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2015年10月04日

「まあ!オモシロ江戸屏風」@板橋区立美術館

今、板橋区立美術館で開催されるのは、屏風作品に的を絞った、今までありそうでなかった展覧会が開催中です。会期は、2015年9月19日(土)から10月18日(日)まで。観覧は無料です!

屏風は白鳳文化が栄えた時代に新羅から伝来した調度品のひとつ。間仕切りの役割だけでなく、そこに絵や書をかいて飾ることで、空間の雰囲気を変化させる役割も持つことから、美術品としても評価されています。

室町時代には日本独自の蝶番(おぜ)が生み出されたことにより、連続した大画面として表現できるようになりました。
今回の展示では、美術館所蔵の屏風を中心に、寄託作品も合わせて、屏風という独特の形式にみられる多彩な表現やデザイン感覚が紹介されます。

横長の大画面が迫力の狩野探幽「風神雷神図屏風」をはじめ、躍動感のある河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の「龍虎図屏風」、色付きで描かれた司馬江漢(しばこうかん)「学術論争図」など、様々な屏風が勢ぞろいしています。

伝狩野探幽 風神雷神図屏風
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作者不詳松鷹図
木は山雪かな〜とも思いましたが、鷹の表情が少し違うような。。。
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作者不詳白梅に木菟図
ミミズクは秋冬の鳥ですが、「史経」にふくろうがゆずりはにとまって鳴くと書かれ、ゆずりはを梅と勘違いしたのではと説明にありました。
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狩野岑信七福神図
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作者不詳秋草流水図屏風
屏風をくりぬいて絹をはめこむという凝った作りの作品。これは実物を見ないとわかりません。
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田代忠国作 貼交屏風(はりまぜびょうぶ)
キャプションにも<濃い絵でぎゅうぎゅう>やまと絵 花鳥画 洋風 中国風、なんともなぜこぜなのですが、それぞれの絵は独立してみてもとても面白く興味深い作品です。じっくり時間をとってみてくださいね♪
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2015100315120000.jpg狩野了承「秋草図屏風」18〜19世紀 とても琳派ぽい作品。この絵の前に椅子があるので座ってみるといいですよ。

住吉廣尙・廣隆春秋遊楽図屏風
洛中洛外図のように風俗画として楽しめる作品。皆楽しそう〜。
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2015100315160000.jpg河鍋暁斎《龍虎図屏風》19世紀

狩野惟信 四季花鳥図屏風
会場の外にガラスケースなしで展示されています。近くにいってじっくり拝見できるのはここならではですね。鳥の動きに勢いがあり、紅葉、花の色彩も美しく、金砂子が華やかさを添えています。今回いちばんのお気に入り。惟信は29歳で法眼、42歳で法印になりました。
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狩野探雪四季花鳥図屏風のうち秋冬
鴨鶉などさまざまな鳥が競演。紅葉もきれいです。
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狩野惟信秋冬松竹梅小禽図屏風
金箔を使った贅沢な屏風。余白たっぷりなのは探幽風です。鳥の細かい表現にも注目。
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開館30周年記念「アルフレッド・シスレー展−印象派、空と水辺の風景画家−」

練馬区立美術館開館30周年を記念して、印象派を代表する風景画家、アルフレッド・シスレーの展覧会が始まったので行ってきました。
し1yjimage.jpg日本国内に所蔵されているシスレーの風景画約20点を中心に構成された展覧会ですが、これほどの名品が日本に所蔵されているなんて驚きました。

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サン・マメスのロワン河畔の風景  鹿児島市立美術館
ポスターにもなっている作品。夏の雲、青空がとても美しい。

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牧草地の牛、ルーヴシエンヌ 東京富士美術館

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サン=マメス六月の朝 ブリジストン美術館
川の流れと水に映る木々が美しい。

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ロワン河畔、朝 ボーラ美術館 朝の透明な空気が幻想的に描かれています

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マントからショワジ=ル=ロワへの道 吉野石膏美術振興財団

見終わったあととても清清しい気分になれる展覧会でした。
国内の作品とはいえ、これだけまとまってみる機会はあまりないと思います。
この秋、ぜひ練馬へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

会 期  2015年9月20日(日曜)〜11月15日(日曜)

休館日  月曜日
     ※ただし、9月21日(月曜・祝日)は開館、24日(木曜)は休館
      10月12日(月曜・祝日)は開館、13日(火曜)は休館

開館時間 10:00〜18:00 ※入館は17:30まで

観覧料  一般1,000円、高校・大学生および65〜74歳800円、
     中学生以下および75歳以上無料、
     障害者(一般)500円、障害者(高校・大学生)400円、
     団体(一般)800円、団体(高校・大学生)700円
     ぐるっとパスご利用の方500円(年齢等による割引の適用外になります)
アクセス 中村橋(池袋駅より6駅目約16分)下車 徒歩3分
       西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通 / 都営大江戸線 練馬駅乗り換え 石神井公園方面へ1駅)

posted by はまやん at 09:22| アート
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