2016年03月19日
砂漠を見に三原山へ(大島その2)
元町でぶらつく
さるびあ丸を降りて元町にバスで移動しますが、しばらくしないと三原山へのバスは来ません、と言う事で元町を少し探索します。とりあえず86年の噴火の時に流れてきた溶岩の近くの歩道のルートがあり、比較的時間がかからなそうなのでそこを回ってみます、しかしちょっと地図がわかりにくいです。
途中にあった為朝の館跡の門です。
警察署の横をとおり色々な有名流刑者の墓の横を通り過ぎ革の横を上がって砂防ダム何かを横目で見ながら進んでいくと溶岩の流れの跡が有ります。
そして登って溶岩流が固まったところに到着、溶岩樹形と呼ばれる溶岩が木を巻き込んでその樹が燃えてそこにできた空洞が有ります。
溶岩自体はこんな感じです。
その後薬師堂に向かおうとするとこんな看板が、どうも道が通れなくなっているようなので、一度火山博物館を経由して向かいます。朝なので博物館はやっていません、そして博物館前にも溶岩樹形が有ります、それから歩いて薬師堂へ、薬師堂までは結構登ります、そして薬師堂周辺はそこだけほかと雰囲気が違う感じがします。薬師堂の説明には木像が置いてあるみたいに書いてありますが、私が木像って確か郷土資料館で見たぞと思ったら、やっぱり今は郷土資料館に保管されている様子です。
その後発電所前をとおり元町港へ戻りバスに乗ります、目指すは三原山。
三原山へ
前回行った時に月と砂漠ライン方面からの侵入はめんどくさい(少なくとも宿泊するか若しくはバイク等小回りの効く乗り物を使うなどしないと大変、今回は時間が前回より不足)という事がよくわかったので、今回はしっかり三原山の一番人の多そうな遊歩道から入ることにしました。
バス停付近の展望台からの様子。
入口付近で飼育されている馬。
地図を確認すると複数のルートが書かれています、ルートに関してはどれくらい時間がかかるか目安の時間だけではわかりませんので、とりあえず時間がかからなくてかつ基本的っぽい火口方面に向かい、その後どうするかを考えます。火口までの道は加工に直接向かう舗装された道と、馬で回れるらしい裏ルートみたいなのがあるようなのですが、裏のほうは分岐に気がつけませんでした、どうも馬に気を取られて地味な分岐に気がつかなかった模様。最もとりあえず高いところに上がりたいので分岐スルーで火口方面に、しかし広いです、本当に広いです、こんなに広い土地見たの何年ぶりでしょうか、雲の影がしっかり大地にわかりやすい形で写っています。
三原山を登る途中の様子、かなり広いです。
登りきったところにある三原神社、前の噴火の時に溶岩が避けた事で有名な神社です。
火口見学道
山頂からは火口見学道とお鉢めぐりに分岐します、とりあえず火口見学道に向かいます、簡素な見学コースなので時間はあまりかかりません。
見学道からの火口の様子です。
分岐路付近にある展望台です、ここからは内側はあまり見えません。
お鉢めぐり、そしてこれはどこ砂漠?
