2015年07月16日
横浜洋館巡り
横浜山手地区、つまり元町の向こう(元町中華街駅から見て)は明治の頃は外国人居留地で、多数の洋館が立ち並んでいます、関東大震災の影響で衰退してしまいましたが、それまで
港の見える丘公園からイタリア山公園までのあいだに複数の洋館が立ち並んでおり、横浜の名物になっています。何度も横浜行ったことがある割に私は実はよく知りませんでした(高台に上がるのが面倒、バスに乗るのもバス嫌いのせいであまり乗らないのが原因)というやる気のない理由から。
グーグルマップで外交官の家を発見→ググる→こんなにあるのかというパターンで知りました、田谷の洞窟もグーグルマップで発見したのですが、役に立ちますねいろいろ・・・。
(フランス山)→山手111番館→イギリス館→(岩崎ミュージアム)→(横浜気象台)→(外人墓地資料館)→山手234番館→(えの木亭)→エリスマン邸→ベーリックホール→外交官の家→ブラフ18番館という流れです。()は洋館とは違うのですが途中にあったので立ち寄ったところです。
山手111番館
イギリス館
元町中華街駅の元町出口から目と鼻の先に港の見える丘公園があります、フランス山はかつてフランス兵舎→領事館という流れ、その後関東大震災で被災、戦後横浜が買取り公園にした模様。如何せん季節なので蚊が・・・。フランス山を上がると眺望がいいです。その後111番館→イギリス館と回ります。
111番館、イギリス館と共に公園内にあり、111番館はスパニッシュ風の洋館で、裏手にはローズガーデンがあります。イギリス館は元々イギリス英国総領事公邸で、比較的大きく、またほかの洋館といささか毛色が違います。
基本的に夏なので18時まで空いているので、回りやすいです。
公園を出たら目と鼻の先にあるのが岩崎ミュージアム、ここは入場料300円です。元々ゲーテ座と呼ばれる劇場があった場所で、現在はドレス等を展示した博物館になっています。ちなみにここ、ドレスの試着もできるとか。それほど広くはないのでわりとすぐに見終わり次へ。
ミュージアムを出てすぐに次は横浜気象台、本来行く予定はなかったのですがふらっと立ち寄ります。横浜気象台はあくまで気象台なので平日のみ見学可、見学は自由ですがのは一部のみ、その入れるのか今一つ怪しい雰囲気。見学できる場所は限られていました。
山手234番館、これは関東大震災の後、山手を離れた外国人に戻ってきてもらおうという復興事業のために建てられた建物で、元々4つの扉がある集合住宅だった模様。現在は2つの扉は開かなくなり、見学のために統合されているようですが、入口には確かに集合住宅だった名残があります。
次に寄ったのがえの木亭、これは洋館を使った洋菓子屋で、ここでマロンサンドを購入、名物はチェリーサンドらしいのですが私はマロンを食べたかったので。
山手234番館
エリスマン邸→ベーリックホールと続きます。エリスマン邸はその名の通りエリスマンという名の貿易商人の邸宅でした。
ベーリックホールは洋館の中でも大型の建物で、後に遺族により寄進されセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジの寄宿舎に使われていましたが2000年に廃校、現在に至っています。ホールの名前があるだけに広いホールがあり、ライオンの噴水?のようなものもあり、更に庭も広いです。
エリスマン邸
ベーリックホール
最後にイタリア山公園、ベーリックホールのある場所からは少し歩きます。ここに外交官の家とブラフ18番館があります。イタリア山公園自体は小さめの公園で、人の数もそこそこいったところ。
外交官の家は明治の外交官内田定槌氏の邸宅で、元々新宿にあったようですが子孫の方が横浜市に寄贈、イタリア山公園に移築されました。洋館とは別に和館もあったようです。
外交官の家
ブラフ18番館
外交官の家で横浜洋館巡りは終了、周辺にはほかにもいくつか博物館等がありますが、それぞれ理由があって寄りませんでした。
(12月11日、補足)
番外編
横浜山手・テニス発祥記念館と山手68番館
厳密には横浜洋館とは違うのですが、近くにある施設です。テニス発祥記念館はその名のとおりテニスの歴史を展示した小さな博物館です。この山手公園は外国人居留地に建てられた西洋式公園だったのですが、運営費が不足して苦肉の策としてテニスコートを作りそれで運営費をまかなったのがはじまりだそうです。
山手68番館は現在公園管理事務所になっています。
テニス発祥記念館
山手68番館
世界のクリスマス
年末には横浜洋館でクリスマスイベントが行われており、その今年のイベントが世界のクリスマスでした。中華街の近く(といっても15分くらい歩きますが)なので半蔵で食べ歩くついでに足を伸ばしてきました。それぞれの建物で各国のクリスマスの飾り付けがなされており、普段のどこか殺風景な横浜洋館とは違った雰囲気を味わえます。
