2015年12月08日
東京国立博物館 近代の美術ほか 2015-12
本館(日本ギャラリー)では、今日は主に近代美術のコーナーを鑑賞しました。
無我 1幅 横山大観筆 明治30年(1897) A-166
まるで江戸琳派!柴田是真は本当に多彩な面をもった画家ですね。
四季花鳥 6曲1双 柴田是真筆 明治時代・19世紀
群鹿 1幅 森川曽文筆 明治26年(1893)
芦雁 1幅 望月玉泉筆 大正元年(1912)
浅井忠の水彩画は良かったです。
秋郊(日本) 1面 浅井忠筆 明治35〜40年(1902〜07) 高野時次氏寄贈 A-11979
永観堂庭内 1面 浅井忠筆 明治35〜40年(190
木曽御岳 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11976
諏訪湖畔 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11986
木曽福島 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11987
比叡山 1面 浅井忠筆 明治39年(1906)
色絵金襴手花鳥文大瓶 1口 九代帯山与兵衛作 明治25年(1892)
雪中南天樹鵯図額 1面 正阿弥勝義作 鳥が見えますか?
暮らしの調度
安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を陳列します。
源氏絵彩色貝桶 1対 江戸時代・17世紀
仏像です。
重要文化財 文殊菩薩騎獅像および侍者立像 康円作 奈良・興福寺伝来 鎌倉時代・文永10年(1273)
国宝室では観楓図屏風(部分) 狩野秀頼筆 室町〜安土桃山時代・16世紀
東博HPより〜紅葉の名所として名高い京都洛北、高雄の清滝川のほとりで紅葉狩りを楽しむ人々を描いた屏風です。川に向かって右側では、子ども連れの女性が茶売りの茶や酒を飲んで紅葉をめでながら楽しいときを過ごしています。橋の上ではふたりの男性が笛と一節切(ひとよぎり/竹一節でつくられた笛)を奏で、喝食(かっしき/童僧)を伴った僧は、語らいながら橋を渡ろうとしているところです。向かって左、輪になった男性の一群は、拍子をとりながら舞を舞い、酒宴に興じています。
飛び立つ雁に呼応するように白鷺が舞い降り、画面中ほどにかかった雲の奥には、画面右に神護寺、左に冬の到来を告げる雪景色の愛宕社の鳥居と参道が見えます。
秋から冬への移り変わりを描いたこの屏風は、かつて春夏の名所を描いたもう一隻と対になり、全体で四季の名所絵を構成していたと考えられています。画面左端に押された印章から、作者は狩野秀頼とわかります。秀頼は、応仁の乱で荒廃した都が復興していく16世紀半ば、安土桃山時代のはじめ頃に活躍した狩野派の画家です。
その他蒔絵なども名品が揃っています。年末は休館になりますのでお早めに!
無我 1幅 横山大観筆 明治30年(1897) A-166
まるで江戸琳派!柴田是真は本当に多彩な面をもった画家ですね。
四季花鳥 6曲1双 柴田是真筆 明治時代・19世紀
群鹿 1幅 森川曽文筆 明治26年(1893)
芦雁 1幅 望月玉泉筆 大正元年(1912)
浅井忠の水彩画は良かったです。
秋郊(日本) 1面 浅井忠筆 明治35〜40年(1902〜07) 高野時次氏寄贈 A-11979
永観堂庭内 1面 浅井忠筆 明治35〜40年(190
木曽御岳 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11976
諏訪湖畔 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11986
木曽福島 1面 浅井忠筆 明治38年(1905) 高野時次氏寄贈 A-11987
比叡山 1面 浅井忠筆 明治39年(1906)
色絵金襴手花鳥文大瓶 1口 九代帯山与兵衛作 明治25年(1892)
雪中南天樹鵯図額 1面 正阿弥勝義作 鳥が見えますか?
暮らしの調度
安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を陳列します。
源氏絵彩色貝桶 1対 江戸時代・17世紀
仏像です。
重要文化財 文殊菩薩騎獅像および侍者立像 康円作 奈良・興福寺伝来 鎌倉時代・文永10年(1273)
国宝室では観楓図屏風(部分) 狩野秀頼筆 室町〜安土桃山時代・16世紀
東博HPより〜紅葉の名所として名高い京都洛北、高雄の清滝川のほとりで紅葉狩りを楽しむ人々を描いた屏風です。川に向かって右側では、子ども連れの女性が茶売りの茶や酒を飲んで紅葉をめでながら楽しいときを過ごしています。橋の上ではふたりの男性が笛と一節切(ひとよぎり/竹一節でつくられた笛)を奏で、喝食(かっしき/童僧)を伴った僧は、語らいながら橋を渡ろうとしているところです。向かって左、輪になった男性の一群は、拍子をとりながら舞を舞い、酒宴に興じています。
飛び立つ雁に呼応するように白鷺が舞い降り、画面中ほどにかかった雲の奥には、画面右に神護寺、左に冬の到来を告げる雪景色の愛宕社の鳥居と参道が見えます。
秋から冬への移り変わりを描いたこの屏風は、かつて春夏の名所を描いたもう一隻と対になり、全体で四季の名所絵を構成していたと考えられています。画面左端に押された印章から、作者は狩野秀頼とわかります。秀頼は、応仁の乱で荒廃した都が復興していく16世紀半ば、安土桃山時代のはじめ頃に活躍した狩野派の画家です。
その他蒔絵なども名品が揃っています。年末は休館になりますのでお早めに!