長野県では、標識の無い交差点で「一時停止」違反として、記録が残る範囲で73人を摘発して違反キップを出していました
長野県内の横断歩道標識の不備が判明した交差点の一つで、横断歩道のある道路に左折しようとする車から標識が見えるように設置されていない状態でした。
長野県警交通規制課などは2023年3月24日までに、少なくとも県内46か所の信号機のない交差点で、横断歩道標識の不備があったと発表しました。
これらの交差点では、一時停止を怠ったとして検挙された運転者73人の違反を取り消すとしています。
道交法では、運転者の見える位置に標識を設置することを定めていますが、長野県長野市や長野県松本市など24市町村の46か所の交差点で未設置だったことが確認されました。
他の県警で同様の事例があった事を受けて、長野県が調査を行ったところ判明しました。
長野県警は、道交法違反の法的要件を満たしていないとして、誤認摘発していた73人に謝罪するとともに、反則金合計約65万円を返還する方針です。
長野県警は、ホームページで該当する横断歩道を公開しており、違反の記録が残っていない2016年以前の対象者については、申し出を受けて個別に対応するとしています。
長野県警交通規制課のコメント
「取り締まりを受けた方々をはじめ、県民のみなさまに深くおわび申し上げる」
「摘発は間違いでした。違反金は返します」
これだけで済まされる社会を、後世に残してはいけません
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