2016年04月21日
認知症対応マニュアル活用のススメ
介護の仕事をする上で、誰もが一度は認知症の方の対応の仕方について考えることがあると思います。
介護の仕事を始めて認知症の方と関わるときに、こういうときはどんな対応をしたらいいんだろうかと悩んだことのある方も多いでしょう。
一言で認知症対応と言っても、ではどんなものが認知症対応なのかということを説明するのは、実はとても難しいものです。
指導をするときに説明しようとしても、これが正しいやり方というものがほぼないため、結局はその場面場面で行ったやり方を指導することになる場合がほとんどです。
しかし、認知症対応について説明する際に活用してほしい便利なものがあります。
それが認知症対応マニュアルと呼ばれるものです。
新人職員さんや地域の方が参加可能な勉強会などには、この認知症対応マニュアルを使って説明をするのがわかりやすく、役に立ちます。
もちろん、社内勉強会でも、改めて認知症についての研修を行う際には参考資料として活用できるものでもあります。
だいたいどこの職場でも、独自の認知症対応マニュアルを作っているところは多く、各ユニットや詰め所などに置かれていることが多いので、一度は目を通したことのある方も多いと思います。
なぜ認知症対応マニュアルを作るのかというと、その対応方法を一言で説明するのはやはり難しいからなんです。
認知症の方の対応については、これといった正解がありません。
「そのときの精神状態によって対応の仕方も変わる要介護者を、各介護士なりの関わり方や声掛けの工夫で、このやり方が今のこの方には最も適していると思われる」といった対応をしている場合がほとんどです。
ではなぜ、これが正しいやり方というものがないのに、マニュアルを作る必要があるのかということになります。
上述したような認知症対応の方法は、あくまでも各介護士のスキルに任せた対応方法です。
介護の現場では、スキルの高い介護士と、スキルの低い介護士の両方がいます。しかし認知症の方の対応をするのが、常にスキルの高い介護士とは限りません。
スキルの低い介護士のスキルを向上させる必要があります。
そのためには、まず「認知症とは何か」という基本的な知識を学べて、認知症の中核症状・周辺症状によって起こるとされている、「主な症状別の対応方法」も合わせて学んでもらう必要があります。
そのための教科書としても、認知症対応マニュアルは活用できるということです。
介護の仕事を始めたばかりの方が、認知症の方への対応方法が分からないというときに、マニュアルを活用して対応ケース別に学べるツールとしての活用ができる認知症対応マニュアルは、作成必須のものといえるでしょう。
認知症の対応については多岐に渡ります。
異食や暴言、収集癖や妄想など、そのひとつひとつについて基本的な対応の方法があります。もちろん、そういった認知症対応マニュアルはそれぞれが独自に作成している場合が多いので、多少の言葉の違いはありますが、内容的にはどれも同じようなものだと思います。
認知症対応マニュアルの主な中身としては、
・認知症という病気について
・認知症にはどんな種類があるのか
・認知症の主な症状とは(中核症状、周辺症状)
・認知症の症状別の対応について(異食行為、妄想など)
・認知症の方との関わり方、対応のコツなど
これらを1冊のファイルとしてまとめたものが、認知症対応マニュアルです。
ですがあくまでも基本的な対応方法しか記載されていない場合が多く、すべての認知症の方に当てはまる対応というわけではありませんので、そこは注意して活用する必要があります。
認知症の症状別についての対応をしっかりと読み込んで学習することで、より要介護者との信頼関係を深めるヒントになったり、「これまでの自分の対応方法は間違っていた!」、なんてことにも気づくことができるかもしれません。
一度、自分の職場のマニュアルを探して、夜勤中や休憩時間などに見てみることをおすすめします。
認知症対応について、新たな発見があるかもしれませんよ。
こちらも合わせてお読みいただくと、より認知症についての理解が深まります。
認知症の種類と主な症状
認知症の中核症状とは
認知症の周辺症状とは
声掛けのコツなどまとめ
介護の転職に興味のある方はこちらの記事が参考になると思います。
