2016年11月15日
タンパク質不足と糖分過多
平成25年(2013年)12月17日。
血液検査の結果を聞くため、Sクリニックを受診しました。
ヘモグロビンやフェリチンの値の前に、まずH医師が注目したのは、
「尿素窒素」「GOT」「GPT」の3つの値でした。
なぜ、H医師が注目したかについてお伝えする前に、
これらの検査項目について、簡単に説明しますね。
まずは、「尿素窒素」から説明しますと、
これはタンパク質の摂取量を示す項目で、正常値は20以上です。
当時の私の数値は11.4で、明らかなタンパク質不足でした。
実は、粘膜下筋腫と診断された後、私はタンパク質の摂取を
極端に控えるようになりました。
というのも、子宮筋腫に関するネットの記事や本などには、
「動物性タンパク質を摂取すると、子宮筋腫ができる」
「動物性タンパク質の摂取を減らしたら、
子宮筋腫が小さくなった」
など、動物性タンパク質、つまり肉や魚が
子宮筋腫の諸悪の根源のように書かれていたからです。
子宮筋腫の摘出手術を受ける前はもちろん、
摘出後も再発を怖れ、肉や魚をほとんど食べていませんでした。
ですので、医師から「タンパク質が不足している」と、
指摘されたのは当然のことだったのです。
続いて、「GOT」と「GPT」の説明に移りますね。
健康診断の簡易血液検査でも検査をする項目ですので、
目にしたことのある方は多いと思います。
これらの2つの数値は、肝臓が健康な状態の場合は、
GOT>GPTという関係になり、
GOTの方が数値が高くなります。
ところが当時の私の数値は、GOTが28でGPTが33。
GPTの方が5も数値が高い状態でした。
GOT<GPTの場合は糖分過多、つまりは食事から摂る
糖分の摂取量が多い状態を示しています。
H医師からこうした説明を受け、糖分過多だと言われた時、
私はこう言いました。
「先生、私はふだん、ほとんど甘いお菓子を買っていません。
代わりによく、おせんべいを食べていますので、
なぜ糖分過多と言われてしまうのか、
自分ではわからないのですが…」
すると、H医師からはこんな答えが返ってきました。
「おせんべいは、糖分ですよ。
糖分というのは、炭水化物のことです。
ご飯、パン、パスタ、カレーライス、ラーメン、おそば・・・」
最近は、よくCMなどでも盛んに「脂肪と糖分の吸収を抑える」、
「糖分の摂りすぎに注意」などと言われていますが、
当時はまだ、糖分=炭水化物ということを
知る機会がなかったのです。
「それで、タンパク質不足と糖分過多が、
鉄欠乏性貧血とどう関係があるの?」
と、疑問に思われた方が多いと思います。
次の記事で、その答えをお伝えしたいと思います。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
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ヘモグロビンやフェリチンの値の前に、まずH医師が注目したのは、
「尿素窒素」「GOT」「GPT」の3つの値でした。
なぜ、H医師が注目したかについてお伝えする前に、
これらの検査項目について、簡単に説明しますね。
まずは、「尿素窒素」から説明しますと、
これはタンパク質の摂取量を示す項目で、正常値は20以上です。
当時の私の数値は11.4で、明らかなタンパク質不足でした。
実は、粘膜下筋腫と診断された後、私はタンパク質の摂取を
極端に控えるようになりました。
というのも、子宮筋腫に関するネットの記事や本などには、
「動物性タンパク質を摂取すると、子宮筋腫ができる」
「動物性タンパク質の摂取を減らしたら、
子宮筋腫が小さくなった」
など、動物性タンパク質、つまり肉や魚が
子宮筋腫の諸悪の根源のように書かれていたからです。
子宮筋腫の摘出手術を受ける前はもちろん、
摘出後も再発を怖れ、肉や魚をほとんど食べていませんでした。
ですので、医師から「タンパク質が不足している」と、
指摘されたのは当然のことだったのです。
続いて、「GOT」と「GPT」の説明に移りますね。
健康診断の簡易血液検査でも検査をする項目ですので、
目にしたことのある方は多いと思います。
これらの2つの数値は、肝臓が健康な状態の場合は、
GOT>GPTという関係になり、
GOTの方が数値が高くなります。
ところが当時の私の数値は、GOTが28でGPTが33。
GPTの方が5も数値が高い状態でした。
GOT<GPTの場合は糖分過多、つまりは食事から摂る
糖分の摂取量が多い状態を示しています。
H医師からこうした説明を受け、糖分過多だと言われた時、
私はこう言いました。
「先生、私はふだん、ほとんど甘いお菓子を買っていません。
代わりによく、おせんべいを食べていますので、
なぜ糖分過多と言われてしまうのか、
自分ではわからないのですが…」
すると、H医師からはこんな答えが返ってきました。
「おせんべいは、糖分ですよ。
糖分というのは、炭水化物のことです。
ご飯、パン、パスタ、カレーライス、ラーメン、おそば・・・」
最近は、よくCMなどでも盛んに「脂肪と糖分の吸収を抑える」、
「糖分の摂りすぎに注意」などと言われていますが、
当時はまだ、糖分=炭水化物ということを
知る機会がなかったのです。
「それで、タンパク質不足と糖分過多が、
鉄欠乏性貧血とどう関係があるの?」
と、疑問に思われた方が多いと思います。
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