2016年06月28日
CBC賞、データ分析
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今週はラジオNIKKEI賞とともに短距離重賞CBC賞も行われます。こちらもハンデ戦となり混戦必至。JRAのデータ分析を見ながら、有力馬をピックアップしていきます。
前走の格と着順に注目
過去10年で前走がG1かG2だった馬は3着内率30.6%と好走率をマーク。前走がCBC賞よりも格の高いレースだった馬は比較的信頼できるようです。そのうち、そのレースでの着順が「7着以内」だった馬は3着内率64.3%とさらに優秀。ちなみに、2012年以降の該当馬6頭は[2-2-2-0]と、すべて3着以内に好走している。
該当馬
エイシンブルズアイ 前走高松宮記念5着
近年はやや長い距離のレースに実績のある馬が優勢
過去6年の3着以内馬18頭中、2013年2着のハクサンムーンを除く17頭は、JRAの4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた準オープンから上のクラスの芝1400〜1600mのレースで連対経験のある馬。
該当馬
エイシンブルズアイ 洛陽S(OP 1600m)2着
ベルカント フィリーズレビュー(G2 1400m)1着
サドンストーム 京王杯2歳S(G2 1400m)2着
ベルルミエール 阪神牝馬S(G2 1400m)2着
シンデレラボーイ 奥多摩S(1600万下 1400m)2着
ラヴァーズポイント 六甲アイランドS(1600万下 1400m)2着
ラインスピリット トリトンS(1600万下 1400m)1着
サクラアドニス 朱鷺S(OP 1400m)1着
軽ハンデ馬は不振
負担重量別成績を調べると「56kg未満」の牡・せん馬は3着内率7.9%と苦戦。牝馬で3着以内に入ったのは2014年1着のトーホウアマポーラのみ。近年の傾向を重視するなら、牡・せん馬は「56kg以上」、牝馬は「54kg以上」の馬を評価
該当馬 牡馬※せん馬の登録は無し
エイシンブルズアイ 57.0
サドンストーム 56.0
スノードラゴン 58.5
レッドファルクス 56.0
ワキノブレイブ 56.0
該当馬 牝馬
ベルカント 55.5
5歳馬が好成績
リニューアルオープン後の中京競馬場で行われた過去4年の年齢別成績を調べると、5歳馬が3着内率40.0%と優秀。3歳馬と8歳以上はすべて着外。
該当馬 5歳馬
エイシンブルズアイ
ベルカント
ベルルミエール
ラインスピリット
レッドファルクス
なお、G1で6着以内に入った経験があった馬を除くと、3着以内に入っているのは5歳馬だけである。
該当馬 5歳馬以外でG1で6着以内の馬
サドンストーム7歳 高松宮記念(G1)4着など
スノードラゴン8歳 スプリンターズS(G1)1着、高松宮記念(G1)2着など
脚質も重要なポイント
リニューアルオープン後の中京競馬場で行われた過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が6番手以内。また、この4頭は同年の年明け以降に4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた1600万下から上のクラスの芝1400〜1600mのレースで連対経験があった点も共通。
該当馬
ラヴァーズポイント 前走水無月S 通過2-1
ラインスピリット 前走安土城S 通過3-3
サクラアドニス 前走障害4歳上未勝利2-4-3-5
※サクラは無いような気もしますが一応該当するので。
上記データをふまえるてピックアップした馬は
エイシンブルズアイ
サドンストーム
スノードラゴン
ベルカント
ベルルミエール
ラヴァーズポイント
ラインスピリット
こんな感じでしょうか。登録馬13頭と少頭数。まぎれがありそうで波乱の予感もします。
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