシーンだった。
ミネコちゃんは、まるで無関心のようにテレビに目を一度も向けることもなく、ずっとコタツ台の下で丸まり寝ていたが、番組が終わった後、コタツ台の下を覗いてみたら、もういなくなっていた。映画館ではワシは最後まで元を取ろうと、中が明るくなるまで見てる派だが、映画の最後の出演者がスクロールされ始めると、さっさと帰る人みたいなミネちゃんだった。
ちょうど昨日のブログで、「狩りの名人」のミネコちゃんが野兎を捕まえて、二階に持ち込んでいたことを書いたばかりだったので、偶然にしては出来すぎていると思ったほどだ。昨夜の回は、出演者が最初から最後まで、ずっと獲物を追ってばかりいる回「狩りと獲物」だったので、ミネちゃんにとっても関心高かったはずで、そんな回が始まると同時にタイミング良くテレビの前に来るとは、ちょっと偶然にしても出来すぎじゃないか。
昨日の夕方、猫トイレの掃除をしようと、外から縁側に入ろうとしたら、サッシの下のコンクリの上に、梁から平行に3センチほどきれいに離して、ちんまりと置かれたモグラ(5センチ)が、さきほど降った雨露に濡れて横たわっていた。おそらく、その日の午後、唯一外に脱走した猫ジロタンの仕業だと思う。
うちのおばあちゃんが午後、暑さから茶の間のサッシを開けて網戸にしたのだが、トイレに行ってる間に網戸を力任せに開けて13時半ごろ脱走したのだった。その後、14時半ごろから雷雨になって雨がかなり降っている。それでもジロタンは外に居続け、15時半に玄関前に「自首」してきたので、玄関の引き戸を開けて中に入れている。
ジロタンも、獲ってきた獲物をワシに見せたくて持ち帰っただけだと思う。でも、子猫のころからミネコちゃんが蛇や野兎を家の中に持ち帰っても、すぐに取り上げられていたことを覚えているようで、それは「良くないこと」と学習したようで、獲物をぎりぎり家の入口前に置いてから、自分だけ家の中に入ったようだ。すぐにモグラを共同墓地に埋めた。
昨夜の北条義時の長男(金剛)みたいだと思った。金剛も初めて弓矢で獲物の小鹿を仕留めた時、父親・義時に早く見せたくて獲物と一緒に戻ってきたけど、あれと一緒なんだと思う。何だかジロタンも何と健気で可愛いヤツと思えてきた。
猫日記より(2020.6.13)
7:45、おばあちゃんまた子猫見たさに這って二階に上がってくる。毎回非常に危険。母猫ミネコに外出禁止令が出ているはずだが、どうやって出たのか外に出ている。19時、白太郎とシマ二郎が、母猫ミネコちゃんが寝ている座敷まで階段を自力で降りてきて遊んでいる(初)。5/18に子育てをしていた押し入れ内から、ネズミ一匹を咥えて出て以来、これまで分かっているだけでミネちゃんが捕まえた獲物一覧。
ネズミ(2)、カナヘビ(3)、モグラ’(2)、ヘビ(2)、ノウサギ(1)
2022年06月13日
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