2018年11月09日
福島記念、データ分析
福島競馬場で行われる福島記念。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA 福島記念、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1111_2/
5歳以上の馬は同年の年明け以降の戦績に注目
過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、「4歳以下」の馬が3着内率36.1%と優秀な成績を収めている。異なる世代の馬を比較する際は、若い馬を高く評価した方がよさそうだ。
なお、年齢が「5歳以上」だった馬のうち、“同年のJRA重賞”において3着以内に入った経験のなかった馬は3着内率5.1%と苦戦している。5歳以上の馬のうち、年明け以降の重賞で上位争いに食い込んでいない馬は評価を下げるべきだろう。
該当馬
エアアンセム
スティッフェリオ
キンショーユキヒメ
マイスタイル
マイネルミラノ
マルターズアポジー
メドウラーク
1マイルのレースに実績のある馬が中心
過去10年の優勝馬延べ10頭中8頭は、“4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率11.0%とやや苦戦している。舞台は福島・芝2000メートルだが、2ハロン短い1600メートルのレースに実績がある馬を重視したい。
なお、“4大場で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走の着順が4着以下だった馬の3着内率は7.8%にとどまっている。ちなみに、それらの馬は2011年以降に限れば〔0・0・1・47〕(3着内率2.1%)とさらに苦戦している。1マイルのレースにこれといった実績がなく、前走の着順もいまひとつだった馬は過信禁物だ。
該当馬
マイスタイル2
ナイトオブナイツ
マイネルハニー
マルターズアポジー2
マサハヤドリーム
外寄りの枠に入った馬が不振
過去6年の3着以内馬延べ18頭中14頭は、馬番が「1〜9番」だった。一方、「10〜16番」だった馬は3着内率9.5%と苦戦している。2桁の馬番で優勝を果たしたのは2004年のセフティーエンペラ(10番)が最後だ。もともと外寄りの枠に入った馬は苦戦していたレースだが、近年はその傾向が特に顕著なので注意しよう。
該当馬
エアアンセム2
スティッフェリオ2
キンショーユキヒメ2
ツクバアズマオー
レトロロック
マイスタイル3
ナイトオブナイツ2
マイネルミラノ2
トーセンビクトリー
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・前走1〜3着馬と重賞不出走馬
該当馬
レトロロック2
マイネルハニー2
・前走で「7番人気以下」
該当馬
キンショーユキヒメ3
ツクバアズマオー2
ナイトオブナイツ3
マイネルミラノ3
トーセンビクトリー2
ルミナスウォリアー
マルターズアポジー3
トミケンスラーヴァ
メドウラーク2
マイネルフロスト
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
キンショーユキヒメ
マイスタイル
ナイトオブナイツ
マイネルミラノ
マルターズアポジー
キンショーユキヒメは4月の福島牝馬S優勝。コースは問題なく、先行馬が揃う今回は差し脚を生かすこの馬の競馬はハマリそうな気がします。G1とダブル登録していたので体調は万全だとは思いますが、成績がムラなだけに勝負しづらい面があります。
マイスタイルは前走札幌記念9着。G1馬数頭相手に流石に分が悪かったですが、メンバー落ちの今回なら再度好走の予知はありそうです。同型の出方次第ではありますが、4月に福島民報杯2着の実績があり、コースは問題ありません。
ナイトオブナイツは近走目立った活躍はありませんが、函館の巴賞勝ちなどローカルコースはあっていそうです。瞬発力勝負では分が悪いので、先行馬が揃う展開で平均ペースの自力勝負なら活路は見出せるかもしてません。
マイネルミラノは年齢的なこともあり成績がムラになってきました。福島も福島民報杯勝ちの実績はありますが、福島重賞では苦戦。AJCCのように恵まれた単騎逃げなら良いですが、先行馬が揃っており、展開面でも厳しいでしょう。
マルターズアポジーは2年前の勝馬。条件戦を連勝した勢いで3連勝で重賞初制覇を成し遂げましたが、近走は馬券外のレースが続いており。かつての勢いはありません。スピードがありおそらくハナを切りそうですが、展開が恵まれないとこちらも厳しいかもしれません。
