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2014年05月28日

週末の美術館巡り

日曜日に東京の美術館めぐりにでかけました。
午前中は畠山記念館。こちらでは開館50周年記念として、コレクションの核となる茶道具を中心に茶道美術の名品が展示されています(〜6月15日まで)。
4月に国宝「煙寺晩鐘図」を見に一度訪れたのですが、今回は国宝「林檎花図や伝夏珪の「山水図」を見に再度訪問しました。
前回は桜の美しい時期でしたが、今回の新緑も綺麗でした。
畠山記念館は展示も素晴らしいのですが、美術館までのアプローチや展示室内の茶室も心落ち着く空間です。
はたけやま7c0f7478c82c4fef7b50d72fe0ec1155.jpg「煙寺晩鐘図」
市中の山居とも思えるようなとても静かな空間で、素晴らしい絵画を拝見できました。
ただ夏珪の絵は、本物かな・・?と思ってしまいましたが。

場所を変えてランチは銀座でランチビュッフェ。とてもゴージャスな空間でパスタ、タイカレー、サラダ、コロッケなどのほか、デザートの種類も豊富で、ドリンクバーもあってクーポン利用で千円(税別)!また、ぜひ利用します。
バイキングのお店は好きなので、今後も随時ご紹介しますね。

午後は有楽町の出光美術館へ。こちらは「日本絵画の魅惑」と題して、出光美術館の日本絵画コレクションの内、代表的なジャンルの作家の作品を選りすぐり、展示されています(〜6月8日まで)。

室町時代の水墨画が好きなので、待花軒図(画・伝周文)、「山水図」(相阿弥)は楽しみにしていたのですが、とても平和で静かな風景に癒される思いでした。相阿弥は最も好きな画家の一人です。

また、「八ツ橋図屏風」(酒井抱一)も光琳の絵はメトロポリタンで見られないだけに、とても良かったです。
あと今回特にお気に入りは、「花鳥図屏風」(伝狩野松栄)「桜・桃・海棠図屏風」(狩野長信)。松栄の絵は、連れはイマイチと言っていましたが、私は大徳寺聚光院の狩野永徳の襖絵のようで、とても見事な作品だと思いました。

鑑賞後は、皇居を見下ろしながらソファに座ってお茶の時間。
とても贅沢な時間が味わえた1日でした。
posted by はまやん at 20:33| アート
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