2016年06月25日
介護業界への転職者に立ちはだかる認知症対応という壁
介護士として仕事を始めたばかりの方は、入居者(利用者)のお顔とお名前を覚えるのにも苦労されると思います。ですが、それは毎日仕事をしていると自然と覚えていくものです。
業務の流れなども同様に、1ヶ月もすれば意識しなくても自然と行えることが多くなり、早い方では3ヶ月ほどで他の介護士さんと変わらないほどの成長を見せる方もいます。
しかし、介護業界に転職された多くの方が、まず始めにぶつかる壁というものがあります。
それは、認知症の方への対応です。
認知症という病気の症状には、個人の持つ性格やこれまでの人生が反映されていることも多く、またその対応についての完全なマニュアルというものが存在しません。
今ある認知症対応マニュアルについても、認知症の種類や症状別にまとめられたものがほとんどです。
100人の認知症の方がいれば、100通りの対応方法があるとされる認知症の方への細かい対応の仕方については、実際にその方と関わっていきながら、自分なりの対応方法というものを見つけていく必要があります。
この認知症の方への対応に、介護業界に転職された方が介護の難しさを痛感する最初の壁が立ちはだかります。
もちろんある程度は、自分で認知症についての勉強をしたり、先輩介護士さんからの指導や真似をして対応できる部分もあります。
多くの方は、そうやって認知症の方の対応の仕方を学んでいきます。
それで認知症の方への対応が可能なケースというものは多く、それが教えるほうも教わるほうも効率的だからです。
しかし、中にはそれだけでは上手くいかないケースというものがあります。
それは介護を受ける入居者(利用者)にも、人の好き嫌いというものがあるためです。
私たちにも人の好き嫌いがあるように、当然入居者(利用者)にもそれはあります。認知症の方となると、それが顕著に表れることがあるのです。
男性の介護士さんよりも女性の介護士さんを好まれる方、逆に女性介護士さんよりも男性介護士さんを好まれる方。
明るくて元気な介護士さんよりも、雰囲気の落ち着いた物静かな介護士さんを好まれる方もいらっしゃいます。
こればかりは、介護士さん自身の個性によるものなのでどうしようもありませんが、認知症の方への対応の際にはその自分の個性を隠して、相手の個性に合わせた好まれる対応を必要とする場面というものがあります。
私が指導する新人介護士さんには、認知症の方への対応のイメージとして「介護士はときに女優や俳優になる必要がある」とお伝えしています。
入居者(利用者)に好まれる人物像になる必要が、スムーズに介護を行う上で重要に場面というものが必ずあるためです。
これができるかどうかで、質の高いサービスを提供できる介護士としてやっていけるかが決まるといってもいいでしょう。
サービスと利用する入居者(利用者)に喜ばれることをするのが、サービスを提供する側に求められているものなんだという認識を持ちましょう。
認知症についてはこちらにまとめていますので、お読みいただくと認知症対応のコツや理解を深めるのに役立ちます。
カテゴリー:認知症、対応のコツなど
介護の転職についてはこちらの記事が参考になります。
カテゴリー:介護の転職について
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業務の流れなども同様に、1ヶ月もすれば意識しなくても自然と行えることが多くなり、早い方では3ヶ月ほどで他の介護士さんと変わらないほどの成長を見せる方もいます。
しかし、介護業界に転職された多くの方が、まず始めにぶつかる壁というものがあります。
それは、認知症の方への対応です。
認知症という病気の症状には、個人の持つ性格やこれまでの人生が反映されていることも多く、またその対応についての完全なマニュアルというものが存在しません。
今ある認知症対応マニュアルについても、認知症の種類や症状別にまとめられたものがほとんどです。
100人の認知症の方がいれば、100通りの対応方法があるとされる認知症の方への細かい対応の仕方については、実際にその方と関わっていきながら、自分なりの対応方法というものを見つけていく必要があります。
この認知症の方への対応に、介護業界に転職された方が介護の難しさを痛感する最初の壁が立ちはだかります。
この最初の壁をどう乗り越えるかで、介護士としてやっていけるかが決まる
もちろんある程度は、自分で認知症についての勉強をしたり、先輩介護士さんからの指導や真似をして対応できる部分もあります。
多くの方は、そうやって認知症の方の対応の仕方を学んでいきます。
それで認知症の方への対応が可能なケースというものは多く、それが教えるほうも教わるほうも効率的だからです。
しかし、中にはそれだけでは上手くいかないケースというものがあります。
それは介護を受ける入居者(利用者)にも、人の好き嫌いというものがあるためです。
私たちにも人の好き嫌いがあるように、当然入居者(利用者)にもそれはあります。認知症の方となると、それが顕著に表れることがあるのです。
男性の介護士さんよりも女性の介護士さんを好まれる方、逆に女性介護士さんよりも男性介護士さんを好まれる方。
明るくて元気な介護士さんよりも、雰囲気の落ち着いた物静かな介護士さんを好まれる方もいらっしゃいます。
こればかりは、介護士さん自身の個性によるものなのでどうしようもありませんが、認知症の方への対応の際にはその自分の個性を隠して、相手の個性に合わせた好まれる対応を必要とする場面というものがあります。
私が指導する新人介護士さんには、認知症の方への対応のイメージとして「介護士はときに女優や俳優になる必要がある」とお伝えしています。
入居者(利用者)に好まれる人物像になる必要が、スムーズに介護を行う上で重要に場面というものが必ずあるためです。
これができるかどうかで、質の高いサービスを提供できる介護士としてやっていけるかが決まるといってもいいでしょう。
サービスと利用する入居者(利用者)に喜ばれることをするのが、サービスを提供する側に求められているものなんだという認識を持ちましょう。
認知症についてはこちらにまとめていますので、お読みいただくと認知症対応のコツや理解を深めるのに役立ちます。
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