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2015年10月12日

東京国立博物館でアジアの旅

発見! つながるアジア─文化交流の視点で楽しむ東洋館が12日まで開催中です。

「博物館でアジアの旅」期間中、東洋館では、3つの特集を中心に、交流をテーマにした展示を行います。「形・文様」「技」「文字」「人」 をキーワードにそれぞれの作品をひも解き、背景にあるアジア各国・地域間の共通性と広がりをパネルで解説します。世界に誇る東洋美術コレクションを持つトーハクだからこそできる、アジアを展望する企画をお楽しみください。」
今日はまず5階の朝鮮時代の美術のコーナーから。
瀟湘八景図屏風 8曲1隻 朝鮮 朝鮮時代・16世紀 広島・大願寺蔵 〜2015年10月12日
大願寺の僧が朝鮮にわたり持ち帰ってきたもの。

中国の工芸のコーナーの螺鈿の作品。
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その後4階の中国書画精華―日本における受容と発展― へ。
今回は東山御物展のような充実のラインナップです。
2015101214130000.jpg李白吟行図 1幅 梁楷筆 中国 南宋時代・13世紀
山水図 2幅 伝夏珪筆 中国 元時代・13世紀
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山水図 1幅 李在筆 中国 明時代・15世紀 雪舟の師です。今回一番のお気に入り。
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足利将軍家の蔵品目録である『御物御絵目録』室町時代・15世紀
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古裂帖 中国 元〜明時代・13〜17世紀
中国・宋〜明時代に織られた美しい金襴や緞子は、数百年後まで、茶人たちの間で珍重されたそうです。
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posted by はまやん at 17:47| アート

春日権現験記絵模本&江戸の写生図@東京国立博物館

企画展示のコーナーのご案内です。
春日権現験記絵模本U―神々の姿― 〜 2015年10月12日(月)
東博HPより
「奈良県奈良市に鎮座する春日大社は、創建以来多くの人びとの信仰を集めてきました。この春日大社に祀(まつ)られる神々の利益(りやく)と霊験(れいげん)を描くのが春日権現験記絵(三の丸尚蔵館所蔵)です。全20巻から成るこの絵巻は、鎌倉時代の後期、高階隆兼(たかしなのたかかね)という宮廷絵所(きゅうていえどころ)の絵師が描いたもので、多くの絵巻作品の中でも最高峰のひとつに数えられています。

江戸時代後期には、紀州(和歌山)藩第10代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ、1771〜1852)の命によってこの春日権現験記絵の模本が制作されました。浮田一宦iうきたいっけい、1795〜1859)、冷泉為恭(れいぜいためちか、1823〜64)、岩瀬広隆(いわせひろたか、1808〜77)といった名だたる復古やまと絵師たちによって写された模本には、彼らの画技がいかんなく発揮されています。

この特集は、春日権現験記絵模本の魅力とともに、春日信仰の諸相を様々な角度からご紹介する試みの第2回目で、今回は「神々の姿」をテーマとしました。本来、神の姿は眼に見えないものですが、この絵巻の中では束帯(そくたい)の男性、貴女、童子、仏など、様々な姿で描かれています。美しい画面とともに、変幻自在な神々の姿にご注目ください。」
祇園祭のご神体にもありますが、神々の顔が雲などで隠されています。
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江戸の写生図―可憐なる花卉図の源泉― 〜 2015年10月25日(日)

「江戸の写生図が芽吹いたのは江戸時代初期、寛文年間(1661〜73)頃のことです。とくに狩野探幽(かのうたんゆう)筆「草花写生図巻」と狩野常信(つねのぶ)筆「草花魚貝虫類写生図巻」がその先駆的作例といえます。探幽と常信は、写生の構図や描法において、中国絵画や日本の伝統的花鳥図を手本としました。その一方で万治年間(1658〜61)にオランダから舶載された植物図の影響もうけていたとみられます。

この特集では幕府御用絵師の探幽と常信に焦点をあてて、写生図が江戸文化に可憐な彩りを添えていく萌芽の時期をご紹介します。」
特に唐画手鑑は良かった!尚信亡きあと、若くして木挽町を継いた常信。江戸狩野派の中心となった木挽町の基礎を築いた人物です。
大変な苦労があったと思いますが、本当によく勉強しているし、上手いなと思います。
果実図 3幅 狩野探幽筆 江戸時代・17世紀
唐画手鑑 巻一 1帖 狩野常信他模写 江戸時代・17〜18世紀
唐画手鑑 巻四 1帖 狩野栄信模写
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posted by はまやん at 17:29| アート

東京国立博物館2015-10-12

今日は東京国立博物館へ。アートな3連休を過ごしました。

2015101212550000.jpg和漢朗詠集 巻下 (益田本) 1巻 平安時代・11世紀
伊勢集断簡(石山切)「花すゝき」も美しい。
2015101213020000.jpg山水図 1幅 岳翁蔵丘筆 天隠龍澤賛 室町時代・15世紀 大好きな室町の水墨画です。

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花鳥図屏風 6曲1双 「輞隠」印 室町時代・16世紀 今回2番目にお気に入りの作品。元信の弟の作とも。

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金箔の美しい作品。蘭竹図屏風 6曲1双 椿椿山筆 江戸時代・嘉永5年(1852)
2015101213130000.jpg小袖 納戸色縮緬地宇治橋風景模様
2015101213140000.jpg染付双兎図大皿 1枚 伊万里
2015101213150000.jpgほか伊万里の名品
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富士山草花図扇面散屏風 2曲1隻 酒井鴬浦筆 江戸時代・19世紀

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女性の髪の流れが美しい。秋苑 1幅 寺崎広業筆 明治32年(1899)