その後お鉢めぐりコースを通って一番高そうなところまで向かいます。
途中で見られるホルニト、したが空洞になっているそうです。
近づいていみると穴があいています。
砂漠らしき地形を発見、地図で見ると表砂漠となっています、コースに関しては探索コースなどと呼ばれるコースに入ればここにも行けるようです、お鉢めぐりからの分岐も有りですがわかりにくいです。
私は最初は裏砂漠の話だけ聞いて来たのですが、地図を見ると単なる砂漠や表砂漠や大砂漠なる単語も有ります、一応出発前に情報集手うは行ったものの、表砂漠は昔はあったが今はないみたいな事が書かれていたりしてよくわかりませんでした。
表砂漠と大砂漠と地図に書いてある土地のあいだにある場所です、車らしきものが通っているのが見えました。
より高いところから見た火口、奥の方まで見えます。
これはすごい、見えている山は地図で見た限り白石山と思われます。
絶景です、地図で見ると櫛形山と大砂漠と書かれています、こんな広大な光景久しぶり。
どうも地図を確認する限りでは櫛形山より三原山側が大砂漠みたいに書かれて、向こう側が裏砂漠になっている様子。この山の無効が前に行こうとして入口で霧が濃すぎて引き返した月と砂漠ラインがあるところのようです。このあたりは場所によってはスマホが効かなくなります。
ここは本当に東京都なんでしょうか、とんでもない光景が広がっています、しかしここ、伊豆半島どころか三浦半島の先っちょからでも普通に見えるくらいのところにあるんですよね。そして伊豆半島の方に富士山が見えているので一応ここが静岡の近くにあるってことだけはいつでもわかるようになっています。あと気がついたのですが、大島に着いたあたりからだんだんくしゃみをしなくなって行きました、どうも花粉が少ないようです、これは花粉症の私に取って地味なメリットです。
しかし割とあったかくなってきているため汗をかき水をどんどん消費していきます、結果どんどん荷物が軽くなっていきます。途中火山の観測のための装置や、何かあった時に使うためのスピーカーなどが置かれていました。
86年噴火B2火口とその先の風景。
お鉢めぐりですが、全体的な地形がわかり、またどこを取っても絶景です、終始感嘆詞ばっかり言っています私、こんなに絶景久しぶり、なんとかこれて良かったです。
裏砂漠線を通り大島温泉ホテルのバス停へ
このまま同じ道を通るのはあまり面白くないですし、もっとも砂漠を突っ切る月と砂漠ラインは時間不足、テキサスルートに入ってしまうと迷う可能性有りという話だったので、テキサスルートの前で分岐する比較的短い裏砂漠線と言うルートを通り大島温泉ホテルに向かいバスに乗る事にしました。
手前の分岐をひたすら下ります、太陽が山と雲の影に入る形になって一気に暗くなります、一応まだ午前中ですが、お鉢めぐりの時は結構人がいたのですが、裏砂漠線に入ると人もいなくなり左は溶岩が固まってできた奇岩、右は要は裏爆のスコリアの黒い大地に囲まれて、風の音を聞きながら下っていくことになります。
裏砂漠の方、広いです
奇岩の方
しばらく下っていくとテキサスルートとの分岐が見えてきます、裏砂漠線に入ると徐々に緑が濃くなっていき、いつしか若い森が出来ています、そして見通しもだんだん悪くなってきます。そして大島温泉ホテルに到着します、実は温泉ホテルを目指したのは単に変化のあるルートを歩きつつ、1日往復1本しか通らないレインボーラインから大島公園に下るか、間に合わなかったら温泉に入るという計画だったので、結局割と余裕でバスに間に合ったのでそのまま大島公園に向かいます、椿のシーズンでまだ椿まつりもやっているようなのでそのまま椿園に向かいます。
ポイント
・かなりの絶景、中々見られないような風景の数々
・見る方向が変わるだけでかなり雰囲気が変わります
・離島全体のメリットとして、意外と移動距離が短く見所が高密度で出現します、つまり意外と移動が楽で楽しいです
・バスで割と山の近くまで上がれます
・コースの種類が意外と多く、割と計画に自由度があります
・とにかく見通しがいいので歩きやすさにもつながります
