2018年09月01日
保育園、幼稚園の先生と話してみて感じた事
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私、「桃の助」は言語聴覚士として保育園や幼稚園に訪問する事があります。
最近、保育園の先生や幼稚園の先生とじっくりお話しする機会が何度かありました。
保育園や幼稚園を4月からだけでも15か所ほど訪問させて頂いています。
その中で、感じた事や思った事を本日は書きたいと思います。
訪問してまず感じる事は、園によって特色が違うこと。
ノビノビとその子の個性を大事に保育を行っている園もあれば、規則正しく律する園もあります。
どちらが正しいとか、どちらが間違っているということは判断できませんし、どちらとも正解だと思います。
ノビノビと個性を大切にする園では、活発で個性豊かな子へと成長すると思います。
その反面、やや落ち着きのないお子さんになる可能性もあります。
規則正しく律する園では、集団行動における協調性を育むことができると思います。
その反面、小さい頃から協調性を育むという事は、子どもにとってややストレスがかかる環境であるともいえます。
どういった方針で行うにせよ、子どもたちが「たのしい!」「いきたい!」と思える園であれば、特に問題は無いと思います。
私が訪問した際の、園の態度も様々でした。
素っ気ない態度で事務的な対応をされた時には、一番がっかりしました。
その時にはわが子をこの園に預けなくてよかったと思った瞬間でした。
逆に、応接室まで通してもらい、話を聞いて熱心に質問をしてくる園もあります。
その時にはできる限り私が知り得る知識を先生方に伝達するように心掛けています。
そういった様々な園の先生とお話しをした中で感じた事は、@言語聴覚士という職業がまだまだあまり知られていないという事実、A発達の遅れが疑われる園児への対応に困っている、B先生方がどう障がい児に対応すればいいか困っている、という点でした。
@言語聴覚士の認知度の低さ
これについては、園に限らず世間一般的に認知度は低いですね。
「病気になって言語聴覚士を初めて知った」
「こういった仕事もあるんですね」
なんて言葉は何度も言われてきました。
もう慣れっこです笑
しかし、園の先生には言語聴覚士という仕事をしっかりと理解してほしいと思います。
園では保育がメインです。
障がい児には保育と言語訓練が必要です。
園と病院で情報共有して、協力してサポートする体制をとっていく必要があります。
なので、先生方には言語聴覚士がどういった仕事をしているのか、ある程度理解してもらう必要があると感じました。
A発達の遅れが疑われる園児への対応
これについては、なかなかナイーブな問題と思います。
自治体で行われる発達健診で、指摘があったにもかかわらず、親御さんが適切な対応をされない事が多いそうです。
親「まだ3歳だからもうすぐ話し始めるだろう」
親「うちの子に限って発達障がいなんて…」
という風に、楽観的な考えや、否定的な考えをお持ちの方が多いそうです。
そういった場合には先生方も話はするが、積極的に病院受診を促すことは難しいようです。
確かにそうですよね。
親御さんが熱心で状況を理解していれば話は進めやすいですが、楽観的な考えや否定的な考えの場合には難しくなると思います。
先生方が病院受診を積極的に勧めることで、親御さんと園とでトラブルになる可能性もあります。
そういった実状もあって、なかなか発達障がいが疑われる親御さんには勧める事ができないようです。
B先生方の障がい児への対応
これもよく質問される内容です。
先生方によっては、発達障がいの内容をほとんど知らない先生もいますが、けっこう知っている先生もいます。
しかし、知っている先生でさえ対応については困る事があるようです。
でも、そういった先生から質問を受け、どういった対応をとっているか話を聞くと、だいたい正しい接し方や指導方法を考えています。
そこで、私は先生方に、「自分の考えに自信をもってください」と言いたいです。
というか、ほぼ毎回、そういったニュアンスの話をしています。
もし、園の先生がこのページを見ていれば、自分の考えは合っているはず!と自信をもって子どもに接してあげて下さい!
本日は、雑談形式でお話しをしました。
園を訪問して思ったことはこのほかにもあるので、またいつか書ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!