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介護の仕事を始めて認知症の方と関わるときに、こういうときはどんな対応をしたらいいんだろうかと悩んだことのある方も多いでしょう。
一言で認知症対応と言っても、ではどんなものが認知症対応なのかということを説明するのは、実はとても難しいものです。
指導をするときに説明しようとしても、これが正しいやり方というものがほぼないため、結局はその場面場面で行ったやり方を指導することになる場合がほとんどです。
認知症対応マニュアルを使おう
しかし、認知症対応について説明する際に活用してほしい便利なものがあります。
それが認知症対応マニュアルと呼ばれるものです。
新人職員さんや地域の方が参加可能な勉強会などには、この認知症対応マニュアルを使って説明をするのがわかりやすく、役に立ちます。
もちろん、社内勉強会でも、改めて認知症についての研修を行う際には参考資料として活用できるものでもあります。
だいたいどこの職場でも、独自の認知症対応マニュアルを作っているところは多く、各ユニットや詰め所などに置かれていることが多いので、一度は目を通したことのある方も多いと思います。
なぜ認知症対応マニュアルが必要なのか
なぜ認知症対応マニュアルを作るのかというと、その対応方法を一言で説明するのはやはり難しいからなんです。
認知症の方の対応については、これといった正解がありません。
「そのときの精神状態によって対応の仕方も変わる要介護者を、各介護士なりの関わり方や声掛けの工夫で、このやり方が今のこの方には最も適していると思われる」といった対応をしている場合がほとんどです。
ではなぜ、これが正しいやり方というものがないのに、マニュアルを作る必要があるのかということになります。
上述したような認知症対応の方法は、あくまでも各介護士のスキルに任せた対応方法です。
介護の現場では、スキルの高い介護士と、スキルの低い介護士の両方がいます。しかし認知症の方の対応をするのが、常にスキルの高い介護士とは限りません。
スキルの低い介護士のスキルを向上させる必要があります。
そのためには、まず「認知症とは何か」という基本的な知識を学べて、認知症の中核症状・周辺症状によって起こるとされている、「主な症状別の対応方法」も合わせて学んでもらう必要があります。
そのための教科書としても、認知症対応マニュアルは活用できるということです。
介護の仕事を始めたばかりの方が、認知症の方への対応方法が分からないというときに、マニュアルを活用して対応ケース別に学べるツールとしての活用ができる認知症対応マニュアルは、作成必須のものといえるでしょう。
認知症対応マニュアルの内容とは
認知症の対応については多岐に渡ります。
異食や暴言、収集癖や妄想など、そのひとつひとつについて基本的な対応の方法があります。もちろん、そういった認知症対応マニュアルはそれぞれが独自に作成している場合が多いので、多少の言葉の違いはありますが、内容的にはどれも同じようなものだと思います。
認知症対応マニュアルの主な中身としては、
・認知症という病気について
・認知症にはどんな種類があるのか
・認知症の主な症状とは(中核症状、周辺症状)
・認知症の症状別の対応について(異食行為、妄想など)
・認知症の方との関わり方、対応のコツなど
これらを1冊のファイルとしてまとめたものが、認知症対応マニュアルです。
ですがあくまでも基本的な対応方法しか記載されていない場合が多く、すべての認知症の方に当てはまる対応というわけではありませんので、そこは注意して活用する必要があります。
認知症の症状別についての対応をしっかりと読み込んで学習することで、より要介護者との信頼関係を深めるヒントになったり、「これまでの自分の対応方法は間違っていた!」、なんてことにも気づくことができるかもしれません。
一度、自分の職場のマニュアルを探して、夜勤中や休憩時間などに見てみることをおすすめします。
認知症対応について、新たな発見があるかもしれませんよ。
こちらも合わせてお読みいただくと、より認知症についての理解が深まります。
認知症の種類と主な症状
認知症の中核症状とは
認知症の周辺症状とは
声掛けのコツなどまとめ
介護の転職に興味のある方はこちらの記事が参考になると思います。
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