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2021年11月13日

おばけは存在するかどうか、世界中の科学者が真剣に研究について










皆さんは、幽霊や超能力といった科学的に説明できない不思議な現象を実際に見たと思ったり、信じたりしますか?




おばけを信じるか、信じないかの話で盛り上がったことがある人も多いのではないでしょうか。



今回は、世界中の研究者がおばけが本当に存在するのか本気で研究した結果を、「幽霊を信じる派」「信じない派」に分けてご紹介します。



monogatari_okikusan.png



【目次】

1,『幽霊は信じない』研究結果
2,『幽霊は絶対にいる』研究結果
3,最後に







【『幽霊は信じない』研究結果】



《心霊写真が撮れてしまった》



心霊写真は、霊や魂が写り込んでしまったり、人の顔のようなものが見えたりする写真です。


心霊写真を紹介するTV番組が流行ったこともあり、どのような写真かイメージがつく人が多いかと思います。



心霊写真は、なんだか不気味だし、自分の身に不幸があったら困るということで、お祓いやお焚きあげで除霊したいと考える方が多いのではないでしょうか。



その写真をアルバムに入れておくなんて、怖すぎますね。



どうして心霊写真というものが存在してしまうのか、この秘密について紹介します。




『限られた情報から素早く結論を引き出すという、生物としての生存に不可欠な脳の働きによって、時に存在しないものを誤って検出してしまうことがある。


代表例が、顔の検出だ。ポテトチップスにイエス・キリストの顔が見えたとか、トーストに聖母マリアやマザー・テレサの顔を見たという人がいる。

なぜか。

顔の認識は生きていくうえで極めて重要で、顔に表れた非友好的な表情に気づかないでいると重大な危険を招きかねない。

脳のかなりの部分が顔を見分けて特定する処理に充てられていることが脳画像研究からわかっている。(「幽霊は脳で見る」 超常現象の不思議 日経サイエンス”. 日本経済新聞. 2013年12月28日より)』



私たち人間は本能的な部分、つまり「脳」で幽霊を見ているということになります。



人の顔を検出することが、身を守るうえで重要な役割を果たすので、幽霊(顔)を見るべくして見ているのです。



特に、人の顔の表情を判断するのに優れている人は、写真に映る影などを見て、「幽霊だ!」と勘違いしやすいのです。


幽霊とか、心霊現象が苦手な人にとって、この本能はありがた迷惑な話しです。



できれば心霊写真を見つけたくないですよね。


さらに、心霊写真のような超常現象を体験したと思い込む人には共通の傾向があることがわかっています。



『スイスのチューリヒ大学病院の神経心理学者ブルッガーは、超常現象を体験したと思い込む効果の多くが脳の右半球に関連していることに気づいた。

人間の脳は左右の半球に分かれており、右脳は顔認識やある種の創造的思考、視覚的イメージ、音楽などに秀でている。

左右の脳のどちらが優勢かを判別するテストに、右の図の2つの顔のうちどちらが楽しそうに見えるかを問うものがある。

ブルッガーはこのタイプのテストを数百人の被験者に実施し、超常現象を信じる度合いを自己申告してもらった。

超常的な体験をしたことのある人々は右脳の優勢を示すテスト結果になる傾向があった。(「幽霊は脳で見る」 超常現象の不思議 日経サイエンス”. 日本経済新聞. 2013年12月28日より)』



