2018年08月19日
今日は8月19日、819(バイク)の日 バイクの運転再開について
皆さんこんにちは!
当サイトを運営している桃の助です!
今日は8月19日、語呂合わせで「バイクの日」だそうです。
全国的にいいお天気だったようで、バイク日和だったのではないでしょうか。
昼間に遠出をした時にもバイクの集団を何組か見かけました。
ちなみに私は、バイクは全く乗りません。
というか、免許を持っていません!
なので、バイクについてはあまり詳しくありません。
でも、一応車の免許もマニュアル車でとっているので、何となく構造や操作は分かります。
今日はバイクの日。
バイクの日と聞いて、5、6年ほど前に脳卒中後のバイクの運転再開の方のリハビリを担当したことを思い出しましたので、少し書きたいと思います。
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高次脳機能の評価については、自動車運転再開時の高次脳機能評価と同程度の基準で大丈夫と思われます。
自動車運転再開とバイク運転再開時の評価に違いがあるのは、身体機能面の評価です。
自動車運転に比べ、バイク運転再開時にはよりシビアに評価する必要があります。
自動車の運転再開は座ったまま出来るので、身体面に求められる機能は限局されています。
しかし、バイクの運転再開は身体面に求められる機能は多岐にわたります。
車の場合は、座席に背もたれがあるので、よりかかる事によって体を安定させることができます。
体幹が安定する事によって、上肢の運動や下肢の運動が行いやすくなります。
しかし、バイクの場合は、シートに腰掛けるだけのため、自分で常に体を一定の位置で安定させる必要があります。
また、クラッチ操作やギア操作、重心移動、アクセル操作、ブレーキ操作など、全身を上手く使いながら行う必要があるのです。
私が以前担当した患者さんは、自宅退院し、復職し、自動車運転を再開する状態までなりましたが、バイクの運転には多少の難点が残りました。
バイクの運転自体は出来るようになったのですが、ギアチェンジの際に足が上手く当てることができない事があるという報告を受けています。
それによって事故を起こしそうになる事は無いとのことでしたが、やはり操作性の難しさは自動車よりバイクの方があるようです。
ただし、身体機能が年齢平均のレベルに達していても高次脳機能障害がやや残存している場合には注意が必要です。
しかし、自動車運転同様、バイクの運転でも手続き記憶が運転の技能にかなりのウェイトを占めているので、検査点数が若干足りていない場合でも必ず一度は実車評価を行った方がいいと思います。
院内の検査ではクリアした場合でも、実車評価で危険行動が見つかる場合もあります。
逆に、検査でグレーゾーンにいる場合でも、実車評価では何の問題もなく運転できる場合もあります。
なので、グレーゾーンの患者については一度実車評価をする事をおすすめします。
今日は8月19日、バイクの日です。
久しぶりに脳卒中後のバイク運転再開の事を思い出したので、書かせていただきました。
自動車運転とともにバイクの運転再開についてはまだまだ研究途中の分野です。
評価のゴールドスタンダードは確率されていないので、慎重に評価は進めていきたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!
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当サイトを運営している桃の助です!
今日は8月19日、語呂合わせで「バイクの日」だそうです。
全国的にいいお天気だったようで、バイク日和だったのではないでしょうか。
昼間に遠出をした時にもバイクの集団を何組か見かけました。
ちなみに私は、バイクは全く乗りません。
というか、免許を持っていません!
なので、バイクについてはあまり詳しくありません。
でも、一応車の免許もマニュアル車でとっているので、何となく構造や操作は分かります。
今日はバイクの日。
バイクの日と聞いて、5、6年ほど前に脳卒中後のバイクの運転再開の方のリハビリを担当したことを思い出しましたので、少し書きたいと思います。
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バイク運転再開時の高次脳機能
高次脳機能の評価については、自動車運転再開時の高次脳機能評価と同程度の基準で大丈夫と思われます。
自動車運転再開とバイク運転再開時の評価に違いがあるのは、身体機能面の評価です。
自動車運転に比べ、バイク運転再開時にはよりシビアに評価する必要があります。
自動車運転再開よりシビアなバイク運転再開
自動車の運転再開は座ったまま出来るので、身体面に求められる機能は限局されています。
しかし、バイクの運転再開は身体面に求められる機能は多岐にわたります。
車の場合は、座席に背もたれがあるので、よりかかる事によって体を安定させることができます。
体幹が安定する事によって、上肢の運動や下肢の運動が行いやすくなります。
しかし、バイクの場合は、シートに腰掛けるだけのため、自分で常に体を一定の位置で安定させる必要があります。
また、クラッチ操作やギア操作、重心移動、アクセル操作、ブレーキ操作など、全身を上手く使いながら行う必要があるのです。
私が以前担当した患者さんは、自宅退院し、復職し、自動車運転を再開する状態までなりましたが、バイクの運転には多少の難点が残りました。
バイクの運転自体は出来るようになったのですが、ギアチェンジの際に足が上手く当てることができない事があるという報告を受けています。
それによって事故を起こしそうになる事は無いとのことでしたが、やはり操作性の難しさは自動車よりバイクの方があるようです。
ただし、身体機能が年齢平均のレベルに達していても高次脳機能障害がやや残存している場合には注意が必要です。
しかし、自動車運転同様、バイクの運転でも手続き記憶が運転の技能にかなりのウェイトを占めているので、検査点数が若干足りていない場合でも必ず一度は実車評価を行った方がいいと思います。
院内の検査ではクリアした場合でも、実車評価で危険行動が見つかる場合もあります。
逆に、検査でグレーゾーンにいる場合でも、実車評価では何の問題もなく運転できる場合もあります。
なので、グレーゾーンの患者については一度実車評価をする事をおすすめします。
おわりに
今日は8月19日、バイクの日です。
久しぶりに脳卒中後のバイク運転再開の事を思い出したので、書かせていただきました。
自動車運転とともにバイクの運転再開についてはまだまだ研究途中の分野です。
評価のゴールドスタンダードは確率されていないので、慎重に評価は進めていきたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!
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