港の見える丘公園からイタリア山公園までのあいだに複数の洋館が立ち並んでおり、横浜の名物になっています。何度も横浜行ったことがある割に私は実はよく知りませんでした(高台に上がるのが面倒、バスに乗るのもバス嫌いのせいであまり乗らないのが原因)というやる気のない理由から。
グーグルマップで外交官の家を発見→ググる→こんなにあるのかというパターンで知りました、田谷の洞窟もグーグルマップで発見したのですが、役に立ちますねいろいろ・・・。
(フランス山)→山手111番館→イギリス館→(岩崎ミュージアム)→(横浜気象台)→(外人墓地資料館)→山手234番館→(えの木亭)→エリスマン邸→ベーリックホール→外交官の家→ブラフ18番館という流れです。()は洋館とは違うのですが途中にあったので立ち寄ったところです。
山手111番館
イギリス館
元町中華街駅の元町出口から目と鼻の先に港の見える丘公園があります、フランス山はかつてフランス兵舎→領事館という流れ、その後関東大震災で被災、戦後横浜が買取り公園にした模様。如何せん季節なので蚊が・・・。フランス山を上がると眺望がいいです。その後111番館→イギリス館と回ります。
111番館、イギリス館と共に公園内にあり、111番館はスパニッシュ風の洋館で、裏手にはローズガーデンがあります。イギリス館は元々イギリス英国総領事公邸で、比較的大きく、またほかの洋館といささか毛色が違います。
基本的に夏なので18時まで空いているので、回りやすいです。
公園を出たら目と鼻の先にあるのが岩崎ミュージアム、ここは入場料300円です。元々ゲーテ座と呼ばれる劇場があった場所で、現在はドレス等を展示した博物館になっています。ちなみにここ、ドレスの試着もできるとか。それほど広くはないのでわりとすぐに見終わり次へ。
ミュージアムを出てすぐに次は横浜気象台、本来行く予定はなかったのですがふらっと立ち寄ります。横浜気象台はあくまで気象台なので平日のみ見学可、見学は自由ですがのは一部のみ、その入れるのか今一つ怪しい雰囲気。見学できる場所は限られていました。
山手234番館、これは関東大震災の後、山手を離れた外国人に戻ってきてもらおうという復興事業のために建てられた建物で、元々4つの扉がある集合住宅だった模様。現在は2つの扉は開かなくなり、見学のために統合されているようですが、入口には確かに集合住宅だった名残があります。
次に寄ったのがえの木亭、これは洋館を使った洋菓子屋で、ここでマロンサンドを購入、名物はチェリーサンドらしいのですが私はマロンを食べたかったので。
山手234番館
エリスマン邸→ベーリックホールと続きます。エリスマン邸はその名の通りエリスマンという名の貿易商人の邸宅でした。
ベーリックホールは洋館の中でも大型の建物で、後に遺族により寄進されセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジの寄宿舎に使われていましたが2000年に廃校、現在に至っています。ホールの名前があるだけに広いホールがあり、ライオンの噴水?のようなものもあり、更に庭も広いです。
エリスマン邸
ベーリックホール
最後にイタリア山公園、ベーリックホールのある場所からは少し歩きます。ここに外交官の家とブラフ18番館があります。イタリア山公園自体は小さめの公園で、人の数もそこそこいったところ。
外交官の家は明治の外交官内田定槌氏の邸宅で、元々新宿にあったようですが子孫の方が横浜市に寄贈、イタリア山公園に移築されました。洋館とは別に和館もあったようです。
外交官の家
ブラフ18番館
外交官の家で横浜洋館巡りは終了、周辺にはほかにもいくつか博物館等がありますが、それぞれ理由があって寄りませんでした。
(12月11日、補足)
番外編
横浜山手・テニス発祥記念館と山手68番館
厳密には横浜洋館とは違うのですが、近くにある施設です。テニス発祥記念館はその名のとおりテニスの歴史を展示した小さな博物館です。この山手公園は外国人居留地に建てられた西洋式公園だったのですが、運営費が不足して苦肉の策としてテニスコートを作りそれで運営費をまかなったのがはじまりだそうです。
山手68番館は現在公園管理事務所になっています。
テニス発祥記念館
山手68番館
世界のクリスマス
年末には横浜洋館でクリスマスイベントが行われており、その今年のイベントが世界のクリスマスでした。中華街の近く(といっても15分くらい歩きますが)なので半蔵で食べ歩くついでに足を伸ばしてきました。それぞれの建物で各国のクリスマスの飾り付けがなされており、普段のどこか殺風景な横浜洋館とは違った雰囲気を味わえます。
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