右脳派か左脳派かの違いが、超常現象を体験するかどうかにかかわってくるんですね。



超常現象を体験したことのある人は右脳派かもしれません。


このテストは、人の顔を見たときに、顔の左半分の情報は右脳に、右半分の情報は左脳に送られる性質を利用したものです。


被験者が数百人もいるので、有力な結果なのでしょう。


この研究によってわかったこと。それは、
幽霊は存在しない! 脳が見せようとしているあやかし!ということです。



《幽霊の声を聞いた》



幽霊の声なんて聞いてしまったら気絶するほど怖いですよね。



怖い話しが苦手な人は、物音や、風の音にさえビビってしまいそうです。


とくに自分1人しかいないときや、自分にしかその声が聞こえなかったら、「幽霊の声だ!」と思ってしまいそうです。


でも、押入れを開けたり、ベッドの下を確認したりするなんて、できないですよね。幽霊とご対面なんてことがあったら、もう立ち直れないです。


とある研究では、幽霊の声の正体を科学的に解明できるそうです。



『この現象はもしかしたらマイクロ波聴覚効果(フレイ効果)で科学的に解明できるかもしれません。

マイクロ波は身近な電子レンジにも使われているもの。

電子レンジでは水を振動させ加熱しますが、幽霊の声の場合振動しているのは人間の頭蓋骨です。

振動によって加熱した頭蓋骨は内部で衝撃波を生みます。

同様に音声をマイクロ波の代わりに照射すると、頭内部の衝撃波が耳の神経を揺さぶり、言葉のような音を聞かせるそう。

これをマイクロ波聴覚効果と呼びます。
(【子供の科学】 幽霊っているの?【サイエンスで解明】”. Fujisan trends.2019年02月19日より)』



幽霊の声の正体は、マイクロ波聴覚効果だったと考えているということです。



つまり、原因不明の幽霊の声を怖がる理由はなかったってことですね。



幽霊の声を聞いてしまったら、怯えながら押し入れを確認するのではなく、マイクロ波の元を探して、声のような音が聞こえてる元を断ってください。



そうすれば幽霊の声とおさらばできるはずです(*´∀`*)ノ


もし、マイクロ波の元が見つからなかったら…逃げてくださいε=┌( ・_・)┘。


それは、本当に幽霊の声である可能性が高いです。







【『幽霊は絶対にいる』研究結果】



先程までの「幽霊は信じない」の研究結果を読んで、幽霊って存在しないんじゃん!とホッとしている皆さん。


幽霊の存在を科学的に肯定している研究結果があります。


「幽霊は信じない」の研究結果とは対照的に、生命の本質的な部分から、「幽霊は絶対に存在する」と考える人がいるのです。


生命の本質的な部分は「タンパク質」です。


タンパク質は、地球上でいろいろな要素が作用して誕生しました。


このタンパク質から生命が誕生し、さらにそこから人間が誕生した過程には、神の意志があったと考えられています。


生命の誕生がただの奇跡なら、ここまで長い時間、地球に生命体が存在し続けることはなかったと思います。


そして、命はいつか尽きます。


その時に魂はどこにいくのか、それは「空」です。


その、「空」に還るまでの過程を、仏教の般若心経をもとに考えると、幽霊が地球上にいることが当たり前という考えに至るそうです。



『仏教の般若心経に「空即是色、色即是空」とあるが、今述べたように「空」(何もない、見えないと思われる物)から「色」(糖分、脂肪、タンパク質、生命<植物、動物など形があるもの>)ができたことを表している。

「空」から「色」ができるときに働いたのが「宇宙のエネルギー=spirit=霊=神」である。


この宇宙のエネルギーをわかりやすくいえば「気」、つまり「電気」で代表されるエネルギーと考えられる。

心電図、筋電図、脳波から察すると我々の体の臓器、器官、細胞は電気の力で働いていることがわかる。心臓が停止したときにはAED(自動体外式除細動器)により電気を心臓に流して蘇生を図る。

こう見てくると、我々の体(色)に寿命がきた場合、肉体は土に還る(土葬されると土の成分ミネラルになる。火葬されると骨と灰というミネラルになる)が、精神(霊)は色(形、生命を生み出した原動力=宇宙のエネルギー=霊(界)=神)、つまり「空」へ還っていくと考えられる(色即是空)。
(石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士.“世界的な科学者たちが「幽霊」を信じている理由”. Buisiness Journal. 2018年08月20)より』



幽霊の正体は、成仏に失敗し、地球に取り残された魂。


成仏できなかったら、憂さ晴らしに悪さの1つや2つしたくなりそうです。


幽霊が絶対に存在するという事実が揺らがないのであれば、私たちにできることは1つだけ。日頃の行いに気をつけることです。


誰からも恨まれないように生活すれば、幽霊から悪さをされたり、驚かされたりすることもなくなるかもしれません。


でも、幽霊が絶対に存在するなんて信じたくないです…。








【最後に】



みなさんは、幽霊を信じますか? 今回、科学者が真剣に研究した結果、


・幽霊はおらず、脳やマイクロ波の影響である

・生命の本質から考えて、幽霊がいることは大いに有り得る


という見解にわかれました。


信じるも信じないもあなたしだいです…。



今回のブログは、以上です。










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