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最近の活動
私、「桃の助」は言語聴覚士として保育園や幼稚園に訪問する事があります。
最近、保育園の先生や幼稚園の先生とじっくりお話しする機会が何度かありました。
保育園や幼稚園を4月からだけでも15か所ほど訪問させて頂いています。
その中で、感じた事や思った事を本日は書きたいと思います。
訪問してまず感じる事は、園によって特色が違うこと。
ノビノビとその子の個性を大事に保育を行っている園もあれば、規則正しく律する園もあります。
どちらが正しいとか、どちらが間違っているということは判断できませんし、どちらとも正解だと思います。
ノビノビと個性を大切にする園では、活発で個性豊かな子へと成長すると思います。
その反面、やや落ち着きのないお子さんになる可能性もあります。
規則正しく律する園では、集団行動における協調性を育むことができると思います。
その反面、小さい頃から協調性を育むという事は、子どもにとってややストレスがかかる環境であるともいえます。
どういった方針で行うにせよ、子どもたちが「たのしい!」「いきたい!」と思える園であれば、特に問題は無いと思います。
園の先生と話して感じた事
私が訪問した際の、園の態度も様々でした。
素っ気ない態度で事務的な対応をされた時には、一番がっかりしました。
その時にはわが子をこの園に預けなくてよかったと思った瞬間でした。
逆に、応接室まで通してもらい、話を聞いて熱心に質問をしてくる園もあります。
その時にはできる限り私が知り得る知識を先生方に伝達するように心掛けています。
そういった様々な園の先生とお話しをした中で感じた事は、@言語聴覚士という職業がまだまだあまり知られていないという事実、A発達の遅れが疑われる園児への対応に困っている、B先生方がどう障がい児に対応すればいいか困っている、という点でした。
@言語聴覚士の認知度の低さ
これについては、園に限らず世間一般的に認知度は低いですね。
「病気になって言語聴覚士を初めて知った」
「こういった仕事もあるんですね」
なんて言葉は何度も言われてきました。
もう慣れっこです笑
しかし、園の先生には言語聴覚士という仕事をしっかりと理解してほしいと思います。
園では保育がメインです。
障がい児には保育と言語訓練が必要です。
園と病院で情報共有して、協力してサポートする体制をとっていく必要があります。
なので、先生方には言語聴覚士がどういった仕事をしているのか、ある程度理解してもらう必要があると感じました。
A発達の遅れが疑われる園児への対応
これについては、なかなかナイーブな問題と思います。
自治体で行われる発達健診で、指摘があったにもかかわらず、親御さんが適切な対応をされない事が多いそうです。
親「まだ3歳だからもうすぐ話し始めるだろう」
親「うちの子に限って発達障がいなんて…」
という風に、楽観的な考えや、否定的な考えをお持ちの方が多いそうです。
そういった場合には先生方も話はするが、積極的に病院受診を促すことは難しいようです。
確かにそうですよね。
親御さんが熱心で状況を理解していれば話は進めやすいですが、楽観的な考えや否定的な考えの場合には難しくなると思います。
先生方が病院受診を積極的に勧めることで、親御さんと園とでトラブルになる可能性もあります。
そういった実状もあって、なかなか発達障がいが疑われる親御さんには勧める事ができないようです。
B先生方の障がい児への対応
これもよく質問される内容です。
先生方によっては、発達障がいの内容をほとんど知らない先生もいますが、けっこう知っている先生もいます。
しかし、知っている先生でさえ対応については困る事があるようです。
でも、そういった先生から質問を受け、どういった対応をとっているか話を聞くと、だいたい正しい接し方や指導方法を考えています。
そこで、私は先生方に、「自分の考えに自信をもってください」と言いたいです。
というか、ほぼ毎回、そういったニュアンスの話をしています。
もし、園の先生がこのページを見ていれば、自分の考えは合っているはず!と自信をもって子どもに接してあげて下さい!
おわりに
本日は、雑談形式でお話しをしました。
園を訪問して思ったことはこのほかにもあるので、またいつか書ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!
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