・緑がなく荒涼としている、つまり虫等が少ない、と言うより土地そのものは危険性があるものの、生物がいないため危ない生き物に出会う可能性も少ないのは地味にメリット
・大島全体いに言えますが、花粉が少ないので花粉症に優しい
注意点
・結構水蒸気なども上がっている火山です
・悪天候に注意、街が問題なくても山は荒れている時は島ではよくある事です
・動きやすい格好で
・トイレ等は済ませましょう
・三原山行きバスは8:30分が最初のようです
・お鉢以外は人に出会うのは希です
・月と砂漠ラインから入るのは基本面倒なので注意、一番集落や他の施設から離れている場所なので
とりあえず砂漠を見ると言う最低限の目的は達成できました、しかし今回通れなかったルート、つまり表砂漠ルート→内輪山→テキサスルートと言うコースを通りたくなります(その逆も可能)、地図だけだとややわかりにくかったのが実際の地形を目で見て地図と照らし合わせたのでルートの目星もつきましたし。
前回の大島行の時の教訓が色々役に立ちましたが、今回もまた色々分かりました。何というかこういった特殊なところはとりあえず無理のない範囲で行ってみて実際に見てみないとわからない事も多いですね。
さるびあ丸を降りて元町にバスで移動しますが、しばらくしないと三原山へのバスは来ません、と言う事で元町を少し探索します。とりあえず86年の噴火の時に流れてきた溶岩の近くの歩道のルートがあり、比較的時間がかからなそうなのでそこを回ってみます、しかしちょっと地図がわかりにくいです。
途中にあった為朝の館跡の門です。
警察署の横をとおり色々な有名流刑者の墓の横を通り過ぎ革の横を上がって砂防ダム何かを横目で見ながら進んでいくと溶岩の流れの跡が有ります。
そして登って溶岩流が固まったところに到着、溶岩樹形と呼ばれる溶岩が木を巻き込んでその樹が燃えてそこにできた空洞が有ります。
溶岩自体はこんな感じです。
その後薬師堂に向かおうとするとこんな看板が、どうも道が通れなくなっているようなので、一度火山博物館を経由して向かいます。朝なので博物館はやっていません、そして博物館前にも溶岩樹形が有ります、それから歩いて薬師堂へ、薬師堂までは結構登ります、そして薬師堂周辺はそこだけほかと雰囲気が違う感じがします。薬師堂の説明には木像が置いてあるみたいに書いてありますが、私が木像って確か郷土資料館で見たぞと思ったら、やっぱり今は郷土資料館に保管されている様子です。
その後発電所前をとおり元町港へ戻りバスに乗ります、目指すは三原山。
三原山へ
前回行った時に月と砂漠ライン方面からの侵入はめんどくさい(少なくとも宿泊するか若しくはバイク等小回りの効く乗り物を使うなどしないと大変、今回は時間が前回より不足)という事がよくわかったので、今回はしっかり三原山の一番人の多そうな遊歩道から入ることにしました。
バス停付近の展望台からの様子。
入口付近で飼育されている馬。
地図を確認すると複数のルートが書かれています、ルートに関してはどれくらい時間がかかるか目安の時間だけではわかりませんので、とりあえず時間がかからなくてかつ基本的っぽい火口方面に向かい、その後どうするかを考えます。火口までの道は加工に直接向かう舗装された道と、馬で回れるらしい裏ルートみたいなのがあるようなのですが、裏のほうは分岐に気がつけませんでした、どうも馬に気を取られて地味な分岐に気がつかなかった模様。最もとりあえず高いところに上がりたいので分岐スルーで火口方面に、しかし広いです、本当に広いです、こんなに広い土地見たの何年ぶりでしょうか、雲の影がしっかり大地にわかりやすい形で写っています。
三原山を登る途中の様子、かなり広いです。
登りきったところにある三原神社、前の噴火の時に溶岩が避けた事で有名な神社です。
火口見学道
山頂からは火口見学道とお鉢めぐりに分岐します、とりあえず火口見学道に向かいます、簡素な見学コースなので時間はあまりかかりません。
見学道からの火口の様子です。
分岐路付近にある展望台です、ここからは内側はあまり見えません。
お鉢めぐり、そしてこれはどこ砂漠?
