2014年01月07日
ダメージヘアには丁寧なケアが大切
健康な髪は、何層にも重なりあったキューティクルが
内側のコルテックスやメデュラを守ってくれています。
しかし、ヘアカラーやブリーチ、パーマなどを繰り返し行ったり、
太陽光にずっとさらされていたりすると、
だんたんとそのキューティクルがめくれあがったり、はがれたりしてしまいます。
または、キューティクル層の間にすき間ができることもあります。
キューティクルが傷んでしまうと髪はますます傷みやすくなり、
ツヤもなくなってきて、髪のパサつきや、枝毛や切れ毛の原因となってしまいます。
ヘアカラーやブリーチ、パーマを繰り返して行っていくと、
表面のキューティクルだけでなく、内側の繊維や、繊維と繊維を結びつけている
結合までが壊れてしまい、シャンプーの際に、
内部のタンパク質や脂質などが流れ出やすくなってしまうのです。
ヘアカラーやブリーチをした後に髪のパサつきを感じるのは、このせいでもあります。
また、太陽光を浴び続けると、紫外線の作用で
キューティクル層同士が浮き上がりやすくなります。
そうするとガサガサとした手触りになり、ツヤも低下してしまいます。
さらに太陽光はメラニンを分解するので、濡れたまま日光を浴びていると、
髪が変色しやすくなってしまうという恐れもあります。
髪の手触りがガサガサしてきたなと思ったら、
それ以上ダメージを与えないように気をつけなければなりません。
キューティクルに負担がかからないシャンプーや
トリートメントを選び、髪質の改善に努めましょう。
シャンプーからスタイリングまで、丁寧にケアすることが
髪のパサつきを改善する大切なポイントです。
髪のパサつきが気になっています。
低温ドライヤー、気になります。