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風や水音が聞こえてきそうな大作。山居 6曲1双 松林桂月筆 昭和10年(1935)
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中国旅行のスケッチからの作品なのでしょうか。中国の雰囲気が良く出ていました。大観の絵巻はなかなかいいものがあると思います。
長江之巻 1巻 横山大観筆 大正3年(1914)
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蒔絵の華やかさと構図の美しさが際立つ作品でしした。
稲穂雀・麦雲雀蒔絵額 2面 清水嘉門作 明治14年(1881)頃

関西にてA京都 「琳派京(みやこ)を彩る」

今日はまず大徳寺名宝曝涼展(虫干し)に行きました。10月第2週目の日曜日、晴れた日にしか見れません。早朝の雨もやんで無事開催。
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虫干しは2回目です。博物館の展示のような照明はありませんが、ガラスケースのない、手の届く距離で国宝・重文宝物をまじかに見られます。
狩野探幽の襖絵(これも見応えがあります)のうえに、ずら〜っと、無造作に吊るされている国宝・重文の名宝類が、ふきぬける風で、はためいている光景など、博物館では絶対に見ることの出来ない、貴重な経験です。

まずは国宝・牧谿の観音・猿鶴図、「龍虎図」。やはりここは混んでいますが、少し待つとすぐ前で見ることができます。 正面の観音像の、薄暗い洞窟の空間の空気感、、ほのかに浮かび上がる衣服の線、鶴の迫力、子を守ろうとする猿の表情、木の筆の運びがなど、やはり実物を見なければ充分には伝わらないものです。照明の落された中の鑑賞ははとても迫力がありました。
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国宝の方丈の縁側に腰かけ、目の前の庭越しに国宝の唐門を眺めるという国宝づくしの至福のひと時でした。
牧谿以外も、国内の絵師では明兆、探幽、蘆雪らビッグネームの作品を手が届く距離で見ることができます。また日頃は見る機会のない中国絵画の顔輝、日観の秀作、その他作者不詳の作品もたくさん!
方丈(国宝)の中は撮影禁止なので報告出来ないのが残念です〜。唐門(国宝)は日光東照宮の日暮門の模型になっているそうです。
利休さんが大徳寺に寄進された「芙蓉図 伝牧谿筆 附利休添文」も茶室に展示されていました。墨のトーンが薄い部分が多い上に、全体に薄墨がかかっているせいか一見地味なんですが、比較的少ない手数でありながら的確にものごとの有様を描ききっているところが見事で、見れば見るほど味わいが増してきます。

お昼は『大徳寺 一休』さんへ。 京都の食材を使った精進料理でを満喫させて頂きました。お料理はまず目から秋を楽しむという趣向で、素材も秋いっぱいでした。
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その後は時間もない中、京都国立博物館へ。
入場まで40分待ちという表示でしたが、実際は30分くらい。夕方になっても来場者が多くいたので、時間に余裕をもって行くことをオススメします。
平成知新館オープンから1年。今秋は、メモリアルイヤーのトリを飾る、大々的な琳派展「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」が開催されています。
本阿弥光悦にはじまり、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった琳派のスーパースター達の作品が京都で一堂に会するのは、なんと今回が初めてとか。国宝5件、重文36件、絵画にとどまらず書や陶芸など多彩な分野で受け継がれてきた琳派の美が充分に楽しめます

琳派創世のきっかけを作ったのが、光悦と宗達。そんな2人の最強の競演作ともいえる「鶴下絵(つるしたえ)三十六歌仙和歌巻」では、宗達が鶴が羽ばたき羽を休めるまでの様子を描き、その上に光悦が三十六歌仙の和歌を書きました。全長13メートルにもおよぶ超大作が全面公開されています。これが一番の目的でした。何度も図録では見ていますが、体は銀で、くちばし、足、目は金など初めて気がつきました。鳥が向かい合って呼び合っていたり(?)というのも面白かった。ただあまりに長く混んでいるため、全体を一度には見られないので、アニメーションのように流れを追えなかったのは残念でしたが、素晴らしい作品でした。
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鶴3yjimageXG2P6VCR.jpg鶴48_000000001191.gif

重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻 部分 本阿弥光悦書は、・俵屋宗達下絵 京都国立博物館蔵


その他お気に入りの作品-
草花図襖、芥子図屛風(京都国立博物館蔵)、秋草図屛風俵屋宗雪筆’(東京国立博物館蔵)はとても秋色のうつくしい作品。
十二ヶ月歌意図屛風尾形光琳筆・鷹司兼煕ほか賛は光琳にしてはとても瀟洒な江戸風。
雪舟写山水図 尾形光琳 奈良・大和文華館 は光琳の以外な面も。雪舟水墨画も学んでいたのですね。
色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿 尾形乾山作 乾山のこういう作品は大好きです。鶴、烏、月、孔雀、、四季折々の絵だけでも十分見応えがあります。
業平・菊に雁・楓に鹿図 立林何帠筆 三幅対の作品です。江戸琳派風。

時間の都合でかなり急いで見てしまいましたが、個人蔵の作品も多く、とても貴重な展覧会だと思います。関西の方は是非足を運んでみてください。
展示替えが多いので、事前に出品リストをチェックしておきましょう。

日程10月10日(土)〜11月23日(月・祝)
時間 9:30〜18:00(受付終了17:30) 金曜日は〜20:00(受付終了19:30
休館日月曜日(祝日の場合翌日)料 金1,500円
場所 京都国立博物館 平成知新館
公式サイトhttp://www.kyohaku.go.jp/jp/special/
posted by はまやん at 16:22| 旅行
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