参照・JRA 福島記念、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1111_2/
5歳以上の馬は同年の年明け以降の戦績に注目
過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、「4歳以下」の馬が3着内率36.1%と優秀な成績を収めている。異なる世代の馬を比較する際は、若い馬を高く評価した方がよさそうだ。
なお、年齢が「5歳以上」だった馬のうち、“同年のJRA重賞”において3着以内に入った経験のなかった馬は3着内率5.1%と苦戦している。5歳以上の馬のうち、年明け以降の重賞で上位争いに食い込んでいない馬は評価を下げるべきだろう。
該当馬
エアアンセム
スティッフェリオ
キンショーユキヒメ
マイスタイル
マイネルミラノ
マルターズアポジー
メドウラーク
1マイルのレースに実績のある馬が中心
過去10年の優勝馬延べ10頭中8頭は、“4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率11.0%とやや苦戦している。舞台は福島・芝2000メートルだが、2ハロン短い1600メートルのレースに実績がある馬を重視したい。
なお、“4大場で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走の着順が4着以下だった馬の3着内率は7.8%にとどまっている。ちなみに、それらの馬は2011年以降に限れば〔0・0・1・47〕(3着内率2.1%)とさらに苦戦している。1マイルのレースにこれといった実績がなく、前走の着順もいまひとつだった馬は過信禁物だ。
該当馬
マイスタイル2
ナイトオブナイツ
マイネルハニー
マルターズアポジー2
マサハヤドリーム
外寄りの枠に入った馬が不振
過去6年の3着以内馬延べ18頭中14頭は、馬番が「1〜9番」だった。一方、「10〜16番」だった馬は3着内率9.5%と苦戦している。2桁の馬番で優勝を果たしたのは2004年のセフティーエンペラ(10番)が最後だ。もともと外寄りの枠に入った馬は苦戦していたレースだが、近年はその傾向が特に顕著なので注意しよう。
該当馬
エアアンセム2
スティッフェリオ2
キンショーユキヒメ2
ツクバアズマオー
レトロロック
マイスタイル3
ナイトオブナイツ2
マイネルミラノ2
トーセンビクトリー
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・前走1〜3着馬と重賞不出走馬
該当馬
レトロロック2
マイネルハニー2
・前走で「7番人気以下」
該当馬
キンショーユキヒメ3
ツクバアズマオー2
ナイトオブナイツ3
マイネルミラノ3
トーセンビクトリー2
ルミナスウォリアー
マルターズアポジー3
トミケンスラーヴァ
メドウラーク2
マイネルフロスト
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
キンショーユキヒメ
マイスタイル
ナイトオブナイツ
マイネルミラノ
マルターズアポジー
キンショーユキヒメは4月の福島牝馬S優勝。コースは問題なく、先行馬が揃う今回は差し脚を生かすこの馬の競馬はハマリそうな気がします。G1とダブル登録していたので体調は万全だとは思いますが、成績がムラなだけに勝負しづらい面があります。
マイスタイルは前走札幌記念9着。G1馬数頭相手に流石に分が悪かったですが、メンバー落ちの今回なら再度好走の予知はありそうです。同型の出方次第ではありますが、4月に福島民報杯2着の実績があり、コースは問題ありません。
ナイトオブナイツは近走目立った活躍はありませんが、函館の巴賞勝ちなどローカルコースはあっていそうです。瞬発力勝負では分が悪いので、先行馬が揃う展開で平均ペースの自力勝負なら活路は見出せるかもしてません。
マイネルミラノは年齢的なこともあり成績がムラになってきました。福島も福島民報杯勝ちの実績はありますが、福島重賞では苦戦。AJCCのように恵まれた単騎逃げなら良いですが、先行馬が揃っており、展開面でも厳しいでしょう。
マルターズアポジーは2年前の勝馬。条件戦を連勝した勢いで3連勝で重賞初制覇を成し遂げましたが、近走は馬券外のレースが続いており。かつての勢いはありません。スピードがありおそらくハナを切りそうですが、展開が恵まれないとこちらも厳しいかもしれません。
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