京都刑務所の刑務官が、受刑者に対して「モノマネをしろ」などと不当な指示を連発していた事態が発覚しました
京都市山科区に建てられている京都刑務所に所属する刑務官が、複数の受刑者に対して「マスクがずれていた」などと難癖をつけて、罰ゲームとして一発芸をやるように強要していました。
京都刑務所の男性刑務官から不当な強要ハラスメント行為を受けていたのは、5名の受刑者が詰め込まれていた雑居房で、
公談が許可された時間なのに「話し声えが大きい」
コロナ対策として着用が義務化されている「マスクがずれて鼻が出ていた」
などと言いがかり的な指摘をして、
「減点されたくなければ一発芸をしろ」
などと男性受刑者2人に対して、女優や怪獣のモノマネをやらせていたようです。
懲罰にならない程度の軽微な問題行為であれば点数を減点されて、減点数が増えた場合の罰として、テレビの視聴を制限するなどの制度があります。
刑務官から人権弾圧被害を受けた元男性受刑者のコメント
「ゴジラが出てきたところで、びっくりするものまねなんやろうと刑務官が言い出して、お前がしろといわれたんです」
「刑務官が楽しがっているのか何のためにやっているのか、僕にも理解ができないですけど」
京都刑務所のコメント
「公表する事案ではないので回答は差し控える」
「監獄法」から「刑事施設収用法」に切り替わった際に、懲役の点数制度が強化されました
その弊害でしょう
どのような制度でも、運用する人間に問題があれば機能しないのです
昔は1級になれば懲罰等をやらかさなければ降級することは無かったのですけど
今では点数制度になったので、1級を維持できるエリート懲役はごく少数になりました
刑務官の指示に従わなければ「指示違反」として懲罰対象になります
この刑務官は懲戒処分とするべきでしょう
マスクがズレていたという事ですけど、コロナ対策で配布されたのは懲役があり合わせの材料で制作した布マスクです
ガーゼを重ね合わせてウエスト用のゴム紐を縫い付けだけの代物です
懲役製マスクを手洗いするとゴム紐が伸びてくるのです
それは正しく顔に着けてもズレるでしょう
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