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2019年02月13日

前腕を鍛える ウルナフレクション

今回はウルナフレクションの説明をしていきます。ウルナフレクションは前腕を鍛える種目で、以前説明したラジアルフレクションの反対の動きをするトレーニングです。

ラジアルフレクション同様、前腕の筋肉と同時に手首も鍛えることができるので、スポーツでのパフォーマンスアップやケガの防止につながります。
前腕4.jpg

鍛えられる部位
前腕屈筋群  前腕屈筋群は前腕の手のひら側についている8個の筋肉の総称で、手首を手のひら側に曲げたり物を握る動作で使います。筋トレではもちろん、スポーツや日常生活でも頻繁に使う筋肉です。

前腕伸筋群  前腕伸筋群は前腕の手の甲側についている11個の筋肉の総称で、手首を手の甲側に曲げる時や物を握る時に使います。前腕屈筋群同様、筋トレやスポーツ、日常生活といった様々な場面で使われる筋肉です。


やり方
@ダンベルのプレートを全て外してシャフトだけにします。負荷を高めたい場合は片側にプレートを付けます。

A立った状態でシャフトのプレートを付けてない方を片手で握り、シャフトの反対側が後ろに向くようにして、腕をまっすぐ下ろします。プレートを付けてない場合は、どちらでもいいのでシャフトの端を片手で握り、反対側を後ろに向けます。

B腕を固定して手首を使ってシャフトを後ろに持ち上げ、限界まで上げたら完全に下ろし切る少し手前まで、ゆっくり下ろしていきます。


ウルナフレクションの動画



負荷設定と回数
以下の数字を目安に負荷設定して、限界まで追い込むようにしてください。RMというのはギリギリできる回数の事です。例えば5RMだったら5回ギリギリできる負荷ということになります。

目的               RM
筋力アップ            1〜4
筋肥大                 5〜14
筋持久力アップ (引き締め)     15〜

RMの詳しい説明はこちら⇒筋トレの基本知識 RM



注意点
・目的の部位を意識してやる
目的の部位を意識しているかしていないかで、トレーニングの効果が変わってくるので、しっかり目的の部位を意識しながらやりましょう。

・負荷設定を慎重に行う
手首はデリケートな関節なので負荷設定は慎重に行い、関節への負担を考慮しながら無理のない範囲で行うようにしましょう。

・ゆっくり下ろす
下ろす時に重力に任せて下ろすと負荷が抜けてしまいます。また勢いよく下ろすと手首に負担がかかるので、ゆっくり下ろすように意識しましょう。

・腕を固定して行う
動作中に腕を動かしてしまうと前腕から負荷が逃げてしまうので、腕は動かさずに固定した状態で手首だけ動かして行うようにしましょう。

・シャフトを完全に下ろし切らない
シャフトを下ろす際に完全に下ろし切ってしまうと負荷が抜けてしまうので、完全に下ろし切る少し手前で止めるように注意しましょう。


終わりに
今回はウルナフレクションの説明をしました。腕の筋肉というと上腕の筋肉をまず思い浮かべる方が多いと思いますが、前腕は割と人に見られる機会が多いのでボディメイクする上で重要だと思います。

半袖の服を着ている場合上腕は半分ぐらい隠れますが、前腕は全部見えます。長袖の服を着ていても袖をまくって見えることもありますし、上腕よりも人に見られる機会が多い筋肉です。

また前腕の筋肉が好きという女性は意外と多いです。前腕の筋トレは地味なものが多いですが、男性の方は鍛える価値があると思います。
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