その後お鉢めぐりコースを通って一番高そうなところまで向かいます。
途中で見られるホルニト、したが空洞になっているそうです。
近づいていみると穴があいています。
砂漠らしき地形を発見、地図で見ると表砂漠となっています、コースに関しては探索コースなどと呼ばれるコースに入ればここにも行けるようです、お鉢めぐりからの分岐も有りですがわかりにくいです。
私は最初は裏砂漠の話だけ聞いて来たのですが、地図を見ると単なる砂漠や表砂漠や大砂漠なる単語も有ります、一応出発前に情報集手うは行ったものの、表砂漠は昔はあったが今はないみたいな事が書かれていたりしてよくわかりませんでした。
表砂漠と大砂漠と地図に書いてある土地のあいだにある場所です、車らしきものが通っているのが見えました。
より高いところから見た火口、奥の方まで見えます。
これはすごい、見えている山は地図で見た限り白石山と思われます。
絶景です、地図で見ると櫛形山と大砂漠と書かれています、こんな広大な光景久しぶり。
どうも地図を確認する限りでは櫛形山より三原山側が大砂漠みたいに書かれて、向こう側が裏砂漠になっている様子。この山の無効が前に行こうとして入口で霧が濃すぎて引き返した月と砂漠ラインがあるところのようです。このあたりは場所によってはスマホが効かなくなります。
ここは本当に東京都なんでしょうか、とんでもない光景が広がっています、しかしここ、伊豆半島どころか三浦半島の先っちょからでも普通に見えるくらいのところにあるんですよね。そして伊豆半島の方に富士山が見えているので一応ここが静岡の近くにあるってことだけはいつでもわかるようになっています。あと気がついたのですが、大島に着いたあたりからだんだんくしゃみをしなくなって行きました、どうも花粉が少ないようです、これは花粉症の私に取って地味なメリットです。
しかし割とあったかくなってきているため汗をかき水をどんどん消費していきます、結果どんどん荷物が軽くなっていきます。途中火山の観測のための装置や、何かあった時に使うためのスピーカーなどが置かれていました。
86年噴火B2火口とその先の風景。
お鉢めぐりですが、全体的な地形がわかり、またどこを取っても絶景です、終始感嘆詞ばっかり言っています私、こんなに絶景久しぶり、なんとかこれて良かったです。
裏砂漠線を通り大島温泉ホテルのバス停へ
このまま同じ道を通るのはあまり面白くないですし、もっとも砂漠を突っ切る月と砂漠ラインは時間不足、テキサスルートに入ってしまうと迷う可能性有りという話だったので、テキサスルートの前で分岐する比較的短い裏砂漠線と言うルートを通り大島温泉ホテルに向かいバスに乗る事にしました。
手前の分岐をひたすら下ります、太陽が山と雲の影に入る形になって一気に暗くなります、一応まだ午前中ですが、お鉢めぐりの時は結構人がいたのですが、裏砂漠線に入ると人もいなくなり左は溶岩が固まってできた奇岩、右は要は裏爆のスコリアの黒い大地に囲まれて、風の音を聞きながら下っていくことになります。
裏砂漠の方、広いです
奇岩の方
しばらく下っていくとテキサスルートとの分岐が見えてきます、裏砂漠線に入ると徐々に緑が濃くなっていき、いつしか若い森が出来ています、そして見通しもだんだん悪くなってきます。そして大島温泉ホテルに到着します、実は温泉ホテルを目指したのは単に変化のあるルートを歩きつつ、1日往復1本しか通らないレインボーラインから大島公園に下るか、間に合わなかったら温泉に入るという計画だったので、結局割と余裕でバスに間に合ったのでそのまま大島公園に向かいます、椿のシーズンでまだ椿まつりもやっているようなのでそのまま椿園に向かいます。
ポイント
・かなりの絶景、中々見られないような風景の数々
・見る方向が変わるだけでかなり雰囲気が変わります
・離島全体のメリットとして、意外と移動距離が短く見所が高密度で出現します、つまり意外と移動が楽で楽しいです
・バスで割と山の近くまで上がれます
・コースの種類が意外と多く、割と計画に自由度があります
・とにかく見通しがいいので歩きやすさにもつながります
・緑がなく荒涼としている、つまり虫等が少ない、と言うより土地そのものは危険性があるものの、生物がいないため危ない生き物に出会う可能性も少ないのは地味にメリット
・大島全体いに言えますが、花粉が少ないので花粉症に優しい
注意点
・結構水蒸気なども上がっている火山です
・悪天候に注意、街が問題なくても山は荒れている時は島ではよくある事です
・動きやすい格好で
・トイレ等は済ませましょう
・三原山行きバスは8:30分が最初のようです
・お鉢以外は人に出会うのは希です
・月と砂漠ラインから入るのは基本面倒なので注意、一番集落や他の施設から離れている場所なので
とりあえず砂漠を見ると言う最低限の目的は達成できました、しかし今回通れなかったルート、つまり表砂漠ルート→内輪山→テキサスルートと言うコースを通りたくなります(その逆も可能)、地図だけだとややわかりにくかったのが実際の地形を目で見て地図と照らし合わせたのでルートの目星もつきましたし。
前回の大島行の時の教訓が色々役に立ちましたが、今回もまた色々分かりました。何というかこういった特殊なところはとりあえず無理のない範囲で行ってみて実際に見てみないとわからない事も多いですね。
タグ:島
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