2021年09月20日
【BTSが国連で演説!】BTSの演説内容と国連のイベント『SDGs』とは?
世界的に人気の韓国発7人組男性グループ「BTS(防弾少年団)」が2021年9月20日午前(日本時間同日夜)、米ニューヨークの国連本部で、SDGsの関連イベントに登壇し演説を行いました。
リーダーのRM(本名=キム・ナムジュン)さんは「(新型コロナウイルスの影響で)世の中は止まったと思ったが、少しずつ前に進んでいる」と訴えました。
若者に人気が絶大のBTSが参加した、国連のイベントSDGsとは、一体何なのでしょうか?
今回は、BTSが国連で演説した内容とSDGsについて、紹介します。
【目次】
1,BTSの国連への参加の目的と演説内容
2,SDGsとは?
3,最後に
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【BTSの国連への参加の目的と演説内容】
*朝日新聞デジタルから引用
今回、BTSは文在寅(ムンジェイン)大統領から「未来世代と文化のための大統領特使」に任命されました。
国連を訪れるのは3年ぶりになるそうです。
国連本部で最も広い総会議場が会場となりましたが、新型コロナウイルス対策のため入場は厳しく規制され、グテーレス国連事務総長や文氏ら数十人だけが演説を見守りました。
演説は「未来」をテーマに進められました。
黒のスーツ姿で登壇したメンバーは「私は昨日と同じなのに、一瞬にしてパラレルワールドに来たように世の中が変わってしまった」「長い間準備してきたコンサートツアーが中止になってしまって悔しい思いをした」などとコロナ禍によって失われたものを嘆きました。
一方、「未来についてあまり暗く考えないで」「可能性と希望を信じれば、予想外の状況でも、道に迷うのではなく新しい道を発見するようになる」と前向きなメッセージも送り、若者世代について「ロストジェネレーションではなく、ウェルカムジェネレーションという方がふさわしい」と指摘しました。
変化におびえるよりも、それを歓迎しながら前進する必要性を説きました。
メンバーは7人全員が事前にワクチンを接種したそうです。
「ワクチンの接種はファンに会うため、この場に来るためのチケットだったと思う」「新しい日常を続けるための努力が続いている」などと語り、演説後には、直前に国連本部で録画されたとみられる7月発表の新曲「Permission to Dance」が披露されました。
国連では2021年9月21日から各国の首脳らによる一般討論演説が始まり、この時期は「ハイレベルウィーク」と呼ばれます。
イベントは「SDGモーメント」と題され、新型コロナウイルスにいかに向き合い、SDGsの取り組みを加速させるか、各国の首脳や国連幹部らが議論することになっています。
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【SDGsとは?】
今回、BTSか参加した国連のイベント『SDGs』について説明します。
SDGsとは、SDGs:Sustainable Development Goalsの略で、日本語で、『持続可能な開発目標』と訳します。
SDGsは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもので、日本としても積極的に取り組んでいます。
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【最後に】
世界的に若者を中心に人気絶大のBTSの国連での演説は、かなりのインパクトがありました。
新型コロナウイルスで、いろんな機会を失った若者に向け、前向きな演説は、一個人としても、素晴らしいと感じました。
新型コロナウイルスで、これまでといろんなことが大きく変わりましたが、この変化を前向きにより良いものに変えていけるのは、若者だと思います。
BTSの今回の国連演説をきっかけに、多くの若者が感化され、新しい時代を切り拓いていくきっかけになればと思います。
今回のブログは、以上です。
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